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先日の FATOFF町田教室レッスンは
<< 「すぐ効くストレッチ」の向こう側 >> というテーマですが
http://blog.goo.ne.jp/yutafatoff/e/be949773eb5958f75448203a6f7edc82
もう1つ 面白いメニューを入れました
「チューニングの是非」というテーマです
チューニングとは カラダの筋バランスの仕上がり度のことです
日刊ゲンダイ掲載の ストレッチは以下の 3種目で 掲載順は
下のような流れになっています
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<掲載順 のストレッチの流れ>
・腰のストレッチ(腰方形筋ストレッチ)
↓
・お尻のストレッチ(大臀筋ストレッチ)
↓
・太もも表のストレッチ(大腿四頭筋ストレッチ)
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この流れでストレッチを行ったときの カラダの仕上がり感覚=
チューニング度と 反対の流れでストレッチを行ったときの
カラダの仕上がり感覚=チューニング度は 全然違います
これがなぜ違うのか? どう違うのか? を解説しながら
正しい順番を紹介しました
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<掲載写真と反対の ストレッチの流れ>
・太もも表のストレッチ(大腿四頭筋ストレッチ)
↓
・お尻のストレッチ(大臀筋ストレッチ)
↓
・腰のストレッチ(腰方形筋ストレッチ)
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ストレッチの順番が違うと 何が違ってくるのでしょうか?
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回答
Aの流れで ストレッチを行うと 結果としてチューニングの仕上がり
=カラダの状態は ハラが抜けて しっくり立ててない感覚になると
思います カラダにまとまりがない状態です
一方 Bの流れで ストレッチを行うと 結果としてのチューニング
の仕上がり=カラダの状態は ハラでカラダがまとまってる状態
理由は
チューニングは 四肢(手足)から 体幹部へ という ストレッチ
の作業流れが基本であって 逆の作業手順=体幹部から四肢
へ向かうストレッチはカラダのまとまりを損ねるからです
特に 最後に太もも表のストレッチを行うと 腰が反りやすく=
ハラが抜けやすくなります ふくらはぎのストレッチを最後に持って
くるときも同様の傾向になります 胸のストレッチがラストでも同じ
ようにハラが抜けやすいです
ストレッチのラストは お尻のストレッチか 腰のストレッチ あるいは
横脇(広背筋)でまとめるのがセオリーです
(もっと先のファイナルストレッチは 全身の伸びですが、、)
これで うまくカラダがまとまってない方は ストレッチの操作法=
ソフト部分に課題があるという判断にしましょう
★★
カラダのまとまり(チューニングの仕上がり度)が違うと
体型に影響してきます
チューニングとは 全体の筋バランスのことです
体型とは 筋バランスと無意識のカラダの使い方
で形成されるものだからです
上手に チューニング出来る方が 思うがままに体型をデザイン
できるということです
難しいことではありません 仕上がったカラダの状態が 快?
不快? の二択で選択すればいいのです
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FATOFFメールナビ会員 Tさんの回答例を紹介します
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<<本日の課題 チューニング>>
仕上がり度の比較・・
どちらを先にするか迷いましたが、
いつもの仕上がりの感覚がわかるので、先に新聞掲載順で、行いました。
新聞掲載順とその逆では
カラダを前屈した時、また、足の裏のべた~感。
カラダのまとまり度がこんなに違うの?っていう位違っていました。
新聞掲載順の方がまとまり感が悪く、割合で言うと、
掲載の逆の3~4割程しかまとまり感が無く、また、フリーズ感も抜けませんでした。
その後いつもの流れでしてみると、
前屈した時のチェック、足裏ベター感、フリーズも抜けて、
おっ、これこれって感じでした。
どうしてかな~と考えると、体幹部から先か、四肢から先か。
カラダの遠い部分から中心部へ向かってすると、
先に大きな筋肉(大腿四頭筋等)の動きがあって、
その筋肉の連動で体幹をまとめるのかなと思いました。
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こうやって チューニングの仕上がりを意識して ストレッチできるように
なってくると この<チューニングの仕上がり>というゴールから逆算して
ストレッチの作業を行えるようになってきます
反対に ゴールを意識してないと ストレッチをこなすことがゴール
になってしまいます
手段と目的のことです
ストレッチはあくまでも 手段です
このストレッチをすればチューニングできる なんてことはありえなく
このチューニングの状態を作るために このストレッチを選択したという
意識です
違いが分かりますか?