猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

さよなら三つの薔薇

2006年01月07日 02時51分32秒 | ガーデニング
昨年秋の、およそ一ヶ月以上にも渡ったベランダ塗り替え工事の結果。
避難生活を送っていた鉢の中の、薔薇三種がダメになってしまった。

それはたぶん、日照の問題。
長雨と、私の手入れ不足。
もろもろの原因が重なってのことだと思う。
もともと、虚弱だったものを半ば強制的に生き返らせたペルディータ姫(眠れる美女・前編 眠れる美女・後編)を筆頭として、数年に渡って我が家を彩ってくれたノーブルアントニー、昨年春に買ったばかりのグラミスキャッスル。
この三種が、我が家のベランダから消えてしまうこととなった。

年末から延び延びになっていた剪定と植え替えを、本日ようやく一挙に済まし、別れを告げた薔薇への感傷にしばし浸る。
すっきり、春を待つに相応しい姿となった、生き残りの薔薇たちへ希望をつなぎながら.....。

また、薔薇を育て始めた当初から欲しかったアンブリッジローズをいよいよ手に入れ、新しい出会いに胸はときめく。
春になれば.....
あの、やさしく淡い、「ふれなば落ちん」といった風情の美しい花と、出会うことが出来るのだ。

しかし、美しい花を見るためには、棘と戦う必要もまたアリ。
植え替えで傷だらけになった私の手は、現在見るも無残な有様だ。
おまけに、つる薔薇アトールの誘引ではビヨヨ~ンと伸びるつると格闘するのに、幾度となく顔がピンチに。
全部しっくり収めるまでには、プロボクサーのような身のこなしが必要となった(笑)

春がきたら。
新入りアンブリッジローズの他にも、かねてよりの住人、アブラハムダービー、パットオースチン、ジュリア、アプリコーラ、アトール99が美しい花を見せてくれるだろう。
お尻をあげるまでが長かった植え替えも、始めてしまえばアッという間に終わってしまい、なんだか物足りないくらいだ。
何より、ここから先はそうそうベランダの塗り替えもないだろうから、心置きなく手入れをし、育ててやることが出来る。
さてさて、今年も気難しい姫たちを上手に咲かせることが出来ますかどうか。

ところで。
別れがあれば出会いもある。
なんて.....

「別れを告げた薔薇があった空きスペースに何を置こう?」

そんなことを画策している私って.....冷たいヤツ?
(もう一度グラミスと、憧れのフランシスデュブリュイ、モーティマーサックラーが欲しい~!)
コメント (6)
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