山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

風にそよぐ秋の風物詩

2022-08-22 10:38:14 | 旅行

お盆が過ぎましたら俄かに涼しくなりました

 

田舎のあちこちでいたるところで目にします「おばな」 です

ススキが穂が出て始めて雄花だそうです

秋の七草でもあります雄花は群生して風に揺らぐ姿は

日本の秋の風物詩とも言えます

 

そして又秋の野に似会う花「われもこう」です

野趣に富んだ素朴な姿はそのまま和の印象ですね

平安時代に紫式部が   【物げなき風情とわれもこう】 と

源氏物語につずっています

又吾亦紅ほど沢山の別名を持つ花は

他にはありません

たとえば坊主花、トンボ花(これが一番好き)、えびすね。団子花等等

咲き方で先端から順に開花する様です

花ことばは変化、移りゆく日々と秋の花そのままです

根は生薬だそうです

 

 

コオロギに声が盛んにするようになりました

繊細で独特な花姿に秋に風情が有ります「まつむしそう」 です

日本山地に自生す唯一の花です

花ことばは喪失、再起だそうです

そしていよいよ

 

 

 

 

 

「ひまわりが」やっと開花です

ひまわりはウクライナのみでなくあのロシアの国花でもあるのです

そして売木村の村花でもあります

よくよく考えれば花を見るために植えたのではなくて

実からヒマワリ油をとるためです

花では路半ばです

二回に分けて撒きましたので

開花の時期もこのようにまちまちです

私は足が不自由ですので正面にいけません

後ろ姿で失礼します

無事に実ってひまわり油がとれてウクライナノ皆様の

応援支金にりますように、、、、

 

 

花弁の斑点が鳥の胸毛の模様ににていて「ほととぎす」 です

花言葉は 素敵で永遠にあなたの物だそうです

野に咲く花々に秋の到来を実感させられます

まだまだ残暑が厳しい時もありますが

徐々に空が高くなって風は涼しさを増してきます

待ちに待った住みよい季節の到来です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ご先祖様をお迎えして

2022-08-13 07:07:08 | 旅行

立秋を過ぎて暦の上では秋ですが

まだまだ残暑が厳し日もあります

それでも一雨ごとに涼しさをかんじるようになりました

庫裡の入口付近に有ります「べにまんさく」が早くも紅葉です

この丸い葉が赤一色ではないのが美しいのです

四季折々に変化を見せてくれます

日本の風景

草木は季の移ろいをいちはやく感じて

私達に自然の素晴らしさを教えてくれます

暑い一日が終わりに近くなってカナカナカナとヒグラシセミの声が聞こえるようになりますと

ソット咲きます「ゆうすげ」 です

儚い一日花で翌日はもうこんなすがたです

ご先祖様のお墓参りにと

帰省ララッシュが始まるお盆

それは過去に生きた方々に思いをはせて繋がりを再確認する大切な時です

今年は三年ぶりに帰省ラッシュがあるようです

我が家も孫が小さい頃はスイカ割り、花火大会まるででセットの様になって楽しんだものです

「いいですね~」

遠路を故郷に向かって帰る

なんと素晴らしい事でしょう

故郷ではご先祖様や年老いた両親が

子供や孫の帰りを待っている、、、、

こんなことは当たり前だったのに、、、、と

何気ない日常こそが本当はとてもありがたくて幸せなことであったと

改めて思っております

 

オミナエシそっくりな白い花「おとこえし」 です

女郎花の黄色は粟で 男郎花の白は白米だそうです

男女格差が有った日本だから当たり前ですが

現在ではお餅にわざわざ粟を入れて

粟餅にすればよりおいしいくて栄養効果もあってなおよいのです

繁殖力も素晴らしくて時にはお盆花少なければ代わりになってありがたい花です

こんな草むらからもう少し経てば盛んにに虫の声がする様になるのでしょう

 

 

見上げるような杉木立の中で静かに何本もすらっとした花茎に何輪もの花を咲かせる姿は

誠に涼味です 花が開くころになりますと

丸い大きな葉が無くなって葉が無い、 歯が無いで「うばゆり」です

花ことばも威厳、荘厳だそうです

 

夏に咲きます水仙に似た葉の「なつすいせん」 です

優しいピンクが木陰に揺れさいく姿から

コロナ禍をのり越えて必ず明るい未来が訪れると

信じたいです

花ことばも優しくて 深い愛情、あなたのためなら何でもします だそうです

信じていますよ!お願しますよ!

昨日も今日もしとしとと雨で大変に涼しいのです

台風なのか?秋雨なのか?ややこしい移ろいの季節です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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立秋に寄せて

2022-08-08 08:49:00 | 旅行

     七夕や秋を定める夜のはじめ      松尾芭蕉

今日から暦の上では秋ですね

秋という響きだけでも何やら涼しげで嬉しいですね

 

確かに野に咲く花は秋のものになってきました

秋の七草のひとつに数えられ古典的な美、と気品にあふれる「ききょう」 です

根は桔梗根といって胃腸薬になるそうです

花はもっぱら「極楽j浄土をねがうはな」 と言われて

主に墓地等に植えられます

近年自生種が少なくて絶滅危惧種となってきましたが

我が家は山の中でこぼれ種で殖えるので

墓地一体に咲いていています

花ことばもすてきで変わらぬ愛、気品だそうです

又明智家や加藤清正家の家紋でもあります

 

 

不動堂の前の御名号の大きな石碑の前でゆれて咲きます

「なでしこ」 ですこの花も七草のひとつです

やはりナデシコはカワラナデシコが一番ですね

この優しい花姿に似遭わず今から咲いて晩秋の霜が降る頃まで頑張るのです

思わず撫でたくなるような可愛い子、、、、が

花の名前の由来だそうです

花ことばはそのままで大胆、可憐だそうです

 

まだまだ暑い日が有ります 山門奥の入道雲を背景に咲きます「おみなえし」です

この花も秋の七草に数えられております

万葉集や源氏物語にも登場して

古くから親しまれてきました

昔は桔梗、おみなえし、は  お盆花といって仏さまにお供えするものでした

ただオミナエシはこぼれだねでは殖えませんので

晩秋に心して種をまかないとだんだん減ってしまいます

 

 

やはり秋の花「ふしぐろせんのう」 です

この華やかなオレンジの花が草深jい山中に咲くと

ふっと秋風を感じるのです

どこか似ていると思っておりましたら

やはりナデシコ科だそうです

花ことばはこの花の美しさそのままで恋のときめき、機転 ウイット、だそうです

 

 

秋は実り季節でもあります

まだ緑濃き中でこのうわみずさくらの実が赤、黄色黒とさまざまに色んで際立って見えます

春先に白い穂のような独特の花を咲かせて

今の時期にいちはやく実を付けて「あんにんご」と呼ばれます

この実は滋養、強壮の漢方薬としてつかわれるそうでさうです

地方によっては大変に大事にされているようですが

この地区ではもっぱら熊、猿のお楽しみです

 

秋の七草の筆頭を務めます「はぎ」 です

この花が風に揺らぐ姿は格別です

昔は男性が馬に乗って萩の花見に行ったそうです

    秋風は涼しくなりぬ駒並めていざ見にゆかん萩の花見に

そして帰りには枝を髪にさして帰ったそうです

ふ~ん、なんと優雅な時代でしょう

 

 

 

 

見上げるような杉木立の中に刈り残された一筋の「たまあじさい」 が見頃です

まだまだ厳しい八月ですが季節は少しずつ秋へと進んでいきます

木陰に涼しげに咲く花にです

蕾の頃の大きさに比べてこの小さな装飾花がむしろ可愛いのです

 

 

 

 

 

お盆月になりますとあちこちからこのような美味しい「モモ」 が届きます

まずは仏様にお供えして その後頂きます

縁あって桃の産地の他県からも頂くのですが

私達はいつも「この地区の桃が一番だ」と

言っております

現に桃でもリンゴでもどちらに送っても

長野の果物が一番おいしくて愉しみ、、、、と

言われておりまして

その言葉を信用して自信を持って送っています

 

世界を見渡せば戦争、難民、豪雨、などなど

あげればきりが有りません

私達は本当にお陰さまで天変地異も無く

平和で穏やかな日々を送っております

まずもってこのことに感謝!感謝!です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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