猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

営業電話で仕事が進まず。

2020年03月26日 16時44分17秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

「乗り換えませんか?」

「お安くなります」

「提携を...」

「集客upが!」

「宣伝しましょう!」

「買って下さい」

 

...うるせえ!!

用があったらこっちからかけるわ!

 

 

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あれから10年。

2020年03月22日 03時44分08秒 | つぶやき

 

 

 

「ここ。『何がやりたい店なんだかさっぱりわかんない」ってさ。みんな言ってるよ」

 

...店を始めたばかりの頃。

 

とあるお客様が鼻で笑いながら、そう言ってきたのを覚えている。

 

なぜ、その人が、

わざわざ客として金を払ってまで、

そんなことを言いに来たのかは、今でもわからないが。

 

とにかく、新参である我々に対して好意的でないのは、

明らかに伝わってきた。

 

飲み屋街として、

勢いが落ちつつはあっても、歴史のある町で。

 

新店が出来れば、

すぐに情報が伝わる頃であったのも、

そんな洗礼を受けた理由のひとつだったのかもしれないが...

 

対するゴンザの『答え』があまりに意外だったので、

相手もどうしていいのかわからない様子になった。

 

曰く、

「何がやりたいのかなんて、僕にだってわからないんだから、

他人にわかるわけがないじゃないですか」

 

と。

 

...あれから10年。

 

『何がやりたい店なんだかさっぱりわからない』

 

と我々を指して言っていた人々が、

今どうしているかはわからないが、

実は、我々自身も未だ、

ある意味、何がやりたいかわからずにいる。

 

やりたいことは毎日変わり、

新しい日々は勉強で、

その時々にやれること、やらなければならないこと、

求められることは違ってくると、

やればやるほど思うからだ。

 

もし、

「これです!」

「これでいい」

と、答えを出してしまったら、

我々はきっと、大切なものを失うだろう。

 

ただ、来て下さる皆様に楽しんで頂くための原動力と、

自分たち自身への疑問を。

 

一年。

 

また一年。

 

...そして十年。

 

店を守るために、ある意味図々しくなり、

時に敵を作ることもあるが。

 

これからも『やりたいこと』を追い求めて、

楽しく仕事が出来たらと思う。

 

ちなみにここ数日、

ゴンザが目指しているのは、

『自分で育てた天然酵母で完璧なカンパーニュを焼くこと』である様子。

 

...まあ頑張れ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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10周年。

2020年03月17日 05時27分50秒 | つぶやき

 

お花やお祝いを贈って下さった皆様。

お客様、そして応援して下さるすべての皆様に。

本当にありがとうございました!

 

 

「何で野毛なの!?」

「何で今なの!?」

 

10年前。

 

店を始める時には、色々な人からそう言われた。

 

東横線の桜木町駅が廃止され、

ちょうど、

『野毛の飲み客が減少しつつある』

と、言われていた頃だ。

 

ただ、若い経営者の店はチラホラ出てきていて。

 

それは前述した理由や、

時の流れによる世代交代から、

『家賃も安く、物件が借りやすかった』

という事情も関係したと思われるが、

とにかく、立ち飲みバルの先駆者ともいえる、ある店が、

連日、超満員であることは知られていた。

 

我々はといえば。

 

前の職場を辞めたゴンザの、独立を考えたはいいが、

はて、どうしていいか、右も左もわからず。

 

周囲の皆さんの力を借りながら、試行錯誤の状態であった。

 

そして、そんな中、不動産屋が見つけてくれたのが、

今の場所だったのであるが、

当時のそこは、

隣はビデオ屋、逆サイドはラーメン屋、

二階はマッサージ店...

 

さらに、その他の周囲も、

古く、営業しているかどうかもわからないような店舗が多数だった。

 

実際、我々が紹介を受けた物件も、

トイレは古く、客席は狭く。 

 

だが、逆にそれが、二人で始めるには、ちょうど良くも思えた。

 

何より資金も少なかったし、

時間もなかったし、で、

手の届く範囲であったその場所に、

ほぼ即決。

 

急ぎ開店することになり。

 

一度動き始めれば、あれよあれよと工事は進んで店は完成。

(これは、工事にあたってくれた友人知人のおかげに他ならないが)

 

『店に立つ』という意味で『ズブの素人』であった私も、

気持ちの準備もへったくれもないまま、

右往左往しつつ、

ひたすら、突き進むことになったのである。

 

ただ、

「こんなに助けて頂いたのだから、意地でも潰さないように頑張ろう」と。

 

...そして10年。

 

何で野毛だったか。

何であの時だったか。

 

今になってもわからないし、

ひとつ挙げるのなら、運命だったとしか言い様がない。

 

10年前には、

その数年後に『野毛ブーム』が起こる事も、

店が乱立することも、 

そのために家賃の高騰が起こることも、

我々は、まったく予想していなかったのだから。

 

...さらに今。

 

あと何年、この店を続けられるかもわからない。

 

これからどう進んでゆくかも。

 

ただ、10年続けられた事には、ひたすら感謝だけがあって、

それだけは大きく大きく、さらに確かになってゆく、と。

 

お世話になったたくさんの方。

 

足を運んで下さるお客様。

 

親切に接して下さる、ご近所の方々。

 

遠くで、近くで、見守って下さる方。

 

...初めは何もなく、

何も、わからないまま始めた店。

 

だが、『意地でも潰せない』のには、

その向こうに、

たくさんの方々の顔が見えるから、

という確かな理由があるのだけは、

揺るぎのない事実なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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犯人探し。

2020年03月05日 15時41分50秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

「あいつが悪い!」

「こいつが悪い!」

 

『得体の知れないウィルスだから、

   みんなで協力し合って何とかしましょう』

 

って話なのに『犯人探しに余念がない』種の人々にはウンザリする。

「いやもうそれ、コロナ関係ないやん!」

と、思わずツッコミたくなるようなコトもチラホラ。

 

 

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