暑い一日が終わりに近ずいて
涼風が立つ頃そっとうつむくようにひらく花「 ゆうすげ」
淡い黄色の花は控え目で優しくて儚い花です
この花が開くころになりますと 一日が静かに終わった事に 感謝します
体が不自由な私は元来そそっかしいたちですので
毎朝起きると先ず足のリハビリを兼ねて
ご本尊様に 「どうぞ今日一日が粗相のありませんように・・・」
とおねがいします でもなかなか何もない日はありません
そんな心の葛藤をも何もなかったように
「大丈夫」・・・と優しく言ってくれるような
全てをのみこんでくれるような優しい花姿でほっとします
盛夏はこれからなのに朝夕のすずしさから
「かわらなでしこ」が咲はじめました
ナデシコといえば 秋の七草のしんがりをつとめる花なのに
やはり異常気象なのねしょうか? 「野辺見れば なでしこなはな咲きけり我待つ秋はちかずくらしも」
と万葉集にも詠われていてやはり今も昔もナデシコは秋を代表する花ですのに
芝生の中押されながら頑張っている
「もじずり」別名「ねじばな」ピンクの小花をたくさんつけて付けて らせん状下の方から順に先あげていきます
ちかずいてみますと欄にも似たなかなかきれいな花です
まっすぐに伸びた硬い茎のうえにに淡いピンクの小花を咲かせる「チタケサシ」
乳茸といわれる茸を取って持ち歩く時この花を利用したとか
成るほどすごい !」たしかに籠に入れれば壊れてしまうけれどこれに挿していけば大丈夫
それに第一塵も残らないし
先人たちのエコ暮らしに感動