山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

夏の暑さを花で爽やかに、、、、

2021-06-26 16:52:34 | 旅行

カキツバタの美しい季節になりました

この花弁の一筋がカキツバタの特徴です

う~んこの色の良さ

この花の濃い紫が高貴な色としてした親しまれてきました

カキツバタの名所三河の国八橋を訪れた

在原業平さんが「から衣、着つつ、なれにし、つましあれば、はるばるきつる、旅をしぞ思う」 と

カキツバタの五文字を入れて詠みました

この歌を踏まえて描かれたのが

江戸時代の画家、緒形光琳さんの「かきつばた図だそうです

金色の屏風に描かれたカキツバタ図は国宝に指定されております

時を経てなお歌に詠まれ絵画に描かれて

これがカキツバタの魅力なのでしょう

 

 

再び「なつつばき」 です

白いけがれのない清楚な花やその花が命が儚い一日花であることから

私達の無常観と結びついて仏教の花として

平家物語のサラソウジュと重なったのでしょう

でもここできっぱりと違いますと言いたいです

サラソウジュはお釈迦様の涅槃図の周りを取り囲んでるあの木だそうです

結構皆様 間違っていて改めておどろいております

平家物語の時代に何故サラソウジュを知っていたのでしょう?と

ちょっと不思議ですね

 

素朴で草っぱらに咲くのがお似合いの「うつぼくさ」 です

この花は蜜が多くてよく昆虫が集まっています

雨天や曇天の日には余り蜜を出さないとかで

草だってコストの無駄使いはしないのだそうです

以前にウツボ草がリュウマチの薬になると言って

母子で摘みに来ました

それ以来勤めて刈り残しています

群れて咲けばなかなか美しいのです

 

初夏の風物詩、もくもくとした花姿は

そのまま名前になって「スモークツリー」です

この花が終わりころになりますと花の先がぐんと細くなって

まさに煙のようになるのです

 

鬱々とした雨も草木にとっては天からの恵み

のびやかに成長しましチェリーセージ」 です

この赤い部分がサクランボのような色で

爽やかなハーブのような香りです

木々も草花もそれぞれに神妙な生きざまです

草木がぐんと伸びたつ今だからこそ、、、、と

思いを深くします

皆さま猛暑、コロナに負けないでもう一ふんばりしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あじさいの季

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皆様の思いがこもったササユリです

2021-06-19 16:34:35 | 旅行

六月一八日程よい気候に恵まれてササユリ会を行いました

 

 

 

ササユリ会は発足してすでに三十年を超えました

他界された方、病で脱会された方、色々です

又嬉しかったことでは天台宗一隅運動で地域の美化と融和に貢献していると

表彰をされたこともありました

かなしかったことは心無い方の盗掘でした

しかし昨年ころからやはり強い山野草と思われることは

又盗掘の跡にはそれなりに二世が育っているという事実す

何が有っても続けていればまたよいのだ!  と

草花から教えられました

多くの皆様の思いのこもった花です

ここにいてササユリ会に携われることは本当に幸せです

花ことばは上品、希少とそのままです

ササユリはうつむいて咲くその花姿、気品ある優しいピンク色、甘い香りと

全てよしです

因みに百合は日本では古事記に

桓武天皇が百合を摘む娘に恋をして嫁にしたというエピソードが

日本最古の百合に関するきじゅつだそうです

八重咲きの「どくだみ」 です

雨にぬた白い花からははっとするような気品さえ感じられます

別名の十薬は民間薬のさまざまな効能からくるのでしょう

強い香りは苦手な方も多いおもいますが

この匂いこそが抗菌、抗カビ、食品の防腐材ともなるようです

又乾燥してお茶にしたりさりげなく一輪ざしに入れたりとして使われております

 

 

白い花からピンクになりやがては赤くなります「はこねうつぎ」です

この花は思いのほかスイカズラ科だそうです

そういえば花の色がだんだんとと変わるところは似ています

花ことばは移り気だそうです

若芽は山菜となるようです

 

山中深くひっそりとして咲きます「さるなし」です

この蔓はなかなか丈夫でして籠に編んだり敷物等によくつかわれます

又この実は大変に栄養が有りまして

V,Cも多く含み滋養強壮として有名だそうです

キューイフルーツの原種でまたたび科だそうです

自然の中には沢山の栄養や薬になるものが多いですね

私達はこれらの草木のお陰を知っててもっと謙虚に生きるべきでしょう

 

葉の斑入りとこの濃い紫の花も美しい「しょうぶ」 です

この水たまりにはわさび、クリンソウ、ふき、おたまじゃくしと

色々な生物が共存しています

蒸し暑い季節にこの一寸した水を分け合って生きている、、、とそんないい感じです

 

石垣の中に植えられました「さつき」が美しい季節になりました

五月はには水が肥料とかで雨が多くなりますきれいになってきます

石の間からしっかりと咲く姿からは健気さの中に品格が感じられます

皆さまワクチンの効能を信じて梅雨をのりこえましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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梅雨に入りました

2021-06-15 04:35:13 | 旅行

木々の緑がこくなりカッコウやホトトギスの声が聞こえるるようになtりました

山の奥の細道のこの上にはキャンプ場が有ります

土、日曜日にはカラフルな車が行き来して

にぎやかなものです

因みに他国籍の方が多くて驚きます

故郷を遠く離れて日本で暮らしている方達にとっては

このコロナは本当に思いがけないことでしょう

今は外国人には殊に厳しい目が向けられているのでしょう

ここは気楽に思い切り羽を伸ばして楽しめるそんな場所なのでしう、、、、と

故郷とまではいきませんが心をいやす所であってほしいです

 

梅雨の晴れ間爽やかな花「ばいかうつぎ」 です

この白い花の香りが梅に似ていてこの名前だそうです

この香りは結構強くマスクのままでもほっとさせられます

青空に手を伸ばすようにして咲く花姿からは

爽やかな初夏の訪れを感じます

 

 

雄しべ、めしべをすっと伸ばして咲きます「スイカズラ」です

冬にも葉を落とさないで忍冬の仲間だそうです

蔓は右巻きで黄色から白に変わりますので

別名は金銀花とも言うそうです

このロート状の花には結構蜜が溜まっていて

それをお目当てに昆虫達が集まっていて吸かずらなのでしょう

あまい香りで花には蜜が沢山有って吸いかずらだそうです

花ことばもすてき愛の絆だそうです

 

お馴染み「夏椿」 です

この愛らしい花は一日花の代表的なものです儚さが却って美しさを思わせられまして

散った花も未だ美しくて

散った花を愛でる会が有りますそうです

このようなことは夏椿のみだと思います

散った花にもおもいをよせる、、、、

素晴らしい日本人らしさと思います

花ことばはそのまま愛らしい、はかない愛だそうです

別名が「沙羅」なので 今までこの夏椿が2本でサラソウジュと思っていました

ところがサラソウジュは全く別な花で日本の気候ではないとのことです

インドのような暑いところにありますそうです

それでも平家物語ではサラソウジュは儚さの花として書かれていて

夏椿も儚さではおなじとおもっておりましたので、、、、?

間違っておりました「ごめんなさい」です

 

白い盃を思わせられます「ぎんぱいそう」 です

アルゼンチンの原産だそうです

現地の名前ではニーレンベルギアだそうです

これも一日花ですが次々と咲いて花ことばは心がなごむだそうです

厳しい暑さに向かいます時花の持つ清々しさを感じて草木の立場に立って生きていきたい

 

 

これからは雨が多い季節になるのでしょう

八木重吉さんの雨の音は私の好きな詩です

雨の音が聞こえる

雨が降っていたのだ

あの音のようにそっと

世のため働いていよう

あめがあがるように

静かに死んでいこう

災害につながるような雨はありがたくないけれども

自然界に潤いをもたらす雨はまさに天からの恵みでもありますね

どうぞ程よいあめでありますように、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏はきぬ

2021-06-07 09:30:15 | 旅行

梅雨も来ないにのに早や夏の花が咲き始めました

 

今年も見事に華やかに「ぐびじんそう」 です

この美しさには驚くべき裏切りの歴史が有りました

がいかの戦いで劉邦に勝利を収めました項羽は

戦勝の喜び浸っておりました

この時 楚の国の劉邦の家臣が 「このまま項羽を勝たせておいては後のためにはならない」と

言う家臣の進言であっさりと和議は破られます

戦に負けたことを悟って項羽は

最愛の愛妃に「虞や虞や汝をいかにせん」と

言いますと即 虞は「私も死にます」と 答えて命を絶ったそうです

今でも「四面楚歌」と言われて四字熟語で項羽の驚きと悔しさを表しております

このドラマチックなお話は

一九〇五年夏目漱石さんが朝日新聞で 虞美人草として連載されました

人気を博して小説になり映画化されたようです

花の赤さはそのまんま虞妃の色と言われているそうです

数年前に比叡山から頂きました「セッコク」です

湿度温度がこの時期の有っているのでしょう

やっと花を見ることが出来ました

家の門前のさくらの木の枝において目を凝らしてみますと

咲く花に命の力を感じます

寄生蘭で薬草にもなっているそうです

花ことばはそのまま 元気付けるだそうです

 

 

初夏を代表する様な花「カルミア」です別名「アメリカシャクナゲ」です

北アメリカの原産で大正時代に日本に来たそうです

金平糖のような蕾も可愛くて

レースの日傘をさした美しい女性を連想させてくれるようなはなです

花ことばもすてき優美な女性だそうです

 

早春の頃に若芽が美しくて投稿しました「きしょうぶ」 です

やっぱり花の方が華やかでいいですね

日中の暑さから逃れて水辺にまっすぐに息ずく菖蒲の姿に心癒される

そんな季節になりました

以前にササユリ会で息吹山に行っったことがありました

珍しい「あざみ」と思って種をとってきました

アザミはイギリスとスコットランドとの戦で

このとげでスコットランドをイギリスから守ったそうです

そのためにスコッとランドで国花となっているそうです

アザミは日本では胃腸の薬草となっております

因みは息吹山は織田信長公の薬草園だったそうです

世が世ならバッサリと首をはねられているところです

「やまぼうし」です真中の丸い部分が花で

周りの花弁に見える部分が頭巾に見えてヤマボウシと言われているそうですが

我が家はピンクなので一寸法師の頭巾らしくないですね

ミズキ科で花ことばは友情です

 

耳を澄まして目を凝らして見て

人類はこれまで多くの困難を乗り越えたのだから

きっと大丈夫 季節の花や自然の恵みと言った

不変のものを大切にして 心にゆとりを持って

生きることが大切なのでしょう

 

梅雨を前にしてどうぞ程よい雨でありますように、、、、と

祈らざるをえまん

コロナだけでも大変ですのでどうか 二,三,重の苦になりませんに、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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