パフォーマンスを組み立てる土台として
一般的な筋トレ(ボディビルトレーニング)から
ファンクショナルトレーニングへと
両者の役割を共に発揮できるトレーニング体系が広まってきました
いい傾向です
でも この地点ではまだ フィジカル=カラダ機能性を論理的に捉えただけです
普通の平均的なパフォーマンスでいいなら
これくらいで十分満足できるパフォーマンスに仕上がるでしょう
でも トップ1%を目指すなら フィジカル(物理的)な論理だけでは届きません
カラダは論理=物理的な論理を超えたところで処理されてるからです
例えば F1ドライバーを例に説明してみましょう
デッドヒートを繰り広げるレースでは
時速200km以上で 2mくらいの距離で競い合ってるのに
まずぶつかることがないですよね?
(逆にぶつかってる時は 故意の可能性が高いです)
この場合 時速200kmなら 秒速56.6mだから 2mは 0.03秒です
一方人間の神経は秒速100mが最速なので
目の前のもをみてその命令を手足に伝えるのに
身長170cmの人なら0.018秒かかることになります
あっ と思って反応しても すでに 1m以上進んでいるのだから
時速200kmで2m間隔ならムリでしょ? 完全にクラッシュ
でもまずぶつかることはない
物理的に考えたら論理的な説明が不可能ですよね?
だからトップパフォーマーは超能力よりすごいってことになる
パンチをよける格闘家のディフェンスや
そのディフェンスを突破して確実にパンチをヒットさせるのも同じ理屈
完全にフィジカルを超えてる!
だから フィジカル=物理的な論理内のトレーニングでは
トップ1%のパフォーマンスは手に入れることができないのです
もうひとつ上の視点からカラダを捉えないと
本来の人間の能力を引き出すことができません
物理的な論理を超えて新たな視点でカラダの全体性を括ることを
ゲシュタルト能力といいます
わたしのトレーニングレッスンでは 新しいゲシュタルトを構築するために
トレーニングやカラダの使い方はもちろん論理で説明しますが
操作する段階では論理を超えてキーワードやイメージでリードします
論理で説明して キーワードやイメージでリードするのです
操作のの次元を上げる作業です