山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

今を生きる

2021-05-29 04:50:14 | 旅行

 

 

早いものでコロナに振り回されながら半年が過ぎようとしています

「たにうつぎ」が満開です

季節はどんどんと進んではや

初夏の代表のような花が咲き始めました

谷間に良く自生して若芽は食用になって昔は救荒植物でした

優しいあまい香りは昆虫達がよく集まってその羽音がにぎやかです

因みに花言葉は豊潤だそうです

 

 

「にっこうきすげ」 です

日光に良く自生していてこの名前だそうです

このオレンジ色がなかなか華やかで

私には暑苦しくさえ感じます

儚い一日花ですが一茎に七輪ほど咲きますので

下からだんだんとさきあげて

一週間くらいは楽しめます

 

優しいあまい香りいっぱい野趣豊かに咲きます「のばら」 です

その清楚な姿に思わず一枝と手を出せば鋭いとげです

このようにして身を守っているのでしょう

この大きな棘とともに大きく曲がった枝からは漲るような躍動感が有ります

盆栽のイワヒバに寄生して咲きます「いわちどり」 です

大きな岩に懸命にしがみついて生きる千鳥のように見えます

心を穏やかにして耳を澄ませばそこに息ずく小鳥の声が聞こえてくるようです

 

暑さに弱い日陰好きの花のいきる知恵ですね

足元はしっかり五月の下において

葉や花は太陽の恵みを受けて咲く「ヒメシャガ」 です

小さなアヤメのような花を風に揺らして咲います

因みに花ことばは心がなごむだそうです

蔓植物の女王として人気の「クレマチス」 です」

あでやかな装いはそのまま和服や帯のがらのなったりしています

名前の由来はギリシャ語のklemaに由来しているそうです

日本には桃山時代頃から鉄線という名前で親しまれていたようです

花ことばは心の美だそうです

 

若葉も日を追うごとに力強く

しぜんのな中で息ずく草花の素晴らしさを改めてかんじるきせつです

「ベルフラワー」別名「乙女ききょう」 です

コンパクトな株に小さなベルのよう花を沢山に咲かせて

花ことばも感謝、誠実です

穏やかな日々続く事をねがいつつ、、、、

 

数年前にバラ愛好家の家の前にありました「オルラヤホワイトレース」です

ただバラとの相性が良いとだけ聞いていただいてきました

せり科でレースで編んだような清楚な花です

花言葉はかわいい心、静寂です

本当によく殖えて今では雑草と言っていいほどになりました

 

 

香りを楽しむ花「タイム」 です

私はお料理などには使い方もわかりませんのでただ緊張するとき

ハンカチに包んでそっと心を沈めております

なかなかの効果ですよ是非お試しあれ

 

時の流れはなんと早いのでしょう

コロナに振り回されて何もかも見えなくなってしまいそうです

そんな時は「今を生きる」ことでしょうと

コロナ禍の後を考えるのではなくてただ今ある時間を大切にして

鴨長明の「朝に死し夕べに生るる習いただ水の泡にぞ似たり」との言葉を思い出して

人の世は水の泡のごとしと、

それならばなお今を大切に生きることを考えましょう

 

 

 

 

 

 

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薫風に身をゆだねて

2021-05-19 13:39:42 | 旅行

 

 

初めて投稿します「ハンカチの木」 です

幼木を頂いて十一年毎年この日を楽しみに

草を刈って周りにし敷き詰めたりして

育ててきました

早速にk様に咲いたことを報告しました

とても喜んでみにきてくださいました

白いハンカチが優しい薫風に身を委ねて気持ちよさそうに

その身を翻している様な花です

花ことばも清潔だそうです

そしてこの花の香りがなんとガス漏れのような香りです

我が家に一つ又珍しい花木が出来ました

 

 

前ページで紹介しました「はっかくれん」 です

あの日は未だ花が咲き切っていなくて せっかちな私は待ち切れずに

投稿しましたが これが花らしくて良いと思って再び登場です

う~んやっぱり毒毒しいのはかわりありません

 

これはおなじみの「みやこわすれ」です

ミヤマヨメナと言う野菊を品種改良して珍しく日本原産です

この花の慎ましさと優しさが、わび、さびを好む日本人向きの花です

殊にお茶席には必ず床前を飾っているそうです

お抹茶とみやこわすれ なかなかあうとおもいませんか

 

初夏をはらんだ風が若葉を優しく揺らします

初夏を涼やかに彩る「あやめ」 です

池の傍で爽やかに揺れる姿が美しく咲いています

 

これも初登場「フウロソウ」 です

頂きました時にゲンノショウコかな?と思いましたが

やはりその仲間だそうです

花も大きくてガーデニングに人気の花だそうです

お日様に向かって首を伸ばしたような可愛い花で儚い一日花です

花ことばは変わらぬ信頼,陽気だそうです

これもおなじみの大きな存在感のある「あまりりす」 です

白花は未だ芽が出たばかりですが

同じように同じ所に置いてこの差は何?と不思議です

実はこの花、彼岸花科だそうです

そうしますとこの大きな球根は有毒だということになります

まさに植物達の逞しい生き残りの戦術のように思えます

毒を持って身を守る

鋭いとげで実を守る

これらを思う時

花々の絶妙とも思われます生きざまに感動します

 

「シラー」 ですとてもも丈夫で育てやす花です

現にあちこちに行って勝手に増えています

花ことばも素敵、で変わらぬ愛だそうです

この釣鐘状の花が群れて咲きますと

程よい雨と夏日を思わせる日差しに元気な雑草に

追われる毎日です

 

豪華剣蘭に咲き誇る「せいようしゃくなげ」 です

日本シャクナゲとはだいぶ違っておりますが

原産はやはり中国の高地チベットやヒマラヤだそうです

やはり高冷で湿気を好むそうです

ギリシャ語でバラ様な花の咲く木という意味だそうです

やはり何と言っても美しいものは美しいですね

道路わきで良くカメラマンがシャッターを押す姿を見かけます

草木はいつも我々に感動や潤いをもたらしてくれます

 

草木は我々の生命の維持に大きく貢献してくれています

食料として、薬用として、感性を育んで

人類は今大変な時を迎えております

植物の生きざまを見習って

政府のやることなすことにいちいち文句を言って

自粛疲れ等と甘えていてはこの戦いには勝てないでしょう、、、と

生意気なことを言いますがその自分だっていつどうなりますか?と

不安ばかりですがとりあえずワクチン順番を

心静かにして待っています

 

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爽やかな五月空のもとで、、、、

2021-05-13 09:20:10 | 旅行

五月ともなりますと若葉がひときわ命の輝きを感じさせてくれます

 

始めて栽培しました「ハッカクレン」 です

初めての花ですのでとても楽しみにしていました

早くから蕾がいくつも葉の下にブル下がる様にしていました

開花してそれは赤紫の不思議な花です

一寸毒々しいと思ってパソコンで調べましたらやはり

アルカイドと言われる毒性の花でした

ハッカクレンは花よりもむしろその葉の方に魅力が有ります

つやつやとした大きな八角形の葉は生花の材料とて使われるようです

 

 

おなじみの「かくれん」です

かさのような大きな葉の下で可愛い花です

一人で静かにしおらしく咲いています

ハッカクレンを調べておりましたら

カクレンも同じ仲間だそうです

するとこれも有毒植物?と驚きました

ただ見た目が可愛いだけで一度そんなことを思ったことが有りません

まさに人は?見あけによらぬもの

との昔の言葉を思い出しました

又だからこそ自然界で生き延びているのでしょう

 

以前にこの花が好きで遠回りして

群生地を眺めて楽しんでおりました

ある時この花が一本のみ早く実っておりましたので

その種を頂いてきて庭に播きました

だんだんと殖えてきまして

やっと投稿できるようになりました

この明るい紫の花は別名「しょかつさい」です

あの有名な軍師諸葛孔明明が広めたことによるそうです

花ことば孔明にあやかって知恵の泉だそうです

 

以前は山中にそこかしこ自生しておりました「しゅんらん」 です

乱獲でほとんど自生は見られません

小さいながらも清楚で慎ましやかな花姿に人気が有ります

爽やかな新緑 朝澄んだ空気を胸一杯に吸って目覚めの深呼吸で体をリセット

 

緑に囲まれた庭でひときわ華やかな「はなずおう」 です

これもまた中国原産でマメ科の植物だそうです

この木でイエスの弟子ユダが首をくくって自害したそうで

花ことばも「うらぎり」だそうです

こんなにも美しいはななのに、、、

 

夏の兆しをはらんだ風が木々の間から「ライラック」の花を優しく揺らしています

風に揺れるたびに優しいあまい香りが漂います

あまい香りはそのまま香水の原料ともなるそうです

今に咲く花はどの花も香りがよいですね

花々はその香りで昆虫を誘っているのでしょう

逞しい植物の知恵とも思えます

 

丸いつややかな葉を鏡に見立てうつむいて咲きます「いわかがみ」 です

秋になりますとこの葉が紅葉して又違った趣が有ります

この下向きに咲く花は蜂蝶は吸蜜出来ますが

蟻などは蜜を吸うことが出来ません

これもまたいわかがみの工夫の様です

因みに花ことばは忠実だそうです

 

深山に美しく咲きます「にほんしゃくなげ」 です

この花標高が高くて湿度が高い余り危険なところに咲きますので

高根の花の言葉の語源だそうです

 

コロナは私達にとって未曾有の不安と心配をもたらしています

しかし私達の二千年余の歴史を思います時

先人の労苦に中にはもっと厳しくて困難な時代があったことでしょう

例え身体的な間隔はすぐに戻らなくても

お互いに心の間隔は縮めて

マスクの下の不安が見えないふりをしないで

皆で支え合い乗り越えて生きましょう

 

 

 

 

 

 

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春の例祭(疫病退散を願って)

2021-05-03 15:58:15 | 旅行

好天に恵まれて春の例祭を行いました

前夜祭には雨ふりでしたが

皆様頑張って下さってお旗を立てることが出来ました

今朝は目の前の南アルプスの雪景色がぐんと下がって

寒いはずです昨日はお山は雪だったのですね

 

コロナ対策をしながら甘茶をふるまいました

又昨年は取り寄せていましたが今年はお寺でお赤飯を炊いて

皆様に持って行っていただきました

その方が心がこもっていると思ったのです

皆様心は同じで一時も速い疫病の退散を願って

そんな話題ばかりです

 

 

例年ならここから御本尊様にあげた切りもちのおすそわけで

投げ餅をするのですがそれも出来ません

いろんな制限の中で皆様にお世話様にななりながらら

なんとか無事に例祭を終えることが出来ました

 

折から山門下の聖観音様の横の山つつじが甘茶に合わせるように咲いていました

今の季節は毎朝景色が変わっていって楽しみでもあります

 

家の前の「カスミザクラ」が満開です

細かい白い花が群れて咲いてまるで春霞のように見えますので

このような名前です

ピンクが多い桜の中で地味ではあっても

緑を濃くした木々の間から見えます白い花は

大変趣が有ります

 

まるでさくらの花のリレーの様です

次に咲きます「うわみずざくら」 です

この花はとても香りがよくて

いつも昆虫が集まっています

この時期にはそうでないといろんな花が咲くからでしょう

植物の生き残り知恵でしょう

清々しい香りが漂う中で

香り高くたおやかに咲きますフジは

女性らいさの象徴ともいえます

慎ましく色合い濃くて長い花房を揺らして咲く姿が美しい女性を

思わせられるのでしょう

「クリンソウ」の花も咲き始めました

この花は珍しく日本原産です

仏閣の塔に有ります九輪に花姿が似ているからこのような名だそうです

サクラ草科で花ことばは幸福を重ねるだそうです

 

 

「八重咲きいちげ」 と「十二ひとえ」 です

毎日変わる草花の姿を楽しむ季節ですね

手入れすればちゃんと答えてくれる草花達

爽やかな気分で近くの庭石に腰をおろして眺めれば

まるで語りかけてくるようで

少しはコロナ禍を忘れさせてくれます

「なつぐみ」の「の花です

もう少しすれば甘酸っぱい赤い実がなって

これが大変に体に良いとのことでして

昨年は取って食べようと思っても

猿やカラスが付きっきりで怖くて近寄れませんでした

因みに花ことばは野生美だそうです 残念!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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