山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

秋は予感から実感へ、、、

2023-08-30 14:56:38 | 旅行

立秋は過ぎましても日中は厳しい残暑です

「さるすべりの」向こうに見えます入道雲がこの暑さを物語っております

枝先に咲きます華やかさから

花ことばは「雄弁」「愛きょう」だそうです

友だちのお誘いで「ゆうがお」の花を見せて頂きました

 

夕顔は今人気の朝ドラで「夕顔の御姫様!」と

子供達が言った花を是非見たかったのです

夕顔の御姫さま、こと、すえこさんの

夫を信じて頑張る姿に感動です

花時間は短くて数時間くらいだそうです

短くて精一杯に咲く夕顔にすえこさんを

重ね合わせて見入ってしまいました

これは実はならない花のみだそうです

 

隣では何の間違いか「あさがお」の花が

「仲間に入れて!」とばかりに咲いておりました

これも御愛嬌でなかなかのものです

夕暮れ時慌ただしくも短い一時を

憧れの夕顔の御姫様にじかに逢えた気分です

 

 

帰りの路で「おばな」が風に揺れておりました

気がつけば「暑い、暑い」といっても

空を眺めれば季節の移ろいを感じます

   春雲は綿のごとく

   夏雲は岩のごとく

   秋雲は砂のごとく

   冬雲は鉛のごとし     正岡子規(くもより)

 

これまでよりは空が高く見え始め入道雲からすじ雲へ

夏の終わりを感じます

「まつむしそうに」「豹紋蝶」

まさに秋の風情です

昆虫達も短い秋の陽ざしの中で精一杯に生きたのでしょう

次世代に子孫を残して行く季になったのでしょう

栗の実です

九月に入れば栗ごはんとして美味しく頂きます

また、、、

 

春先につややかな花をたのしみました「はなもも」 です

こんなにならしていては来年の花が楽しめないと

一個残してもいでしまいました

 

「がくあじさい」が花弁をひっくり返して紅葉です

このようにして昆虫を誘っているのだそうです

「すごいですね~花の盛りが過ぎてなこのようにして」

生き残りをする工夫

良く殖えるはずです

昆虫をや植物の生き残り作戦こそが秋ですね

「暑い暑い」と言っておりましたが

眼に見えないものから眼に見えるものへと

季節は移ろって

明日からは愈々長月です

昆虫や植物のみではなく

皆さま良く頑張りましたね~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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地球温暖化から沸騰化へ

2023-08-22 15:47:06 | 旅行

毎日のこの暑さもうたまりません

 

 

 

 

涼しさを求めて一歩外に出れば

杉木立の中で「たまあじさいが」一列に群生しています

さも涼しそうな大きな葉を広げています

「もうこの場所は誰にも譲れない」と言っているようです

そして、、、

 

 

やはり杉木立の中で「うばゆり」が静かに咲いているのです

花ことばは威厳だすです

威風堂々とまっすぐに立つ花姿からでしょう

又、、、

 

この木陰は猛暑とは全く関係なく

色々な草木が元気に生きています

「くさぎ」 です

染料として人気ですが臭い木と言われて

枝や葉に強い臭気があるそうです

なかなか逞しくてこの地に来てからもう二代目で

足元には四本の若木が育っているようです

花ことばは運命だそうです

この地に来て子孫をふやしているのも

又運命ですね

 

 

この暑さの中で木陰も無く耐えて咲く「ひまわり」 です

種のおかれた場所でひたすら生き抜こうとする

その姿に感動します

昨年は立派に咲いて小型ダンプに一満の種でした

猛暑と渇きで今年は

それでも雑草にめげないで咲いています

花ことばは「あなたをみつめる」 「光輝」とすてきです

ひまわり語源は日回るで キク科だそうです

二〇〇九年にはボール状の新種が発見されたそうです

たかがひまわり、されど、ひまわりですね

いくらひまわりといえどもこの暑さは一寸?だったのでしょう

地球温暖化がいわれて久しく もう今では地球沸騰化とまで

いわれるようになりました

グツグツ沸騰して煮崩れしないううちに

あの戦争もいち早く止めてほしです、ハワイの山火事などの事故も

暑くなれば多くなるのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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静かに降る雨に生き生きとして

2023-08-17 15:49:04 | 旅行

立秋を過ぎてもなお猛暑日がつずきました

この地区はお陰さまで台風の影響も無くて

穏やかにお盆を迎え静かに仏様をおくることが出来ました

季節は静かに移ろって秋を感じるものが多くなりました

 

去る十五日は終戦の日です

平和の鐘は毎年住職の仕事でしたが

今年は時間に間に合わなくて孫が搗くことになりました

それだけ住職も年をとったのでしょう

鐘の音は厳かに響き渡って

周りの景色に溶け込んでいきました

 

 

先の戦争で命を落とされたお檀家様のための

忠魂碑です

鐘の音を静かに聞き入っているかのようでした

そして「二度戦争を起こさないで!」と言っているように思いました

 

 

広島から頂いた被爆三世の「あおぎり」 です

暑さに負けずしっかりと定着しました又、、、

本堂前の大きなイチイの木の根元では

暑さを避けるようにして「みずひきそう」も

風に揺れて鐘の音を聞き入っているようでした

 

お盆の行事を終えて今日は朝からしとしとと静かな雨です

 

 

 

趣のあります秋の花「ほととぎす」 です

この一枝がなかなかおもしろくて

一輪ざしに飾ればもうれっきとした秋の風情です

名前の由来は花ビラの模様がホトトギスの胸毛に似ているそうです

秋の花「まつむしそう」 です

爽やかなブルーの可愛小さなな花がすらりとして風に揺れる様は

秋の訪れを身近に感じさせてくれます

名前の由来は松虫が鳴くころに咲くだそうです

 

池のほとり木陰暑さをしのぐように咲きます

「なつすいせん」 です

この花彼岸花科だそうです

似ていても決定的な違いは夏水仙は春に葉が出ますが

彼岸花は花が終わった秋から冬にかけて葉が出るところだそうです

そして何よりも優しい色ですね

「つりがねにんじん」 です

春には美味しい山菜として人気の植物です

丈高く一寸した風にもゆれて咲きます

暑い盛りですが咲く花々に季節の移ろいを感じます

 

静かに降ります今朝の雨は植物達には恵みの雨です

野菜畑に行けば草の中かからしきりに虫の声がきこえてきました

草木も昆虫もこの雨を待っていたのでしょう

戦後七十八年私達は戦争を経験することなく

今を迎えられたことに感謝します

再びあの時代に後戻りしない様に

平和を保っていくのが戦後世代の私達の責務でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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待望の秋

2023-08-05 14:48:07 | 旅行

七夕や秋を定る夜のはじめ       松尾芭蕉

 

 

この句は義母がよく七夕の日に詠んでおりました

「又始まった」顔を見合わせて笑っていました

義母が亡きあとこの句があの有名な芭蕉さんの句であったことを

後になって始めて知ったのです

そうです今日から暦の上では秋、秋、秋ですね

夕暮れ時に涼を求めて外に出れば夕焼け空にお月さまが昇っていました

月明かりもほどほどで今日の日中暑さを忘れさせてくれます

ひんやりとした空気に包まれて今日が静かに終わってゆくことに感謝します

 

野に咲く花もふく風も確実に秋のものになってきました

 

 

秋の七草の一つ「ききょう」 です

この濃い紫は夕暮れ時にはさらに濃くなって涼風に揺れればもう

秋の訪れを身近に感じるのです

又もうすぐにやってくるお盆花としてもかかせません

桔梗はこぼれだねで良く殖えますので

墓地にはいっぱいの桔梗が咲きます

 

 

これも七草にしんがりを務めております「なでしこ」 です

あちこちに有りますが私は殊にこの大きな石造名号の前に

ありますのが好きです

大きな石と,か細い姿のナデシコの対比が良いのです

「なでしこジャパン」「やまとなでしこ」 等と良くいわれますが

なかなかしぶとい花なのです

今頃から咲いて秋の霜が降りる頃まで頑張るのです

だからこそ「なでしこジャパン」なのです

優しい花姿が幼い子供をなでるような花    名前の由来だそうです

そして花ことも純愛、無邪気。、小ぶりで可愛らしそのままです

そして、、、

 

 

今月の荒さんのカレンダーです

そうですそのとうりです

夏休みも早や半ば中だるみ気味の君に送ります

 

 

これも秋の七草の仲間「おみなえし」 です

まとまって黄色く咲く細ずやかな花姿が優しく風にそよぐ姿から

女郎花の当て字です

「儚い恋」が花ことばです

因みにこの黄色は粟だそうです

オミナエシはこぼれ種では殖えません

心して種を播かないと自然消滅します

 

女郎花と比べてみますとずっしりとした茎に

白い花(白米)だそうです「オトコエシ」男郎花です

花ことばも野性味、慎重、賢明、と男性的です

もう少しすればこの草むらからしきりにコウロギの声も聞かれるでしょう

 

 

 

秋の七草の筆頭務めます「萩」です

小さい花を枝いっぱいに咲かせて

細い枝先にうつむいて咲いていることから

思案、内気、柔軟な精神等の花ことばです

日中は暑くても朝夕に吹く風に揺れて爽やかさを感じます

万葉集にも萩を詠んだ歌が一番多くて百四十首もあるそうです

 

 

水べりに爽やかに咲きます「さわききょう」 です

四季折々に変化を見せてくれます草木は

季の移りをいちはやく感じ私達に自然の素晴らしさを

教えてくれます

早くも紅葉の「べにまんさく」 です

この一枝は道路のちかくにあるからでしょうか

まだまだ秋とは申しましても、残暑も厳しい毎日ですね

それでも徐々に空が高くなって風も涼しさをましてくるでしょう

草木もだんだんと色付いてくるのでしよう

 

今年の七月は平均気温が1,91度上回ったそうです

七月の猛暑日は2,435地点と気象庁が集計を始めた2,012年以降で

二番目の多さだそうです

温暖化を言われてなお今地球を破壊するあの戦争も一因なのでしょう

それでも何とか今日を迎えられて暑い暑い夏をのりこえられたかな?と

ほっとしております

日も短くなれば日照時間も少なくなって

ふく風、虫の声、澄んでゆく池の水、高くなる空

そして野に咲く秋のはなばなと、、、心待ちにしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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