山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

中秋名月に寄せて、、、

2023-09-30 16:26:52 | 旅行

去る二九日は中秋の名月でした

 

 

私のカメラではこの程度です

お月さまはとてもおおきくてりっぱでした

お月さまは我々の馬鹿げた争いを

どんなふうにみているのでしょう

「沸騰化、などといってもう限界なのに本当にどうなるのやら?」

地球の未来を思えばすぐに止めなくてはならないことは

解っているのに戦争をやめない

人類はなさけないし悲しいですね

涼風が心地よく月明かりが優しい満月の夜でした

 

フジバカマの蜜はきっとおいしくて栄養たっぷりなのでしょう

この綺麗な蝶は「クジャクチョウ」とその名前も素晴らしい

高山に住む蝶で立て羽蝶の仲間だそうです

更にこのまま越冬して春一番にまいだすのだそうです

春一番と言え

ばモンシロチョウとかモンキチョとおもっておりましたので

大変に驚きの発見です

「どこか良いところで越冬して綺麗なままで又舞いだしてね」と

声をかけたくなります

爽やかなブルーの花を秋風に揺らして

昆虫達を誘っている様な「まつむしそう」 です

花の少ない今の時期に心を和ませてくれます

結構逞しくて初秋の頃から晩秋まで花期が長いのも魅力です

 

すっくと立ち上った茎の上におおきな種を付けました

「うばゆり」 です

この実は編み状のものに覆われていて強い風でもないと

外に出られませんその代わりひとたび風が吹くと

網の目から四方八方に種が舞うような仕組みです

以前「この草の種を見たら必ずゆすって下さい」と

植物先生から言われたのです

私も見つけ次第にゆすってみて驚きです

まるで羽の虫でも舞うようにあちこちに飛んで行ったのです

素晴らしい植物の生きる智恵です

 

縄文の火炎のつぼのごとき「彼岸花」 です

この色と花姿あまりすきではありません

毒草と思われがちですが実は

この球根は救荒対策にもなるようです

毒はモグラ対策に球根はいざというときに

食糧にもなるすぐれものでした

因みに花ことばは、

かなしき思い出、あきらめ、独立だそうです

又この花墓地などに植えられているためだそうです

 

 

 

この花を見ますとあのテーマソングが聞こえてきそうです

朝ドラで良くみかけました「ジョウロウホトトギス(別名きばなほととぎす )です

夏の日差しもいつしか和らぎを感じるようになりました

今日の雨はすべての生き物に生気を与えていることでしょう

はなことばは「あなたこえがききたくて」 とピッタリです

そして、、、、

 

朝ドラ重要な役目を果たしました「野路菊」です

菊の原種でもあり我が国に古くから自生しておりました

可憐な小さい花が風に揺れるたびに

「この花がの借金まみれの家計を救って立派な博士を育てるのに

一役かったのだ」 と思ってみればひとしお感慨深いものがあります

花ことばも「真実」とピッタリです

朝ドラの花を何度か投稿してまいりました

実は私はこのドラマを友だちが「ササユリが出るからみない?」 と

さそってくれて六月頃からみはじめました

優しいドラマで夏の暑さや毎日のいやな事件もわすれさせてくれました

最終回の日に友だちに「ありがとう」とお礼を言いました

 

恋にこがれた人は

人は天の上いつか

いつかあの場所に強く

強く抱いて、、、

空が晴れたら逢いに逢いに来てほしい、、

 

すえこさんは五十五歳で他界したそうです

博士は九十五歳まで生きられたそうです

この長い四〇年にはきっとすえこさんが

花になり光になって博士を支えたと信じたいです

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さ寒さも彼岸まで、、、

2023-09-24 14:41:32 | 旅行

毎日の厳しい残暑でしたがさすがにお彼岸ともなれば

涼しくなってきました

 

庭の片隅にひっそりと「むらさきかたばみ」 です

「あ~咲いているな」とみすごしておりました

ある朝、朝ドラらんまんでこの花が

百年前のあの大震災に生き残って人々を励ましたことを知り

改めてじっくりと観察しました

南アメリカ原産で江戸時代に日本に入ったようです

可憐な花姿とは反対で

大変に丈夫で我が家でもあちこちに殖えております

花ことばも「よろこび」「こころのかがやき」と

ぴったりです

 

秋の七草の一つ「ふじばかま」 です

群れて秋風に揺れて咲いております

またふじばかまは昔は乾かして香水代わりのもしたようです

この花を乾かして袂につつんでいれる、、、

昔の人は御洒落ですね

   宿りせんひとのかたみかふじばかま

  忘れがたき香に匂いける

そのため花ことばも「追憶」「君を忘れない」だそうです

 

 

 

 

又フジバカマと言えばアサギマダラですね

その美しいくて丈夫な羽をマーキング等といって

昨年には大型のタクシーに子供が補虫網を抱えて

半日蝶を追っておりました

見かねた住職が「この蝶がやがては海を越えてかえってゆくにのだ」と

又「いけまという毒草食べて自分も毒を持って身をまもっているのだ」と

いわば命の大切さを子供達に話して聞かせました

天候不順の時でしたが二十一日頃から飛来が始まって

昨日は好天のためか大中小さまざまな蝶がやってきました

沢山沢山蜜を吸って無事に故郷に帰れますように、、、

願っております

 

新聞紙上で治部坂に百万本のコスモスが見頃との記事です

私はだれかがキット誘ってくれるとまっておりました

四年まえまではすぐに電話があって話がまとまって

出掛けたのですがこの四年ですっかり年老いてしまいました

その代わりに盆栽鉢の上の一本のこすもすを

大事に大事に夏中水を絶やさずに

やっと花が咲きました

私にとっては百万本のコスモスに匹敵します

秋の庭に揺れて咲くコスモスは無くてはならない存在ですね

 

枯れた葉先のこの夏の厳しさを感じさせてくれます

「しろほととぎす」 です

四季折々に咲きます草木の頑張りは

心を癒し命の大切さを教えてくれます

この季節代表するような花で

秋草らしく清楚で渋くて味わいがあります

紅葉を始めました「いわがらみ」 です

赤松にほぼ寄生しておりますので

早めの黄葉です

赤、緑、黄とさまざまな色で却って美しいのです

この地区の特産品の一つ「りんご」です

災害も無くて無事にここまで来ました

「ありがとう」と言いたいです

きっとおいしい事でしょう

 

昨日はお中日で私も二本杖でやっとやっとの

お墓参りをしました

人口減少などで墓地の無縁化が進んでいます様です

  秋彼岸お訪う人もたえてなく    原石鼎

 

我が寺院で管理している合祀墓に次次にお参りに来

綺麗にお掃除をして花もいっぱいで溢れていると

住職に聞けば失ってはならない大切な心が

ここに有るように思えてほっとした気分になれるのです

先祖、お墓に対する考え方が

どんどん変わって又人付き合いも希薄化して行くのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白露に寄せて、、、、

2023-09-10 10:08:04 | 旅行

残暑の日々、日中に温められた空気が

夜間の冷え込みで出来た露が草木の葉がの上に溜まる

二十四節気中の白露の季節です

草木も昆虫達も近付く秋の準備を始めます

 

荒さんの今月のカレンダーです

この言葉はそのまま今戦争に夢中になっている

二人のリーダーに聞いていただきたい!

 

 

車をはしらせているとそこかしこに見られます「こすもす」

秋に咲く桜に似た花から秋桜の当て字です

原産は以外でメキシコだそうです

コスモスが風に揺れて咲く姿にホッとするのです

花ことばは「調和」「謙虚」「乙女の純真」 だそうです

花も素敵ですがやっぱり花ことばもいいですね

晴れ渡った秋の空の元で黄金色に実った稲穂

秋の風景そのものです

もう少しすればコンバインの音も軽やかに

刈り取られてゆくのでしょう

今年は今のところ台風等も無くて豊作の様です

そして、、

 

 

 

もう秋と言えばお馴染の「われもこう」 です

秋という憂いを秘めた季節にふさわしい

ともすれば見落とされがちな優しい花です

この当て字の由来は

昔人々がこの花色はなに?議論していると

「私も美しい紅色の花の仲間である」と

自ら言ったそうです

又花ことばも「物思い」「移ろいゆくひび」と

秋の花にピッタリです

吾亦紅ススキ、かるかや、秋草のわびしき極み君におくらん 若山牧水

そうです吾亦紅はわびしき極みの秋草なのでしょう

秋は又実のりも季節です

この「こくわ」 三年まえに園芸店で一個実のなっているもをみつけて

購入して自宅の前に植えました

やはり自生種もあるくらいだからこの地の合っているのでしょう

今年は沢山実が付きました

野生キュウイフルーツとも言われて

またたび科で栄養効果も抗酸化作用、癌予防、免疫力アップ、etc

沢山です

住職は子供の頃には貴重なおやつだったそうです

丈夫なのはこのためかも?ありがたい事です

今は猿が狙ってい熟すのを待っていると

こんなに貴重な果物なのにみんな猿に採られてしまうのです

 

 

野原に群れて咲きます「ユウガギク(柚香菊) です

野菊では一番早くて八月の末ころから咲きます

清らかな地味な姿は却って清々しさを感じていいですね

花ことばは「清楚」だそうです

今朝ドラで「野路菊」が出まして

お偉い方の眼にとまったようですが

我が家ではまだ咲きません

咲いたら投稿します

 

もう野菊の季節なのですね

「あつい」「あつい」といっていて

九月に入れば庭の草取りくらいはと思っていましたが

なかなかの残暑で思うようには行きません

草は立派になるばかりでもう十日も済んでしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする