山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

うららかな日射しの中で

2021-04-28 14:06:24 | 旅行

春も盛りを迎えて

うららかな日差しに包まれて咲く花の姿に心が弾みます

 

早くも「水芭蕉」です

水芭蕉と言えば ♪夏が来~れば~れば思い出す♪  と

歌われて夏の花rと思っておりましたのに、、、

温暖化の心配です

現に果樹農家の方々は作業が間にあわなくてと悲鳴を上げおります

私も心配になって目の前を見上げれば南アルプスは

まだまだ残雪が有りまして霞桜の遙か彼方でしっかりと雪に埋もれております

この雪こそが今後の農家にとっては大変に重要なのでしょう

どうぞ風雨順次でありますのうに。。。。と

祈らざるをえません

 

 

「しきみ」の花も満開です

この花は仏前花ともいわれます

神式の榊のようなものです

この実がなかなか曲者で猛毒だそうです

(悪)しきみがその名の由来だそうです

ところがこの香りがとても良くて御線香の原料になっているのだそうです

別名は花の木はその花の美しさからでしょう

 

「海棠」の花も満開です

みずみずしい柔らかい歯の間から伸びたつ茎先に咲く花の姿は

優しく優美です

この花の事を中国の玄宗皇帝がお酒に酔って眠そうな楊貴妃をの様で

睡花と例えたそうです

因みに花ことばは温和、美人の眠りだそうです

 

山中にあちこちに群れて咲きます「山吹」 です

弱弱しい細い枝に揺れて咲いてなかなかピントが合いません

山吹は江戸城を築城しました

太田道灌さんの伝説は余りに有名です

実がならないことからよまれました

   七飯八重花は咲けども山吹の実の(蓑)一つだになきぞ悲しき

高校時代に古典でこの話を聞いて大変に感動したことを思い出します

半世紀以上たった今も感動を覚える話です

 

「ぎぼうし」の若芽です

春風を感じて放射線状に葉を伸ばしています

もう少し経てば可憐なユリのような一日花を咲かせてくれるでしょう

今の季節には山菜として人気が有ります

 

山菜やタケノコも盛りになってきました

そうなりますと雑草も元気になってきました

これからは秋の涼風が立つ頃まで雑草との戦いです

それ前にはコロナに打ち勝っていたいですね

 

 

 

 

 

 

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さくら散り敷く、、

2021-04-17 15:21:49 | 旅行

 

春の朝優しい木漏れび澄んだ空気にリラックス

 

 

今年も見事に咲きました「白根葵」です

昨年は一人で花見をしましたが今年は友達を誘って

楽しくお花見をしました

声をかければ集まって下さる人がいますことにまずは感謝です

やはり一人よりは大勢でみた方が楽しいし花も喜んでいるように思います

白根山に多く自生し葵の様な葉ですのでこのような名です

花ことばは完全なる美だそうです

誠にそのとうりです 春に咲きます芙蓉に似ていて別名は春芙蓉だそうです

 

門前であれほどに咲き誇っていましたさくらも今は葉桜となって

それはそれで美しいと思います

   散る花に、何か恨まん、世の中に。我が身も共に、あらんものかは    古今和歌集

令和になって三年、私達を取り巻く環境は変化して価値観も覆されることもあるでしょう

散る桜と同じ無常な世の中ですから、、、、、、

秋には真っ赤に紅葉して小さな赤い花を咲かせて

花の無い季節に目を楽しませてくれます「べにまんさく」 です

今は可愛いハート型のはをゆらしていて木漏れびのなかで心を癒してくれます

 

[イカリソウ」2種です

花の形が船の錨に似ていてこの名前だそうです

江戸時代にやはり中国から薬として入ってきたそうです

薬効は滋養、強壮だそうです

昔中国のある牧場にイカリソウが群生していて

それを食べた羊の毛がたくさん刈れて子供がたくさん生まれたとのことです

 

樹下に爽やかな清楚な花「八重咲大花延齢草」です

今までは単に延齢草と言っておりましたが

調べてみましたら大花延齢草というのが日本のみで、北海道東北の一部に

群生地がありますそうで、実生で10年かかりますとのこと

我が家は八重咲ですので実がなくてよくよく見れば

花のつかない草があります

植物たちのそれなりの増やし方があるのでしょう

まことに健気なものです

 

 

野菜の花もなかなか美しいと思います

「からしな」の花です

遠くに見えます蓮池に早や浮葉ができ始めました

 

昨日の雨で家の周りの景色が一変しました

私たちの目に映る様々な自然は、自分の思いや都合と異なる花が咲いて

実が実ることもあります

けれども雨は降るべき時に降り

暖かな陽光は分け隔てなく照らしてくれます

ことに季節の変化が目覚ましく

心華やぐ春4月には身の回りの人と自然の有り様を、共に感じて過ごしたいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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眼窩前頭皮質を刺激して

2021-04-09 16:30:59 | 旅行

1年前の桜のころに華麗な花を見ますと

眼窩前頭皮質が刺激されてストレスに強い脳になると投稿しました

 

 

 

 

 

桜前線は足早にやってきて我が家も今は満開です

私の知る限るでは一番早い開花です

この「ヤマサクラ」は100年余にわが寺院の栄枯盛衰を見守ってきたのでしょう

朽ちた古木のわきから若芽を伸ばして花を咲かせている100年桜からは

誇りさえ感じられます

桜は咲く姿も美しくまたはかなく散りゆく美しさと

両方を併せ持っていてそれゆえに私たちは桜にあこがれるのでしょう

 

 

これは最近植えた「しだれさくら」 です

この美しさを持って是非眼窩前頭皮質を刺激していただきたいです

 

 

 

 

 

「水仙」の花も満開になりました

美しい花姿と香りに私たちは「雅客」とよんでいます

それでもギリシャ神話では美少年ナアルシサスが水面に映る

わが姿に恋い焦がれてやがは命を落として

湖のほとりに咲く水仙になったといわれています

それはやはり水仙が美しいということなのでしょう

 

 

「花桃」も咲きました

桃は1本の木からたくさん実がなって

豊作と子孫繁栄の花としてその豊かな生命力にあやかって

ひな祭りには飾られるのだそうです

  「春の苑、紅におう、桃の花、下照る道に、いでたつ乙女」    大伴家持  万葉集

この歌は花に少女を重ねて美しさをたたえたのでしょう

鮮やかな桃色は万葉人にも印象深いのでしょう

この花桃は我が家とって記念樹でもあります

年々大きく育ってやはりうれしいですね

 

木陰にひっそりと地味な花を咲かせております「ばいもゆり」

花型があみがさに似ていて別名「あみがさゆり」 です

原産は中国「あの病も中国原産」でして改めて中国産の植物の多さに驚きです

因みに花ことばは威厳だそうです

咳止めの薬効があるそうです

 

さわやかな風、小鳥のさえずりを

一身に浴びて芽を出しました「もみじ」です

赤い芽吹きはやがてみどりの葉に代わりそして赤く色ずいてちってゆくでしょう

そのころにはコロナの心配はしたくないですね

 

花をめでることは人間の本能のようなものですね

満開の花をめでるのもよし、散りゆく花をめでるのもよし

遠出ができないのならそれぞれのスタイルで花を新芽を楽しんで

コロナに負けないストレスに強い体で乗り切りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自粛疲れを少しでも癒していただいて、、、、

2021-04-02 18:25:46 | 旅行

春はいつでもどんな時でもどなたにもやってきます

 

 

 

この紅梅が咲き始めますと隣の竹やぶから

必ず鶯の声がします

コロナでひととあうことがすくないわたしは

声のほうを向いて「ありがとう春になったのね」と

手を振ります

すると気のせいか?さらに大きな声でホーホケキョとなくのです

一寸うれしい気分です

 

庭先で「たったそうが」咲き始めました

可愛いい赤い新芽のころから杖を突いて「ありがとうまた会えたね」と

声を掛けます昔ベリアに行った方からこの群生を見たとのはなしを聞きました

2株でも美しいと思います

この花を軍艦に乗せて持ち帰った方に感謝したいです

そんな愛らしい花です

 

木陰にひっそりと咲きます「ひかげつつじ」 です

淡い黄色な花が群れて咲く姿は優雅でうつくしいのですが

今年はいつもよりは10日ほど早いのです

温暖化は目に見えるところまで進んでいて怖いですね

 

 

「みつばつつじも」いつもよりは10日ほど早い開花です

ここはいつも蜂が群れてきて羽音が賑やかいのです

この早い開花は果樹農家にとっては大変のようです

時として自然は私たちに激しく迫ってきて

共存することの大切さを訴えているかのようです

 

 

庭に春の妖精ともいわれます「かたくり、「いわうちわ」も咲きました

風fが吹くたびに震えるように花ビラを揺らして「また会えてよかったね」といえば

「生きていましたよ」「はるをまっていましたよ」と

さりげなく答えてくれているようです

こんな小さな草花にも命のリズムが力ずよく刻まれています

 

「ぼけ」の花です

ボケは織田信長公の家の家紋です

派手な赤い花、鋭いとげそして実は薬となって

まさに織田家にふさわしいですね

昨年の大河ドラマでいかに戦国時代が大変かとおもいましたが

信長様はコロナ禍を知らないんですよね

 

 

うつむいて咲いています「おきなぐさ」です

毎年の春の祭典ではお餅投げの被害なあってきの毒なようなものでしたが

ここ2年は投げ投げもできなて難を逃れてります

踏まれても、踏まれても負けないたくましい山野草です

 

厳しい時代ですがいつも花は笑っています

山の奥の細道に咲きます小さな山野草のたくましさと吹き抜けるさわやかな風を

鶯の声を感じて明るい笑顔でスタートしていただければさいわいです

 

 

 

 

 

 

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