山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

盛夏の候となりました

2022-07-31 17:35:03 | 旅行

七月二十三日から八月六日まで大暑といって一年中で一番暑いい時です

この時期に行いますのがお施餓鬼法要です

住職は毎日庭木の手入れと草刈りです

 

まるく刈り込んだサツキの向こうにみゑます入道雲が今日の暑さをものがたっております

青い夏空を背景に咲きます「はくちょう」 です

ジージーと油蝉の声が一層暑さを感じます

厳しい季節ですが明日を見つめて希望の力にあふれているように思います

その花のの力にあやかって

もうすぐ秋だと自分にいいきかせております

 

 

連日の猛暑の中本堂前で「むらさき高根あおやぎそうです」

高山植物ですのでだんだん弱って今年は一株のみです

こんなところにも温暖化が進んでいて怖いです

丈高くすっきり咲く姿は地味ながらも風情を感じます

水べりに爽やかに「さわききょう」 です

ふっと爽やかな風がとうり抜けていくような

山水画をそのまま映したようで涼しさが感じられてます

私も負けてはいられません

 

 

「暑い!」暑い!」と言っていても草はとても元気でどんどんと伸びます

「ひおうぎ」です中国原産だそうです

花は一日花ですがつぎつぎと咲きあげて

晩秋になるつややかな実はヌバタマといって

夜、夕、髪を表す枕詞となっております

  現には、あうよしもなし、ぬばたまの、夜の夢にを、継ぎて見えこそ     万葉集

花の季節ばかりか、このぬばたまも良い花材です

私も負けてはいられません

作務衣のズボンを上にはいてお尻を地面に載せて草取りです

住職も私も毎日汗だくです

少しずつしか出来ませんので一回りする頃はもう

次の草が生えています

それでもなんでもやらないよりはましと思ってがんばるのですが、、、、、

 

暑さを逃れて一寸山中に入ればもうそこは別世界です

涼しげに花を揺らして咲きます「きつりふね」 です

「ここは涼しいね」と言えば「ここにいればもう暑さなんてかんじません」 と

短いながらも言葉をかわしましいた

一人で寂しく草取りをしていた私は嬉しくなりました

家に帰って花ことばを調べましたら

私に触らないで!だそうです

「はいはい、さわりませんよ」 です

あの細い花茎からでしょう

 

 

やはり日陰が好きな花「ボルドー菊」 です

アメリカが原産です

日陰や水べりにと見ればよく殖えて勝手に広がっておりますが

この爽やかなブルーが涼しげでいいのです

上を向いて誇らしげに咲いていて

花ことばも恋の勝利だそうです

世界中が感染症、戦争、不安定な経済と重苦しい空気が流れております

 

 

今何か良い事は?と考えました

そうだ!あのひまわりはどうなったのでしょう

夏の明るい太陽の下暑さにも負けずに日々元気に笑顔を見せるひまわりは人気者

まだ花は咲かなくてもぐんぐん伸びるひまわに元気を頂いて生きていこうと決心した私でした

 

 

 

 

 

 

 

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万緑のさわやか季

2022-07-19 09:41:15 | 旅行

短い梅雨ですがここにきて良く雨が降ります

 

雨にぬれた「あじさい」はつややかさを増して

一層輝いて見えます

 

 

 

逞しい花茎を伸ばして咲く「山ゆり」 です

夏の爽やかな風を感じていただけましたら幸いです

日本自生の百合に中で重要な原種の一つです

この花からカサブランカが開発されたそうです

強い香りと花の大きさで

他の花々を圧倒しています

花ことばも純潔だそうです

 

 

 

ちいさな百合に似たはな「ぎぼうし」 です

名前の由来は花が重なって咲く様子が橋の手すりの装飾の擬宝珠に似ているからだそうです

花期は短く一日花ですが次々に咲いて

結構長い事楽しめます

花ことばは落ち着きだそうです

 

真夏日と思えばいきなり梅雨の後戻り名様な日もあって

斑入りのぎぼうしの葉物が爽やかに感じます

葉物の緑が力強く命の輝きが一層増す季節です

 

あの毒々しい花よりはむしろこの葉の方が

好きです

これから来るかもわかりませんが

暴風、豪雨、などの様ざまな自然現象にも負けないで

力強く生き、命の大切さを教えてくれる生命力を感じます

 

 

しょくぶつの中にはほぼ決まった時刻に花を咲かせるものが有ります

この「おおまつよいくさ」はその名のとうり主に夜に咲きます

午前中くらいまでは綺麗ですが陽が当たる頃はしぼむ一日花です

儚さゆえにさらに美しく思われます

北アメリカの原産で帰化植物だそうです

有彩色の中で一番明るい黄色は

心を弾ませ楽しい気分にしてくれます

花ことばも無言の愛、移り気だそうです

 

ウクライナ支援のひまわりが順調にそだっております

花が咲きましたら又投稿します

そして雑草はさらに元気です

明るい気分で前を見て生きましょう

困難に見えても必ずどこかに道はあり

それは未来に続くのだから、、、、と信じて

 

 

 

 

 

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ハスの花開く

2022-07-12 16:39:00 | 旅行

 

 

 

ハスの花は泥中からすっくと伸びて清らかな花を咲かせることから

三世因果を表す仏縁深き花なとされて良くお寺に植えられます

我が家のハスは数年前に北信のある名刹からレンコンを頂きました

すっかり仮定着して皆さま良く写真を撮りに来ます

ハスは逞しい生命力で70年前に大賀一郎博士が約2千年前ハスの実を発見されて

発芽開花に成功されました

いわゆるオオガハスです 

それはレンコンで240か所に分根されて友好と平和の使者としたしまれているようです

素晴らしいですね!

 

 

先日投稿しましたひまわりが芽を出しました

これも平和を願ってまるで蝶の羽ばたきくらいなものですが

これからがまさに正念場です、草との戦い、又イノシシ猿、熊、カラス鳩等

次々に問題山積です

御苦労さまとは思いますが

順調に育って見事な結果を皆さまに投稿できますように、、、、、と祈っています

 

真っ白な花が魅力な「ユッカラン」 です日々強まる陽光の元のびやかな姿で咲いています 

まっすぐにすっと手を伸ばしたような葉の姿からは

まさに別名青年の木は ぴったりです

花ことばもも颯爽,勇壮だそうです

草むらに負けずとばかりに「もじずり」 です

みちのくの 忍ぶもじずり、、だれ故に、乱れそめにし。われならなくに   と

万葉集にも詠まれ ねじれて咲く姿からでしょう

草丈が短かいのでこのようにねじれてさくのでは、、、、?と

勝手に想像しております

あらゆる生物は無秩序の世界ではなくて

無限の秩序に支えられて生きている様に思います

 

毎日報道されるいやな事件に振り回されそう心が 折れそうにになってしまいますが

この山の奥の細道咲く花々に心を止めて

ふっと心呼吸が出来れば幸いです   

 

 

 

 

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あじさいの季

2022-07-03 09:56:14 | 旅行

 

先週の土曜日から雨降りです

植物達も農作物もみんなこの時を待っておりました

このアジサイ以前に母の日にプレゼントされました

花が可愛くてよく新芽を分けてあげておりますので

なかなか大きくなりません

 

アジサイは日々色が変わるので花ことばもブルー系は

浮気、移り気等です

さすがに昨日が参道を歩いて来られる方が多くおどろきます

参道の山アジサインも綺麗に咲いていることでしう

 

ピンクのが「くアジサイ」も雨にぬれて優しい雰囲気です

 

以前にある御寺様より頂きました

赤いあじさいです

この色が珍しくてあちこちに分けましたが

皆さま失敗です

変わった色だからどこかに無理があるのでしょう

雨上がりの雲の隙間から差し込む光の帯に

心地よい風がふいてきました

あじさいの季です

ピンく系は 花ことば 元気な女性、深い愛情だそうです

すてきな花ことばですね 母の日のプレゼントに良いそうです

 

暑さが厳しいこの夏ですが

ふっとほほをなでる風が暑い中にも少しの涼しさを感じさせてくれる

白いあじさいです

花ことば素敵でひたむきの愛情だそうです

色で花ことばが変わっていて単に移り気、浮気だけではないのですね

 

葉の形や花の形がちょっと変わった「かしわばあじさい」 です

植物にはそれぞれに異なった魅力が有ります

雨に濡れながらポツポツと爽やかな音を響かせながら咲く花姿からは

やはりアジサイは雨が合うと思います

我が町は素晴らしいですね

「さくらんぼ」もすっかり定着して特産品です

甘酸っぱい香りとともに今年1番のフルーツが出回ってきました

有難いことにまずご先祖様に、、、です

さっそく仏様にお供えして

美味しく頂きました

もう少しすれば桃、ぶどうとなるでしょう

沢山のフルーツの里に生まれて幸せです

 

長野県に多く自生します「シナノナデシコ」 です

秋の七草のカワラ撫子の程に風情はありませんが

雑草の中にひときわ鮮やかなピンクはそれなりの美しさです

昔から花の美しさは人の目に優しくて

心に癒しを与えてきました

それゆえ人は花に心を寄せてまなざしを送り続けてきました

 

この日曜日に我が家の休耕田に

息子、嫁、孫、と4人で

ひまわりの種をまきました

黄色い花や、ひまわり油絞ってウクライナノ支援金にするとのことです

この雨が幸いして立派に育ってほしいです

良く言われます蝶の羽ばたきが竜巻きを起こす、、、

とまでは行かなくても些細なことが大きな波になって

ウクライナノ支援につながれば

避難した4歳の男の子がj「いきるためにここにきた」といったそうです

生きて生きていつかきっと故郷に戻れますように、、

と終息を切に祈っております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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