山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

移ろいゆく自然

2022-11-29 15:20:55 | 旅行

過ぎ去りし秋の日々を懐かしみつつ

来る季節への心に準備を始めるそんな季節になりました

 

 

 

去る二十三日は終日の雨でした

翌朝は曇っていて良くお山が見えません

用事で出かけました上段道路に

三脚を立てて一列にカメラマンです

一寸車から降りて私も杖で三脚だからと思って

隅の方に並んで気兼ねしながら

南アルプスの雪景色を撮りました

悠然として堂々と近寄りがたい風情でした

山をこよなく愛される方の気持ちがわかるような光景でした

 

目の前の月夜平大橋はまだ紅葉は盛りです

一度は枯れて落ちる木の葉

それでも次の年には新しい芽ふきがやってきます

賑やかだった日常からふと我に戻る時

木々は静かに大地に戻ろうとしています

年月は移ろう留まることなく変わり続ける

木の葉が皆落ちてしずまりかえった静かな森にそこだけ緑の

冬青(そよご)何だか素敵な当て字です

その名の由来は風にそよぐからだそうです

実が大変苦くて小鳥達が

一度にたくさん食べれない様になっているそうです

毒を持って身を守ったり食べる量を減らしたりと

巧妙な手口で小鳥達に種子の頒布をさせているのだそうです

又少ない榊の代用にもなっています

 

 

 

今年も頂きました我が町の特産品「市田柿」 です

およそ百年まえに登録されて

今日では海を渡って

台湾。香港、等も輸出されるようになりました

何よりもありがたいのは手間暇かけて作って

毎年市田柿が出荷が始まるとその日に

必ず届くのです

自家用ですので見栄えはしませんが余分なことがされてなく

却って美味しいのです

コロナ禍で人と会う機会がぐんと少なくなって

寂しい思いをすることが多い私は

親切な思いやりが本当にうれしいのです

 

老いの身を誰に語らん杖を忘れて歩く夕暮、、、、良寛

今日又終日の雨でした

明日の朝はもっと雪景色が麓に迫ってくるでしょう

この雨がいつ雪に代わっても不思議でない季節を迎えました

もう師走もまじかです

世界を見れば戦争、災害数えればばいとまが有りません

ここまで大禍無く過ごせましたことに感謝です

 

 

 

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初冬の風物詩

2022-11-21 15:33:49 | 旅行

寒さに向かいます初冬吹く風が

日に日に冷たく感じられます

 

 

ササユリの種です

去る十七日にササユリの手入れを行いました

草刈りが大変で今この時期のこの草刈りは来年の花 を育てのに

重要な仕事です

又種まきも手分けして行いました

会員の皆様はそれぞれに思い思いの場所に

播種しました

終りにサトイモやサツマイモなどで秋らしい煮物、お寿司等で

楽しく一年を回想しました

今このようなことがなかなかできませんので

皆さまゆっくりとしていって下さいました

 

 

この山林は季節にはササユリが咲いて小鳥が飛び交い

賑やかな場所ですが

草木も覚悟を決めたように寒々とした景色の中で

表情を引き締めているかのようです

 

 

我が町の自慢の特産品「市田柿」のハウスです

沢山作っておられるのでしょう三棟も並んでおりました

ここまでの手入れを思いますと

頭が下がります

どうか今後も良い気候に恵まれて無事に出荷できますように、、、、と

祈っております

 

 

これは我が家の初冬の風物詩とも言えます

野沢菜です

高冷地で柔らかくて甘みあって

大変に美味しいのです

私は何も出来ませんが傍にいて根元をそろえたり枯れ葉を取って

お手伝いをします

 

後ろには「ケヤキ」の大木がチラチラとひっきりなしに葉を落としておりました

温暖化のお陰で少しも冷たく感じないでお漬物を四樽作ることが出来ました

数年前に十一月二十三日に大雪にみまわて

雪の中から野沢菜を掻きだした日もあったのです

 

 

「こちょうらん」 です

原産は熱帯のジャングルの樹木に貼りついて育つ着生植物だそうです

この蘭は若い人が寄せ植えで頂いて 

枯れたそうでゴミ捨てに捨てられていました

可哀そうに思って拾ってきて水をやってりましたら

なんと生き返ってこのような可愛い花です

蘭は花持ちが良くって長い事楽しめます 昆虫を待っているのだそうです

なにせすぐに捨ててしまう若者に比べて

勿体ないといっては断捨離のできないで

やたらに物増えてしまいます

 

 

 

 

 

魔除けとして植えられた「ひいらぎ」です

名前の由来は若葉に棘が有って此の葉に触れるとひりひりするからからだそうです

但し古木になりますと葉のとげが無くなって

丸い葉になります

私達もかくありたいですね

今年も各地で自然災害が多発して胸が痛む光景を多く目にしました

 

 

我が家の庭の最後に花「さざんか」 です

夏の猛暑、大雨、長雨と

自然の猛威にひたむきに耐えて咲きました

未だ十分に美しいと思いますのに

目の前で冷たい北風に押されるようにはらはらと

花弁をこぼす姿もこの初冬風物詩なのでしょう

 

生きるということは多くの因縁によっていかされているということでしょう

忘れてならなういのは私達を取り巻く自然環境

太陽,水、空気、によって生されているということです

自然と人間の共生を深く考えるとき来ていると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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立冬に寄せて

2022-11-14 15:41:01 | 旅行

去る十一月七日は立冬でした

吹く風も日に日に冷たさを増してきました

 

 

真っ青な冬空にそそり立つような「からまつ」です

細かな葉が散る様はまるで雪でも舞うように見えます

「カラマツはいつ目覚めても雪降りおり」  と

詠まれております

又あの北原先生も

カラマツの幽かなる吹く風の細かにさびしくその哀れなる

ただ心より心に伝えて、、、と声に出して詠まないでとあるそうです

大正十年浅間山麓のカラマツ林に

スランプに陥って執筆活動を休んでいたそうです

この時カラマツはでどれ程北原先生の心をいやしたことでしょう

    カラマツの林をすぎて、、、、、

どことなく寂しさや哀れさを感じて却って共感を呼び

人気が有るのでしょう

 

この路を少し下りますと合し墓が有ります

この落ち葉を踏んで母子がお参りに行きました

かさこそと踏みしめる落ち葉の音にきっと故人は感じておられることでしう

まさに錦とも言えますさまざまな落葉樹が美しい初冬の午後でした

 

 

 

 

今年は殊にもみじの紅葉が殊に美しいと思います

夏の暑さが厳しくて朝夕の温度差が大きいのだそうです

紅葉と言えばあの良寛様の

   裏を見せ表を見せて散るもみじ

風の冷たさにそんな情景が浮かぶ季節です

舞い落ちる葉に投影されるのは良寛様の心でしょう

冷たい風に吹かれて葉が全部落ちてもなお屈折した枝の先から

又めぐってくるであろう季節に向かう樹木の力つよさを感じる季節です

これらの植物を追及すると年を重ねた者に今後のありようを示唆してくれてるようです

 

 

 

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鮮やかな秋の終わりをみとどけて、、、、

2022-11-03 16:52:46 | 旅行

少しずつ寒さが増してふく風もひんやりとして

着る服も一枚又一枚と増えてきました

 

南アルプスの雪景色も次第ににさがってきました

 

季節の終わりを告げるように新しい鐘楼のもみじが色付いてきました

深秋、日が傾きかけたと思えば瞬く間に茜空

「秋の日はつるべおとし」という言葉が思い出されます

 

真っ赤の紅葉しました「かえで」 です

このきれこみが短いのが特徴です

名前の由来は蛙の手がからきているそうです

植物の色、型は実に様々でその生命の不思議な感動します

   「赤々と燃える命に明日を知り」

この鮮やかさも一時でしょう

 

このきれこみが長いのは「もみじ」です

季節ごとに異なる印象を見せてくれます

あでやかな色彩も無彩色へと変わるとき

人はそこからさまざまな思いを見出します

 

 

池の傍冷気の中に佇むように咲きます「ゆきやなぎ」 です

春の華やかさに比べますと小さくて地味ながらも

命の強さ、儚さを感じます

 

秋深まる実のりの季、実ものがしっかりと命の輝きを見せています

この実がもう少し経ちますとさやからぱっと真っ赤な実がはじけて更に秋空に

くっきりとまるで自己主張している様で小鳥達を誘うように見えます

更にこの中の種が有毒で消化されないようで

小鳥によってあちこちに種がまかれるようなシステムだそうです

今の時期になりますとこのような樹木のさまざまな生き残り作戦の知恵に感動です

 

同じまゆみで花茎が長い「つりばな」 です

こちらは冷たい風の中でゆらゆらと実を揺らして小鳥達を誘っております

我欲の多い人間とは違って植物の神妙な生きざまを見るようです

 

自宅を新築したおりに買って来ました「さざんか」です

やっと我が家になじんで投稿できるようになりました

もうすぐやってくる冬を 予感させる様にこの時期に真っ赤な咲いて

珍しく日本原産です

江戸時代医師ツンベルクによってヨーロッパに広められたそうです

はらはらと花弁を散らすすさまも風情が有ります

花ことばは理想の恋とすてきです

この小さな花は「つめれんげ」 です

べんけい草の仲間で絶滅危惧種でもあります

三年に一度しか咲かないといわれておりますが

毎年咲きます

結構蜜が有ります様で良く蜂が訪花しております

花ことばは幸福、誠実だそうです

サラダ等としてたべられる様ですが

この時何も昆虫の楽しみを横取りしてもね、、、、、、

 

ここで我が町の出来事を感謝の気持ちとともに投稿したいます

まずはこの町に避難しておりましたウウクライナの方々が

昨日母国に向けて出発しました

中には高齢のご両親を残されて来た方

親を離れて子どものみで来た方、、、、とさまざまです

この間に沢山の浄財が有りました

中でも善光寺様をはじめとしました各大寺院のみなさま

又一般の皆さまありがたい御寄付等

そして毎週ダンボール一杯の新鮮野菜を届けて下さったmさん

殊に発起人の小沢さんの涙顔のウクライナの国歌を歌って見送る姿はかんどうでした

「平和になったら必ずたこの町に来たい!」

儚い夢とみんなおもいながらも    どうか実現しますように、、、、と

祈らざるをえません

 

もうひとつ中学生の発案で世界一長い流しソーメンをしたいという考えです

早い季節から準備を進めてやっと昨日に至りました

何よりも好天に恵まれて出来たことです

二十六人の認定員の方とともに

不動滝の有難いお水を頂いてソーメンとともに下って

見事に一回目で成功しギネスに登録されました

私は何も出来ませんので

ただひたすらにお不動様や千手観音様に手を合わせておりました

この間ここに至るまでの多くのかたのご苦労を思ってただただ感謝みです

又中学生の一言を実現できたと思えばこんなにすばらしいことはありません

真っ赤に日焼けした息子のにこにこ顔に拍手拍手でした

ここにいたって息子が首長としてこの場に居合わせたことにも感謝です

このページは私の感謝の気持ちのページにいたします

そろそろ冬支度ですね 皆さまお体をお大事に、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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