山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

バラの香りに包まれて

2023-05-24 17:49:41 | 旅行

ずっと気になっておりました友だちが「バラが咲いたからみにきて」

私は待ってましたとばかりに

「明日いくね」とへんじをしました

友達は「あすはちょっと」との返事でした

「私は一人でみるほうがよいから」といいました

 

立派なアーチにびっしりと香りとともに咲くバラは

すばらしいとしかいいようがありません

昔から人々に愛され続けたばらは

伝説や謂われは数限りないとのことです

その香りと美しさにうっとりです

花ことばもすてきで情熱、熱烈な愛だそうです

アーチはご主人さまが病になられてから「これが自分の最後の仕事」 と

言われて残されたようです

草一本の無いように庭が手入れされていて

亡き人を大切におもう友の心が伝わるようです

バラとともに、、、

 

 

 

 

 

 

色々な芍薬も出迎えてくれました

昔から「立てば芍薬、、、、、」と言われて綺麗な女性の

立ち居振る舞いになっていて美人を形容する

高貴な花の代表ですね

又根は生薬として漢方薬になっています

花ことばは恥じらい、はにかみ、とすてきですね

留守宅に遠慮も無くおしかけましたが

花々は笑って出迎えてくれました

色々な花を見せて頂いて大満足で帰ってきました

私にはササユリの頃に連日の来客で大変に疲れてしまうことがあるのです

そんなことを思って留守にうかがったのです

たまには「NO」ということも大切ですね

 

四月一六日撮影

この濃い紫な花は「きらんそう」 別名「地獄のかまのふた」とも

きは紫の古語、らんは藍とのことです

如何に濃い紫かと思われる名前ですね

別名から地に這うからとおもっておりましたが

解熱,気管支炎、下痢、腹痛、胃潰瘍   などなど

健康効果が多くて驚きました

だから地獄の釜の蓋なのですね

何ページか前に投稿しますした「はんかちのき」です

虫退治をしましたらこんなに元気になって

青々した葉をいっぱいに茂らせて花とともに

風に揺れています

「ありがとう」「ありがとう」   と咲いているかのようです

このごろになって「なにあの大きな花?」と

わざわざ近寄ってくるです

私は木の出したSOSの(ちょっと自慢?)話をしています

 

 

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夏はきぬ(雑草との戦い)

2023-05-19 18:08:05 | 旅行

連日の猛暑日と周りに咲く花々に

穏やかな優しい春は過ぎて厳しい夏がきた、、、と

認めざるをえません

 

「ぎぼうし」の葉です

どこから蕾がでてもよいように準備をしているのでしょう

 

春一番に投稿しました「檀紅梅」の葉です

他にも色々と面白い形がありますが

此の葉はまるで芸術品の様な形です

秋には黄葉して更に趣があるようです

 

 

池の傍で真っ白に咲きます「やぶでまりです」

この花には懐かしい思い出があります

入院して鬱々と暮らしておりましたら

友がニコニコ顔で両手いっぱいにヤブデマリを惜しげなく抱えてきてくれんました

花はやがては散るのですが私は何日も花に支えられました

苦くて苦しい思い出です

あの日から十年です

なんとか今も生きています

すべていつも皆さまに支えられていると実感です

 

あちこちで雑草が気になっております

ピンクに咲きます「うつぎ」 です

純白の花も美しいのですがこの花が咲きますと

やはり夏だなと実感です 草木も人間の営みも

来るべき季節に向かって大きく動き出す時です

茎の芯が空洞になっていて空木(うつぎ) だそうです

 

昨年は眼の手術でこの花の咲く朝に家を出ました

二泊三日の予定ですので「すぐに戻るから待っていてね」と

声をかけました

「のばらは」少し花弁をこぼしながらも咲いていました

花ことばも痛手からの回復とピッタリです

 

「りら」も満開を迎えました

甘い香りで香水の原料となり

又ハート型の花弁から

花ことばは「思い出」「初恋の香り」だそうです

又別名をライラックとも言います

 

 

「クレマチス」が風に揺らいでいます

日本に入ったのは桃山時代だそうです

klema は蔓という意味だそうです

私には鉄線と言った方がぴったりと思います

その細い茎の大きな花を付けることから

花ことばは「精神の美」 「旅人のよろこび」 だそうです

今年はどの花もおおきくて綺麗に咲きます

 

 

「れんげつつじ」 です

美しい大きな花には毒がありまして

躑躅と漢字で足片が付くのはこのつつじのせいだそうです

昔中国でこののつつじを食べた羊が足踏みをしながら

息絶えたと伝えられえるからだそうです

花ことばはその華やかさから「情熱」「堅実」だそうです

 

 

儚さ、移ろいやすさの、代名詞の様な花「むらさきつゆくさ」 です

雑草のつゆ草は日本に自生しておりますが

むらさきつゆくさは明治時代に北アメリカから渡来したそうです

午前中には花が咲いて午後にはしぼむ一日花です

儚い花ですがなかなかどうして

霜が降る頃でも道沿いに咲いてほぼ野生化しているようです

そのためか花ことばも「ひとときのしあわせ」等だそうです

私は毎日雑草に追われて暮らしております

季節が早いだけ手足が不自由な私には雑草の勢についていけないのです

 

先日あの朝ドラのらんまんで

「雑草という草は無いどの草もここで花が咲く意味がある

ここで生きる理由がある」って言っていましたね

でも私には綺麗に草が採れて整然としたお庭を見ますと

ほっとするのですそして自分の不自由さを思ってしまうのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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風薫る季

2023-05-12 05:53:20 | 旅行

冬の間枯れ眠っていた田畑に夏野菜が植えられて

俄かに慌ただしくなってきました

 

四月のはじめに播きました馬鈴薯も芽を出してきました

五月晴れの田園に爽やかな風が吹き

蓮池の蛙も人の気配に驚いて慌てて池のなかに、、

田舎ののどかな情景です

 

 

今日十四日は母の日です

私は娘からこんな素敵なプレゼントをいただきました

なんとか自分の事は自分で出来ていてこんなうれしい事はありません

又私は住職の健康管理をしていると自負しているのです

ただカーネーショウンには

このような歴史があるそうです

 

あのフランス革命のおりに

マリーアントワネットに面会に来た男性が胸に飾った二本のカーネーションンに

脱獄を誘う手紙を花の中に入れ渡したそうで

カーネーションの沢山の花弁と下の袋のようなところが手紙の隠し場所になったのでしょう

又マリーアントワネットは殊にカーネーションが好きであってとのことです

その計画は未遂に終わって

マリーアントワネットは

一七九三年十月六日に一人断頭台の階段を上って

フランス革命の終結だそうです

花の歴史を知って驚きです

花ことばは無垢で深い愛情だそうですやっぱりね母だもの

 

 

 

「ハンカチの木」です

趣のある白い花が風に揺れて

新緑に輝く五月梅雨の前に爽快な気分にさせてくれます

ただ二年前に初めて三輪、昨年は十輪ほどでしたのになぜ?

真っ白になるほど咲いて

ひらひらと風に揺れています

私達は「枯れる前兆では?」と感じて

あ日根元を見ましたら沢山の虫の糞

さっそく虫の穴に殺虫剤を思い切り吹き込みました大きな虫がでてきて

ハンカチにの木は無事に難を逃れました

まさに樹木の発するs,o,sでした

私達が気付かなければ来年はこの花には会えなかったとおもえば

まさに植物の知恵に改めて驚きます

花ことばは白いハンカチから清潔だそうです

 

 

 

 

豪華に咲きま誇ります「せいようしゃくなげ」 です

少しずつ気温があがって夏に向かって青葉若葉がキラキラと目にまぶしく感じられえます

道路の傍で咲くのでいつもカメラ目線です

ただ日本シャクナゲの慎ましさはありません

 

 

 

いかにも和風の花「みやこわすれ」 です

春に開花する数少ない野菊の一種だそうです

華やかさはありませんが慎ましく咲いて茶花等に良くつかわれるそうです

比較してはいけませんが私はむしろこの花の慎ましさが好きです

 

 

日を追うごとに柔らかな若芽がしっかりとした鮮やかな緑に変わって

生きていくことの大切さ未来への希望を感じます

薄緑の花がお寺の屋根に有ります宝鐸に似てい所からこの名だそうです

門前の杉林にびっしりと自生して風にゆらゆらと花を揺らしていま

何故か花ことばは「あなたをはなさない、」と一寸怖いです

 

 

昨年池坊の先生から頂きました「日本いちはつ」 です

さすがにお花の先生からのお花はそのまま水盤に飾ってもよいくらいです

菖蒲かで一番早く咲くのでいちはつの名前だそうでです

いちはつのはなさきいでて我が目には今年ばかりの春行かんとす 正岡子規

この短歌を詠まれた翌年1901年旅立ったとのことです

この淡い紫がゆったりとした時の流れを感じます

 

お天気の良い日にはもう夏日を思わせます

♪う~の花~の匂う垣根に~♬と歌われております

「うつぎ」 です

風薫る五月空のもとで軽やかに香りと友のゆれて咲きます

夏の花が咲く季節になりました

花ことばはすてきで「古風」「おとめのかおり」だそうです

枝に垂れ下がって咲くその姿からだそうです

「暑い暑い」と汗にまみれて草との戦いの日々の始まりです

先日の新聞でこの地球上で人類は全生物のわずか23%だそうです

戦争、自然破壊、温暖化皆私達人類によって起されたことですね

たったの23%の人類があたかも地球は私の物と言わんばかりの

生きてきた結果なのでしょう

この綺麗な自然を花々を未来に生きる人のために残して行きいですね

あちこちで見える緑に包まれながら風薫る今こそ考えております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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例祭 に思う

2023-05-07 07:28:33 | 旅行

大型連休に入りました

 

この上のありますキャンプ場は朝から夜までもうひっきりなしに車やバイクが行き来して

足の悪い私は気をつけなくてはなりません

 

去る五月三日に春の例祭を行いました

 

今日のお餅投げはここが舞台です

 

 

お釈迦様の甘茶の灌仏会も同時に行いました

 

 

当日は好天に恵まれまして良かったです

 

今年は聖観音様の前のつつじももう満開を過ぎております

 

 

 

なにせ四年ぶりですので何をするにも初めての様な気分でした

 

ウクライナから避難してきました元兵士さんをお招きして

平和のありがたさを語っていただきました

私は恐る恐る近付いて

「この日が済んでも体を休めにきてください」と

いいました

お祭りの最後はご本尊様にお供えして

風雨順次、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、世界平和などなど

祈願する大般若転読法要をしましたお餅を

山門と本堂から投げ餅をしてご本尊様のお福分けです

なにせ久しぶりですので皆さま張り切って沢山のお餅を用意してくださいました

このお餅を食べると一年ご本尊さまの

ご加護を授けられるといわれております

 

ふと気がつけば

まず私を筆頭にして

長年にわたってこの寺を支えてきた役員の皆さま

この四年のうちしっかりと年をっとって

後ろ姿が前こごみになって小さくなっていました

お手伝いの方々は代替わりしております

コロナ禍の間に

こんなことを言ってはご本尊様に叱られるかも知れませが

私は過去に経験したことのないゆっくりとした時間を

過ごさせていただいたのです

又どれほど多くの方々がこの例祭を支えてきたのかと

改めて感謝しました

 

赤く咲くつつじの向こうの南アルプスの残雪が美しい日でした

私はもう疲れ果てて帰宅しました

翌日はすっかり寝坊してもう陽があがっているといわておきました

元旦以来の寝坊です

 

家に戻ればやっぱfり草木はいいですね

大きな葉を広げて爽やかに心や体を癒してくれます

花ことばはその毒からか

「嫉妬」「あいのおもいで」と一寸怖いです

少しの間に「ふいりのしょうぶ」芽が伸びております

蛙の声も盛んに聞こえてきます

昨年トンボの研究をしていた小学生が

「夏休みを待てない」といってやってきました

あのキラキラした目に又会えたのです

私もう嬉しくてたまりません

遠くから後ろ姿を見るだけでも元気がむらえるのです

 

 

「さくらそう」です

白く縁取っていてちょっと変わっていてまた綺麗です

花ことばはすてきで

「少年時代の希望」「初恋」「自然の美しさを失わない」

だそうです

可憐な花々に元気をいただいて・・・

 

五年前に「白山吹」の芽を分けて頂きました

小さなポットの二枚葉でした

私達は一生懸命に育てました

やっと花咲く時を迎えました

黄色い山吹はあちこちで咲いておりますし黄色の山吹の風に揺らぐ姿はすてきです

そのため万葉集にも多く詠まれているそうです

さっそくいただいた方にお礼をいいました

やっぱり咲かせてこそですね

花ことばは「細心の注意」「気品」「崇高」で

黄色い花とほぼ共通しているそうです

白い花はやっぱり可憐ですね

 

自然はいいですね疲れ切った心や体を癒してくれます

花々や小学生から元気をいただいて少しずつ自分に戻ってきました

連休の最後の今日は雨が降っっております

この雨もなんと静かなことでしょう、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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爽やかな五月空のもとで、、、

2023-05-01 08:52:41 | 旅行

今日から五月一番爽やかで過ごしやすい季節になりました

 

荒さんの今月のカレンダーです

さすがに素晴らしい言葉です

さて私はどれになるのでしょうか?

さっそく五月人形を飾ったとのことで見せて頂きました

やっぱり男児が居るといいですね

でも今の時期はすぐに???などと言われかねませんので

気を付けなければなりません

私は昔人間だからやっぱり男の子は男らしく 女の子は女らしくと思うのです

最近は少子化でめったに鯉のぼりをみません

こんな可愛いお便りを頂きました

ハガキの中でもこいのぼりが泳ぐ姿はなかなかのものです

文面ではササユリの頃に合いたいです とのことでした

私は早速是非来て下さいと普通のはがきで返事をしました

 

早朝に目を覚まして窓を開けますと

緑いっぱいのもみじに小鳥が居てびっくりして逃げていきます

ある朝は何もいない、またある朝はたくさんいてこちらが驚くのです

毎日が同じでない面白さ

晴れの日雨の日木々と集まる小鳥もちがっていて

「今日はあたり」「今日ははずれ」とみているのです

 

「大花やえざきえんれいそう」 です

大きな葉に真っ白な花

まるでドレスまっとったようです

花言葉もすてきで「奥ゆかしい美しさ」「叡智」だそうです

又別名を森の貴婦人だそうです

 

この黄色い花はいわば雑草とも言うべき「みつばつちぐり」 です

何年か前に我が家の庭の片隅に引っ越してきました

三つ葉の 葉の中に可愛い黄色の小さな花が可愛くて

そっとしておいてやりました

ところがそこはやはり雑草ですね

しっかりととエリアを広めてなかなか綺麗です

 

桜はもう終わって緑濃い山の中に薄いピンク「かすみざくら」 です

春一番に咲きます桜に比べてお花見をするほどでありませんが

大木でなかなかの見応えです

この花ことばもすてきで「あなたにほほえむ」 「高尚」だそうです

 

「これでもさくら?」といわれそうですが

「うわみずさくら」別名「かばざくら」 です

甘い香りで昆虫を誘っております

秋になります実は「あんにんご」と呼ばれて

お漬物のなって地方によっては

大切な食糧でもあります

この花の美しさを

源氏物語では紫の上(光源氏が最も愛した女性)

にたとえたそうです

何故この時期に桜なの?、、、、、時期を変えて昆虫を集める作戦なのだそうです

植物の知恵ってすごいですね

 

 

今年も「かくれん」です

蕾の時は葉の上なのにはながさきますと

慌てて葉を広げて「待って、まって、陽にやけちゃうから」とでも言っている様に

私には思えるのです

昨年ハッカクレンを調べておりまして

この花毒草としって驚きました

こんなに可愛いのに、、、、です

 

 

この地球上に175万種野生物が生息しているそうです

なんと4万種が絶滅危惧種だそうです

それぞれに工夫をしながら生きている物言わぬ草木に想いを馳せて

それぞれが生態系でそれぞれに何かの役割を持って生きているのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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