山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

お観音様も ほほ笑んで・・・。

2013-04-27 20:54:58 | 日記



深山にひっそりと 「ザゼンソウ」 と 「えんれいそう」 です。


ふわっと舞い降りた妖精の様に 可憐に咲く 「かたくり」 です。


「かたくり」が妖精なら 白馬に乗って高原をかけて行く王子様の様な 「水芭蕉」 の花です。




春ののどかな陽ざしをいっぱいに受けて春風に揺れて咲く
 清楚な花 「わちがいそう」 と 「きくざきいちげ」 です。



ヤマザクラに囲まれながら、こんな春の花々の競演を
お観音様は、ただほほ笑んでご覧になっておわします。

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一斉に春の花が。

2013-04-19 20:20:18 | 日記


朝起きてみれば この雪景色。
えっ?・・・・なに?・・・・
もう四月も半ばになろうとしているのに・・・
こんな朝が三日ほど続きましたが・・・。



可憐な 「叡山菫」 は寒さに負けずに頑張って咲いてくれました。
白い花は 清らかで、優しげ。



今年は珍しくお彼岸の頃から、「いわうちわ」 が蕾を付け始めどうなる事かと心配していました。
寒い日もありましたがこんなに綺麗に咲くことが出来ました。
この淡いピンクの花は春らしい優しい私の好きな山野草の一つです。



 「翁草」 です。
真綿に包まれたような草姿が、この花の魅力です。
これは昔は野山に沢山自生していたそうですが・・・。



やはり 「翁草」 です。
この花は、園芸種で花も大きめで、自生の物とは又違った美しさが有ります。
明るい紫でとても華やかな花です。



 「しゅんらん」 です。
昔は里山に沢山自生していましたが、今はほとんど山の中では見られなくなりました。
野山に疎疎として咲いていてこその山野草のだと思うのですが・・・。



 「やまわさび」 です。 花も綺麗ですが、とても美味しい山菜のひとつです。
この三杯酢が有れば、どんな時でも食が進みます。



山野草の中で一番好きな花は?って聞かれたら、
迷わずこの 「たった草」 をあげます。
この花の美しさは、とてもとても画面であらわす事はできません。
それほど可愛くて、優しくて、可憐で、控えめな、又はかなげな、美しい花なのです。

今年は一気に春が来て、一斉に我が家の庭も花が咲き始めました。
世の中がどのように変わろうと、山野草の美しさは変わる事はありません。
いくつになっても自然の花の美しさに感動する心を、持ち続けていきたいと思います。
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比叡山から金剛輪寺様へ

2013-04-11 20:10:13 | 日記

天台宗の一番の大行事ともいえます「御修法」の中日法会に参拝させて頂きました。
「御修法」とは国家鎮護、天皇家の安泰を祈る七日間の深秘の大法だそうです。
天台座主他、選ばれたお坊様方、天皇陛下の勅使の方、天皇家にゆかりの深い方々が根本中堂に入られるのを合掌して送りながら
めったにない事と思い 有難く参拝させて頂きました。
折からの春の嵐の最中、しばらくは寒さを忘れて合掌し
「どうぞ、この国が、又国民誰もが住みよい豊かな時代が続きますように」と
お堂に入られた方々と一緒になったつもりで祈って参りました。


春まだ浅い比叡山の紅梅が今まさに花開こうとしていました。


帰路、湖東三山で有名な「金剛輪寺様」にお参りさせて頂きました。
ご住職様の案内で 国宝の本堂、重要文化財の数々の仏様を拝ませて頂きました。
江戸中期の作とされます立派な庭園を見ながら
お茶室で美味しい お抹茶のおもてなしを頂き 心の中まで温かくなりました。
沢山の伽藍を毎年のように手入れしながら、お護りしているご住職様 ご家族様のご苦労を思い
優しくて温かい、お説法の一言一言を心に刻みながら帰って参りました。
私にとって一生わすれることの出来ない大きな収穫の一日になりました。


本堂の前には「しきみ」の花が冷たい雨に濡れていました。
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雪解けを待って咲く 可憐な山野草

2013-04-06 08:45:29 | 日記


早春の川べりで 「猩々ばかま」 を見つけますと本格的な春の訪れを感じます。
川の水もかさを増し、さらさらと歌うように軽やかに流れています。
雪解けをまって咲く花は どれも可憐で美しい。
15㎝位の花茎の先端に濃いピンクのかんざしの様な花を付け風に揺れています。



木陰にひっそりと咲いている 「雪割りそう」
春の雨にぬれてうつむいて咲く姿は 小さいけれども精一杯の生きる姿を見るような気がします。
花の優しさよりも逞しさを、生きる苦しさよりも喜びを感じさせてくれるような か細い草姿の可憐な花です。



「いわやつで」 の花が咲く様になりますと、桜の木ももみじの木も色づいて見えるようになります。
小鳥のさえずりも綺麗に聞かれるようになり 静まり返っていた庭が一気に明るく華やいできます。
今年の冬はこんなに寒かったのに、はるの花はどうしてこんなに慌てて咲くのでしょうか?
春の訪れは心はずむ良い季節であったはずですが、
このごろは 花粉症や黄砂他でなんだか・・・・・?




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