優しく・たくましく

早春に咲く花は可憐で優しい花が多いような
それを代表するような　「スノードロップ」
　　数枚の葉が一茎の雪のしずくの様な白い
小さな蕾を抱き抱えるようにして芽を出します
つい先頃まではここには
凍てついた雪が
30センチほど積もっていて
「だいじょうぶかな？」っ心配していました
さすがに早春を代表する花
雪カメラを向けますと
春独特の強風にあおられて
なかなかピントが定まりません
芽出しと共にご難続きの花です

二年ほど前に
スーパーで二株を１ポットで売られていました
軒先に植えておきましたら
今年はもう十株ほどにふえて
ん？・・・ん？・・
この優しい花のどこに」こんなパワーがあったのかと
感心しています

時として人も

細づよかで弱弱しくて優しそうに見える人が
案外
芯がしっかりとしていたりして・・・

今の時代優しくておだやかだけではいきてゆけませんよね

芯のしっかりとした又自分らしさを失わない
この花のように
一見は優しく弱弱しく
とも静かに心を癒してくれる
この冷え切った大地で静かにエネルギーを蓄えて大地を割って伸びてくる

これからを生きる
子供さんは是非この花のように優しく
たくましく生きてのびていって下さい
大変な時代になったけれども・・・・

ナズナに元気を頂いて

陽射しの柔らかさに　ほほを過ぎてゆく　風の優しさに
「はっと」します
２０１５年が始まってもう２カ月が過ぎようとしています
年の初めにはリハビリを｛がんばるぞ～｝って思っていたけど
大した進展もなくて・・・
とぼんやりと雪原を眺めてうつうつとしていました
そしたら思いがけず℡で
｛ナズナを摘みにこない・」
「行く行くって」って云ったけれど
車にのれないし・・・迎えにきて頂いて行きました




｛ナズナ」と言えば
あのロゼット状に土に張り付いたお浸しにすると
土臭い様なこわい草と思えば
ハウス一杯になってまるで栽培でもしたような雰囲気です
ホウレンソウを作って出荷すると
その隙間に撒いたのでもないのにびっしりとこのようになったとか・・・
ふ～ん　　さすがに野草
このパワ～を頂かない　て　はないとばかりに用意してくれた
敷物に座って　籠に一杯摘みました
ハウスの中は温かくて
優しい若草の香りが充満していて
ナズナの感触も優しくて
両親の話や
祖父母の話など終始笑い声と話が尽きません
さっきまでの鬱々とした気分はすっかり晴れて

私は思い切り背伸びをして
｛しあわせ　いきていてよかった｝
　
と言ったら「??????}
そのあとどっと笑い声
そうなのです健康で
毎日暮らしていますとつい有り難さを忘れてしまって
こんなささいな・摘み草だって私にとっては
至福のひと時なのです
病んでみてはじめてわかる
しあわせ　とは何かですよね








家に帰って早速湯がいてみますと
鮮やかな緑になって柔らかくて美味しくて
春の香りを満喫しました
何をするにも人様のお世話にならなくてはならない今
とにかく　感謝の日々です

一本一草慈しんで・・・

その名も可愛い「はなかんざし」　(カレンじゅら」　今の季節
室内に飾るにふさわしい豪華な花と言えば　シクラメン　欄などいろいろありますが
私はあえてこの小さい草花を一番日当たりのよい窓際においてたいせつにしてぃます
それは今の時代
小さなも者や　何も抵抗の出来ない人に対しての出来ごとが
余りにも悲惨だから・・
目をそむけてしまいたいような事が多すぎるから・・・
小さくても一本　一草心を寄せ
同じ命あるものとしてたいせつにして
草にだって心があるように
たいせつに育てればそれなりに咲いてくれるから・・


小さな命にこそ真実があるようおもわれますので

どんな時にも
どんな人にも希望は心の中に宿っているはずですから
それをむやみに奪ったりする
権利は誰にもないと思います