山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

水べりに、涼やかに、華やかに

2012-05-31 08:25:42 | 日記

深山の限られた場所にしか自生していないという、「クリンソウ」。
種を分けて頂いて、三年後には、この様に立派に花を咲かせてくれました。
幾層にもなって、花茎に輪生する、花姿を
五(三)重の塔の上に立つ、九輪に例えてこの名前が付いたそうです。
山野草のうちでは、華やかな、美しい花です。
この花は、他のクリンソウと交配することなく
ず~と元の色のままで咲きます。
そこが、他の花と違い限られた場所にしかないといわれる
尊い花の所以でしょうか?






この近くに自生している花を,手入れし育てている方に、分けていただきました .
この種類の「クリンソウ」は良く交配し、
年々少しづつ変わった花が出来ます。
でも、やはり白系が強いように思われます。
新しい種類の花が咲くのも又、楽しみです。
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山のおくの、細道から

2012-05-26 21:19:18 | 日記

時折、ウグイスの声も聞こえる、静かな杉木立の中、
しっかりと群生している「ホウチャク草」。
その花の形が、寺院の軒先につる下げられた 宝鐸に似ているから
こんな名前になったとか……。
静かに垂れて咲く、この清楚な花は
やがて緑色になり、秋になると、黒い丸い実となってつる下がります。
この姿が又、なかなか可愛らしくて 風情があります。


この群生の中にたたずんで 小鳥の声を聞いていますと、
すがすがしく、優しい気持ちになれます。
今お流行の、 「森林浴」ってこんなんでしょうね。きっと。



怪異な草姿で妖気を漂わせているのは、「マムシ草」です。
この花は、今年はなぜか あちこちに咲いています。
美しいとか、心が癒されるとかいうのではないけれど、
不思議な姿の、花ですよね。
その名前のように 首をもたげた「マムシ」みたい。
私はヘビは特に嫌いだから、 一寸気持ち悪~い………。
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初夏の風を、いっぱいに受けて

2012-05-21 13:51:42 | 日記






早春に咲いていた花が、早いものはもう種を作っています。
初夏の風に揺れながら今、まさに飛び立とうとしているのは、
「翁草(1月28日に投稿)」です。
青い花は、「西洋おきなぐさ」、 赤い花は、「在来のおきなぐさ」です。
草全体が白い毛で覆われ、花が首を曲げて
下向きに咲く様子が、可憐で、可愛らしい草姿です。
そして、何よりも 種子が飛び立つ頃になると、
首をすっくと空に向けています。
なるべく遠くに種を飛ばそうとする姿、
仲間を沢山増やそうとする植物の知恵に感動します。
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優雅さと、、気品に満ちて

2012-05-16 08:56:02 | 日記

どんなに時代が変わろうとも、
花を愛する気持ちを持ち続けて生きていきたい。
花を通じて知り合った方たちは、ず~っと良いお友達で
心を許して、楽しくお付き合いが出来ます。

花好きの私に、数年前プレゼントしてくださった「エンレイ草」の改良品種です。
その時は、数本の鉢植えでしたが、今ではしっかりとこの地に根を張って
殖えてきました。
私の大切な、大好きな、自慢できる花です。
エンレイ草(五月二日に投稿)と言えば
大きな葉っぱの上に、小さな花が特徴ですが
この花は、小さな葉っぱの上に、大きな八重咲きです。
まるで、真っ白なバラの様です。
この花を前にして、「改良品種は、どうも………?」とは言えなくなりました。


以前にも、投稿しましたが、これは手を加えていない自然の姿です。
リンとして、静かに咲いています。

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五月の光と風を、一身に受けて。

2012-05-11 19:46:04 | 日記

八重咲きの一輪草です。
一茎に一輪ずつの花ですが、
八重咲きで、群生をなしているため、なかなかの見応えです。
遠くから見ますと、真っ白で積もった雪のように見えますが、
雪のようにはかなくは、なくて
もう、二週間ほど咲き続けています。
この場所が気に入ってくれたそうで
毎年そのエリアが広がって来ます。
明るく、清らかに、のびやかに
五月の風に揺れています。


二輪草です。
一茎に、ちょっと大きめの花と、
小さい花が一輪ずつ咲く二輪草です。
演歌にも歌われているとうり、
寄りそう様に、咲いています。
茎と葉のつり合いが何とも言えず可愛らしく、
五月の風に、揃って揺れている姿を、じ~っと見ていますと、
「何という優しさだろう」と、見とれてしまいます。
咲き始めは、淡いピンクです。
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