山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

良いお年をお迎えくださいませ。

2013-12-11 10:05:07 | 日記




一年前、慌ただしい年末の店先で 手に入れた一鉢、
カサカサしていた心も和んで、一目ぼれして買ってきました。

とても我が家では育てられないと思っていました。
でも,寒さ暑さに耐えて、十月末ころから沢山の蕾を付け
大きく育ち、今盛んに咲きはじめました。

傍を通ると 「ふわっ」と優しい香りがして
心を和ませてくれます。
 「においざくら」 です。

だんだんと先細りして行くようで 寂しくなっていく私のこれから。
キッチンにこの一鉢をおけば、人1人分以上の存在感が有って、
家の中を 明るく爽やかにしてくれています。



窓ガラスに水滴が溜まる様になりますと、
戸外の冷え込みは一段と厳しさを増してきます。

澄み切った冬空の下
真っ赤なつややかな実をいっぱいに実らせている 「うめもどき」

この実が日ごとに減っていくのは 寂しい様な、楽しい様な・・・
野山に食べ物が少なくなって来ますと、
小鳥たちにとっては冬の大切な食料なのです。

窓越しにそっと、
可愛い小鳥たちが 枝から枝へと戯れるのを見るのも又
なかなか楽しいものです。

一年間私の拙いブリグにお付き合い頂きまして有難うございました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。






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命と向き合って

2013-12-04 15:06:54 | 日記


だんだんとローソクの火が細く小さくなっていくような
母の命と向き合っています。

嫁いできたころは 本当に厳しく怖い存在でした。
未熟な私は 沢山の事を教えて頂き
今日に至ることが出来ました。

長いお付き合いの末、
今は私の言うことには素直にうなずいて聞いて下さいます。
自分は本当に充分な事が出来たのでしょうか?
心の痛みを伴って、自省しています。

お寒くなって庭にも野原にも
お花が少なくなったこの時期
小さいけれど美の化身の様な花 「柊」。

古木になった今、
葉も、あの独特のとげが無くなり丸くなって来ました。

人も又同じで 年を重ねると丸く穏やかになるのでしょう。
そうありたいと思っています。



着地したわずかな土が有れば
がんばって生きる草木。

こんな石垣の中に しっかりと根を下ろし
ここをご縁とばかりがんばっている 「紅紫檀」

時代はどんどんと流れ、取り残されそうになった時、
花と緑が有れば、心穏やかになり、
「そのままでいいんだよ」と言ってくれている様で、
「ほっ」とします。












コメント (3)
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