山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

命漲る季

2023-04-23 16:18:31 | 旅行

 

日中には早や夏を思わせるような毎日です

昨年までは五月三日の春の祭典ころに咲きました「はなかいどう」 です

すべての花がおよそ一週間~十日ほど早い開花です

隣に有ります芽ふきの赤いもみじと相まって

遠くからでもうつくしくめだっております

「かいどう」は中国の原産でその花の美しさを

昔玄宗皇帝が楊貴妃が酔って眠そうにしている様と例えたそうです

そのため花ことばは温和、美人の眠りだそうです

 

「いかりそう」のピンクと白です

花の形が船の錨に似ていてこの名だそうです

花の形からはばことばは「旅立ち「きみをはなさない」だそうです

昔中国の羊の牧場でイカリ草が沢山自生しておりました

牧場では沢山の子供が生まれて羊毛も沢山取れたそうです

そのため強精の薬と言われているそうです

 

庭にあちこちで花が咲き始めました

宮中に仕える女官の袴に似てリるから十二ひとえ」 です

花ことばは「強いむすびつき」だそうです

この濃い紫の袴をまとった人が居たころに想いをはせています

優雅な時代だったのでしょう

 

 

早くも「みずばしょう」 です

水芭蕉といえば

♪夏がく~れば思い出す~♬とうたわれるように

夏の花です

花ことばもすてきで美しい思い出、変わらぬ美しさだそうです

水べりを爽やかに彩って、、、

 

 

 

一月半ばに雪に埋もれて葉を少しだけ出していました「しゅんらん」 です

春を迎えて立派な花を咲かせました

日本原産で春に咲く蘭という意味だそうです

清楚で慎ましやかで日本の蘭として世界に誇れる花ですね

だんだん乱獲いされて自然界ではあまり見られなくなりました

 

 

真っ白な花が愛らしい「きくざきいちげ」 です

憂いを帯びたそのはなから花ことばは「追憶」「静かな瞳」だそうです

シーズンが終わりますと儚く消えて一年のほとんどの間は地中です

ほんの一時のために咲くから余計に美しく感じるのでしょう

 

 

私の大事な大事な「しらねあおい」 です

この花を皆さんに見て頂きたくて

ササユリ会をこの時期に行いました

毎日覗きこんでは「未だ早い、?もうそろろかな?」と

当日は好天に恵まれて

綺麗な花をみていただきました

幸せとは今この瞬間に生きていてよかったと思えることではないでしょうか

又今年は殊に花の色が濃くて美しく咲いたのです

花ことばは「完全な美」別名は春芙蓉だそうです

地球というこの星に生まれて良かった!と喜べる時です

この裏にはササユリ、カタクリ山ユリ等等色々なものが自生しております

自然は万人に与えられたものですが

この町にウクライナから元志願兵だった方が避難してまいりました

重傷を負い除隊となっても心の回復はまだまだだそうです

「戦争は何一つ良い事が無い」、、、、

これと同じ言葉を戦後七八年たった今でも日本の元兵隊が語っていたことを

思い出します

この経験を我が町の小中高生に語って頂いて

改めて平和を考える機会にしたいそうです

私は日々淡淡と同じことを繰り返して過ぎていきますが

あちこちで咲く山野草を心にとどめて穏やかに過ごして行きたいなと

願っております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桜散り敷く

2023-04-13 11:10:25 | 旅行

四月を迎えたとお見えばもう半ばです

 

荒さんの今月のカレンダーです

新社会人も新入生も最も大切言葉ですね

 

 

先日からの桜はもう散り始めです

今日の雨はきっと今年の桜はもうおしまいですよ、、、といっているかのようです

桜は日本人に最も愛されている花ですね

開花だけでなく散ってゆく姿の潔さも愛されて

そのせいで?いまでも学生服の金ボタンの柄が桜というのは一寸いやですね

そろそろ梅にでもかえたら~~~~~~と

進言したいですね

又日本人の美意識を象徴しているとも言えます

先日 桜並木の哲学の路を住職とともに除草剤をまきました

 

 

 

この百余年桜はもうすっかりと古木になっしまいました

およそ六百本ほど植えられたそうですが、、、

それなりの風情です 久しぶりですのでカメラを持って行きました

私はもっぱら薬を積んで運ぶのです

この路をで良く散歩する人を見かけるのですが

里の豪華に咲く桜を見ないでなぜ?と不思議でしたが

やはりここに来てみないとわからないものがありました

転々と並ぶお観音様もこの桜の路に趣を添えていました

 

 

出口には真っ赤なもみじが桜とともに出迎えてくれました

悪路ですのでほっとします

 

これは最近に植えられた「しだれさくら」 です

若木の勢いとともにバックに見えます南アルプス雪景色が更に花に美しさ添えています

室町時代から多くの園芸種が開発されたそうです

桜は花のみならず「さくらもち」「桜湯」などなど食用として

昔から多くの歌にも詠まれて愛されて来ました

「久方の光のどけき春の日にしず心無くく花の散るらん」

「願わくば花の下にて春死なんその如月のもちずきころ」

又「散る桜残る桜も散る桜」、、、個人的にはこの歌が一番好きです

 

 

 

 

 

桜が散って南アルプスをバックにして「はなもも」の開花です

以前友達と花桃の里を訪れたことが有りました

その時の友六人全員で食事会が出来ました

コロナもすっかり落ち着いてきて又少しずつ以前の暮らしに戻ってきました

ありがたいですね

人生の門出をなされた方々には期待と不安を抱えて踏み出す

第一歩はいつもよりは力強くあってほしいです

現代社会の混迷は耐えがたいものが有ります

そんな日々の中で自己研鑽を務めて

荒さんのカレンダーを思い返してみて下さい

時には気分を転換してさわやかな日の光と空気の中で深呼吸し

野に山に健やかな流れる空気や小鳥の声などでリフレッシュできる良い季節です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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門出の四月

2023-04-06 17:45:37 | 旅行

四月は新年度が始まって入学式や入社式と希望が膨らむ季節です

 

 

 

今年の花は何もかも早くて

およそ十日ほど進んでおります

「みつばつつじの」向こうにはまだまだ南アルプスの雪景色が見えて

ほっとします

新??の皆様には清新な気持ちフレッシュな心を忘れないで頑張ってね、、、、と

応援したいです

 

 

 

 

 

あちこち今年の桜の開花が早くて驚いておりますが

我が家も同じです

私がここに嫁いだころはいつも四月二九日~五月三日の

春の例祭頃でした

およそ半世紀のうちに一月近く早まったのです

考えてみれば恐ろしくもあります

この桜満ちる中での門出それぞれに第一歩を

踏み出す人がいて自然の力に背中を押されるかのように少ずつ

歩を進める

「桜は焦らず慌てず静かに時の来るのを待つ」と

故松下幸之助様が表現されたそうです

初初しい丁寧でぎこちない背中は羨ましくもあります

もし失速しそうになったら歩をゆるめ広い視野で活躍の場を広げて下さい

 

 

裏庭でそっと春の妖精の「いわうちわ」 です

薄いピンク色がまさ妖精の様に見えるのです

陽気に誘われて何もかも早めの開花です

あちこちで三年ぶりの??といって様々な

イベントが有ります

どのイベントも今までの最高の人出とかです

今までどれほど皆さまが我慢していたのかと

改めて思わされます

 

 

「ひかげつつじ」も早い開花です

植物達は茎にありったけの力を込めて

太陽を求めて空をめざします

淡い控えめな黄色が優しい花です

清白な自然の力です

日々妙に慣れてしまった我が身を省みる良い機会ですね

 

 

 

 

 

 

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