山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

山ユリの季(花の生き方から学ぶ)

2024-07-20 11:39:07 | 日記

梅雨が明けたとたんにこの猛暑

覚悟はしていましたが大変です

この猛暑の時期に静かに美しく咲きます

 

 

 

 

 

 

 

夏の入道雲を背景にして咲きます山ユリですの堂々たるものです

花ことばも「荘厳」「威厳」「高貴な品性」とどれも素敵です

一体だれのために、何のために咲いているのでしょう?

「人見るもよし、見ざるもよし、我は咲くなり」    武者小路実篤

この花をじっと見ていますと誰のため、とか何のためとではなくて

ただ、この日中の暑さの中で、敢然と咲く姿には神々しささえ感じられます

このひと時に短い命をかけて一生懸命に咲く姿はなぜにこんなに美しくと?

感動さえします

私たちも又この花の様に一途にひたすらに生きたいですね

我が家の庭で今年は見事な山ユリの群生です

余りの多さに来年は?と心配です

何せ突如無くなることを何度か経験しましたので、、、

 

 

暑い一日が終わりに近ずいて「かなかなかな」と日暮らしゼミの声がする頃に

そっと咲きます「ゆうすげ」 です

吹く風も心地よくなってきて

厳しい一日が終わったなとホッとします

夕暮時は良い時、限りなく優しいひととき夕暮れは穏やかで懐かしい   若い人

そして老い 、青春の夢と僕、失いてきた人々、それは優しい思いでのひととき、懐かしい移り香  掘口大学

今日は二人の先生の詩で私のブログは借り物ばかりです、、、、

庭の大きな杉の木のもとで静かに咲きます「なでしこ」 です

「えっ!もう」そうですナデシコは姿形は優しそうですが

なかなかどうして逞しいのです

可愛い子供を撫でるような、、が名前の由来だそうです

花ことばも「純愛」「貞節」「無邪気」とどれも素敵です

今ごろから霜が降る頃まで頑張るのです

これを以て「やまとなでしこ」「なでしこジャパン」です

秋の七草のしんがりを務めます「なでしこ」で

この山のおくの細道にふく爽やかな涼風を感じて

この猛暑を乗り切って頂けましたら幸いです

庭のあちこちで桔梗、オミナエシ、季節の到来を待ております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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紫陽花の季

2024-07-07 16:22:17 | 日記

昨年と同じ雨の少ない梅雨です

初夏の眩しい陽射しは草木に明日への力を与えます

 

 

 

 

ピンク系のあじさいです

刻々と花姿を変えて咲きます

「今日はこの花が1番」と思っても

翌日はあまりきれいでなかったりして、、、、?

花ことばも健康な女性や、強い愛情、等素敵ですね

そして、、

 

 

 

 

 

ブルー系のあじさいです

この花色が移り気、冷淡等の様です

今の季節に咲くあじさいは生き生きとその美しさを見せてくれます

 

 

道端でひっそりと佇むように咲く白い花

主張が少ないのですが洗練された美しい雰囲気です

このいろの花ことばは辛抱強い、ひたむきな愛と

すてきです

花ことばは色によって異なり単に移り気だけではなさそうです

 

こころ    萩原朔太郎

 

こころをばなににたとえん   こころはあじさいのいろ  ももいろに咲く日はあれど

うすむらさきのおもいでばかりはせんなくて

こころはまたゆうやみの園生のふきあげ   音なき音のあゆむひびきに

こころはひとつによりて悲しめども

かなしめどもあるかひなしや

ああこのこころをばなににたとえん

こころは二人の旅人  されど道ずれのたえて物言うことなければ

わがこころいつもかくさびしきなり

 

萩原朔太郎さんは医師の父を持ち将来を期待されても

応える事が出来ずに挫折を繰り返して結局詩人として生きたのです

桃色は嬉しい気持、うすむらさきはさみしい気持でしょうか

刻々と変化するアジサイに多面性、や多様性をかんじたのかもしれません

紫陽花の変化あのとんだ繊細さが多様な生き方をさせたのでしょう

親の後は継がなくても現代迄私たちの心に染みる素晴らしい詩を沢山残されてきました

 

梅雨の晴れ間にキラキラと反射するような陽光の下で喜びあふれるような

「やまゆり」 です

このところの暑さで急に蕾が大きくなってきました

春先に可愛い雪解けユリに感動しました

今は大きな草丈に大きな白い花がどっしりと太陽に向かっていて

逞しいですね元気を頂けます

これからは益々暑くなるのでしょう

皆さまこまめ水分を取って酷暑を乗り切りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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