山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

命漲る五月

2024-04-30 16:18:01 | 日記

 

五月になりましたやはり端午の節句ですね

高々と泳ぐこいのぼりを見ますその家の繁栄を見るようです

 

我が家も早速出てきました兜飾りです

今はもう高校二年生です

家族は皆(父親)以外の身長を越されております

又行事のたびに御衣を着て末席に座ってくれます

有り難い事です

 

昨日と今日の雨で門前の緑が更に美しくなってきました

草木がすくすくと伸びて軽やかに命のリズムを奏で始めました

風薫る五月桜は散って彩りが一層豊かな「やえざくら」 です

この時期の花々は素晴らしいです

晴天ですと輝いて見えます

 

新緑の眩しい中にひときわ鮮やかに「やまつつじ」 です

陽射しは日に日に濃くなって早や初夏さえ感じます

心穏やかに耳を澄ませば乃山に息ずく草木の声が

風に乗って聞こえてくるようです

 

 

一寸足を延ばせばもう何処を切り取っても絵葉書の世界ですね

「やまぶき」の細い枝が風に揺れていて

   面白や今年の春も旅の空    松尾芭蕉

今年は物価高などで連休も安、近、短と

芭蕉さんの時代の様にはいかないですね

 

華やかに咲きます「西洋しゃくなげ」 です

大型のこの花はなかなか見ごたえが有ります

のびやかに成長する草木が美しい季節です

花ことばも「警戒」「危険」「威厳」「荘厳」などです

山に自生するシャクナゲは高山の危険な場所だからでしょう

 

 

一寸暑くなりますとやはり白い花が涼しげでいいですね

「大花八重咲きエンレイそう」と「きくざきいちげ」 です

このところの暑さに驚いておりますがまだまだ序の口かも

白い花に涼しさを求めて

何時しかうぐいすがカエルの声になってきました

もう少しすれば田植えも始まって

早苗が風になびく季節ももうすぐですね

 

南アルプスに雪が残っていて安心です

蓮池や菜の花や新緑の向こうにかすかに

見えるのも今に時期ならではです

カエルの声がどうぞこれから

風雨順次でありますように、、、と言っているようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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欄満の春

2024-04-24 18:19:29 | 日記

遅れ気味でした桜前線がこのところの暖かさで

足早に来て足早に去って行きました

 

 

 

門前に咲きます凡そ百年の「ヤマザクラ」 です

 

 

 

この花の特徴は芽吹きの葉が赤くて花が淡いピンクなのです

このバランスが絶妙で私は殊に綺麗だと自負しております

この時期に毎日報道される桜ですが

私は我が家が一番だ!と思っております

百余年前にご先祖様が吉野から取り寄せたそうです

いわばあの有名な「ヨシノノヤマザクラ」の仲間だそうです

参道にしっかりと植えられていて盛りにはピンクのトンネルだったようです

 

 

 

この「しだれざくら」はまだまだ若木です

古木のオーラはなくてもはなやかかで風に揺れて咲けば

まるで流れるように美しいのです

どちらが?と言いません

それぞれの好みですね

私たちは本当に桜が好きなのですね

桜はその花の美しさは勿論ですが散ってゆく様も

日本人好みなのでしょうパッと咲いてパッと散る

そして今だに学生服の金ボタンが桜というのも?ですね

又桜茶とか桜餅又桜饅頭などなどきりが有りません

 

 

毎年この時期のおたのしみの「しれねあおい」 です

白根山に自生してその葉が葵に似ていることからその名が付いたそうです

山野草の中では割合に大きめの花で見ごたえが有ります

花ことばも「優美」「完全なる美しさ」などです

以前に約束しました節分草を持って見に来て下さいました

お茶を頂きながら山野草の話が尽きません

大好きな花で新しい友達が出来て

又新しい山野草を頂いてこんな楽しい事はありません

 

♬「なつがく~ればおもいだす~」♬

早くも「水芭蕉」 です

花ことばも「美しい思いで」「変わらぬ美しさ」

葉につつまれて咲く姿や香りからでしょう

自然界の物が全て清らかで生き生きとしています

雪の季節には真っ白に雪を被っていました庭木が暖かい気候の中で

次々に花を咲かせています

ことりが身の丈の三倍くらいの枝を運んで行きます

巣作りの準備でしょう

欄満の四月草木も人間の営みも希望に向かって大きく動きだす時ですね

百花繚乱の春です

次々に咲く花にもう私の足がついてゆかないのです

優しピンクに咲きます「はなもも」 です

花ことばは「チャーミング」「気立てのよさ」「わたしはあなたのとりこ」「天下無敵」と

沢山ですが素敵な花の美しさゆえでしょう

 

大型連休を前にして私はそわそわとしています

あのトンボ少年が又きっとくるでしょう

何せ二種の新種を発見したそうですから

新聞で初めてその顔をはっきりと見たのです

楽しみにしています

 

 

 

 

 

 

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可憐で楚々とした山野草

2024-04-12 17:46:24 | 日記

山野に自生する山野草、洋花の様なはなやかさこそ有りませんが、、、

 

 

 

以前に山野草に興味のない方が草と思って抜いてしまいました

あれから三年庫裏で接客していますと

つつじの株の中でまるでほほ笑むように咲いていました 「雪割りそう」 です

嬉しかったです「またあえたね」とカメラを向けながら話しかけました

逞しいですね根が残っていたのでしょう

今の季節に咲く山野草は皆春の妖精です

花ことばも「自信」「忍耐」だそうです

寒さに耐え一生けん命に花を咲かせることからでしょう

 

 

 

私の大好きな山野草「たったそう」 です

赤い新芽の群れ立つ中にこの濃い紫の可憐な花が

咲く季節を迎えました

実はロシア(シベリア)が原産なんだそうです

日ロ戦争の折に軍艦たったまるの乗組員の一人が日本に持ち帰ったそうです

幾星霜の果て我が家に二株有ります

この花に軍艦の名前?花の歴史を思えば不思議ですね

花ことばも「私の命を捧げます」とちょっと過激です

 

 

薄いピンクが可憐な「いわうちわ」です この花もまた春の妖精です

この花が咲きますとモミジの枝も赤く見えて小鳥の声も賑やかです

動植物が生命の喜びに輝く姿は今も昔も変わらない春の情景ですね

花ことばはそのまま「春の使者」だそうです

 

やわらかな風が心地よく吹き春の鼓動が聞こえてくるようです

「かたくり」の花です

午後になりますともう少し花弁が開いてまりのようになります

そうなる前の此のうつむいたすがた却って一途に見えて可愛いのです

花ことばは「初恋」「寂しさに耐える」と花そのままです

山野草のその素朴で可憐な姿は春の山野に欠かせませんね

 

 

 

我が家はやっと「水仙」です

水仙が咲き始めますと先ずその香りで癒されます

凛とした気品が有り季節毎の自然の厳しさに鍛えられて今咲く

姿からは逞しさと余裕さえ感じます」

   水仙の一輪という美学かな   鈴木隆夫

別名 「雪中花」ともいうそうです

 

このところの暖かさで南アルプスの雪景色がすっかり変わってきました

あちこちで桜の開花のニュースです

我が家も午前と午後では景色が変わってきます

この季節は誠に悩ましいです

慣れ親しんだ我が家を離れた方々にとってはその寂しさと

又新しく出あう喜びに代えて

初対面の人とうまく親しくなったのでしょうか?と

娘が初めて大学生になった頃を重ね合わせております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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俄かに春めいて、、、、

2024-04-06 09:39:05 | 日記

年年桜の開花が早まって心配しておりましたが、、、、?

 

1

 

去年も行きましたが今年も又苺狩りに行ってきました

甘い香りいっぱいのいちご狩りは年に一度のおたのしみです

いちご狩りを楽しんで一寸雨の日を挟んで二日程経って外に出てみますと

景色が一機に春めいていて驚きです

 

毎年この時期になりますと楽しみな「ゆきげゆり」 です

今年は周りを猫がかき回してもうダメと思ってのですが

このよう咲いてくれました

ユリと名の付く花では一番小さくて一番早い花です

でも小さいながらも逞しい山野草です

花ことばもそのまま「栄光「逞しさ」「奥ゆかしさ」 です

寒さも元気に乗り越えて咲く姿からでしょう」

 

又「しゅんらん」も開花です

大地を割って芽生えた草木が新しい命の輝きを奏で始める四月

新入生の賑やかな声が聞こえてきそうです

小さいながらもなかなかの品を感じる花

控え目なその姿が山中にひっっそりと咲けば

ういういしく見えて羨ましくなります

柔らかくてふんわりと咲く「いわやつで」 です

花よりむしろ大きな葉の方が趣が有って好きです

この葉が名前の由来です

又別名「たんちょうそう」ともいいます

花ことばは「謙虚な心」と素敵ですね

 

 

我が家はやっとうめの花です

このところ鶯の声がしきりで朝あまり早くからなきますと

「もう少しねかせてよ」と言いたいくらいです

昨年今日は角先のしだれ桜が満開で帰省した娘一家と記念写真をとりました

年年早まる一方の開花ですが今年は珍しくまだ蕾です

一寸安心ですね

遅咲きの桜だって満開の時は必ず来るのです

 

 

 

四月は入学、入社と様々な人生の節目を迎える時でも有ります

そんな方たちを応援するかのように草木も新しい芽吹きを迎えて

命のきらめきを見せてくれます「ひゅうがみずき」 です

小さな花がゆらゆらと揺れて春風を感じさせてくれます

花ことばは「思いやり「信頼」「神秘」とどれも素敵です

 

今年のしだれ桜は遠目に観てややピンクがかったかな?と思える位です

 

 

 

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