山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

爽やかな緑の美しさ、また山菜としても。

2012-07-25 13:21:06 | 日記








暑苦しい日々が続きますね。お元気ですか?
「ギボウシ」は日向にも、日陰にもよく育って、
今この時期、朝露にぬれた時の新鮮な葉っぱの緑は、爽やかな気持ちにさせてくれます。
白、またはブルーの花は決して華やかなものではありませんが、いけばなとして
夏の季節を飾るにふさわしいものです。
又、ギボウシは山菜としても美味しくて、さっとゆでると、
エメラルドの様な色になり食欲をそそります。
胡麻和え、てんぷら等、色々な調理が出来ます。
花は、同じくゆがいて酢の物にしても、美味しく頂けます。
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野に咲く花に 心惹かれて

2012-07-19 08:57:39 | 日記

草連玉と書いて 「クサレダマ」 と言います。
その呼び名から、腐れ玉と思われて、敬遠されています。
でも本当はこんなに可愛い花です。
盛夏の盛りに、円錐形の花序にキラキラ光るような黄色い小花を沢山に付けて
ス~と吹きわたる涼しい風にゆれています。
花期が長く,生命の輝きを感じます。

憂いを含んでたたずむように咲いている 「のあざみ」
細長くス~っと伸びたくきは
立ち姿の美しい繊細な女性のイメージです。
でも、全草には、鋭いとげが……。

ごく身近な野草、「ほたるぶくろ」
車を走らせていると、道路の端に刈り残されてゆらゆらと風に揺れています。
草刈りをした人の心が伝わって癒されます。
梅雨入りころに咲き始め、梅雨明けころに花期が終わるからでしょうか?
私は子供のころは「アメップリ」と呼んでいました。


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一日花の美しさ

2012-07-15 11:27:00 | 日記

「……沙羅双樹の花の色、盛者必衰の……」
かの有名な「平家物語」の冒頭に詠まれている 沙羅(夏椿)。
一日花は他にも沢山あると思いますが、
世の無常、はかなさを花に託すとしたら、
これ以上の花はないでしょう。
世の中がどう変わろうと、この控えめにはかなげに咲くはなに
心を寄せる人の気持ちは変わる事はないでしょう。
一日花と言えば、ムクゲ、フヨウ、朝顔等ありますが、
どの花も、大きめで、色鮮やかで、次から次にと咲くような気がいたします。
でも、この沙羅はそういうものがなく、だからこそ、かえってはかなく美しく
人々の心をとらえ続けているのでしょう。

園芸種のピンクの沙羅です。
好き、不好きもあると思いますが、
やはり世の無常を託すとしたら[ 白 」でしょうか?

蒸し暑い夕べに、ひと時の涼しさを求めて戸外に出れば、
夕闇の中に、ほんのりと灯りをともすように咲いている 「おおまつよいぐさ」
おおきな美しい花は夜、蜜を求めて、蛾が集まるそうです。
思わず見とれて、しばらくは、じ~っとして花を楽しみました。

小振な可愛らしい花 「あれちまつよいぐさ」
その繁殖力は旺盛で、花の持つ美しさの奥に
秘められた草木の力強さを感じます。
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日陰に咲く花、日向に咲く花

2012-07-09 15:58:21 | 日記

静まり返った林下のほの暗い世界で
全草を半透明の銀白色で覆われた
不思議な花 「ギンリョウソウ」。
きりりと引き締まった花の一輪は、厳粛な気持ちにさせられます。
別名を「幽霊たけ」と言うそうですが
「なるほど」とうなずける雰囲気があります。

美しくも、妖しくもあるこの花、
「ぼつぼつ咲くころかな」と思い林下に分け入れば、
あちらこちらに、涼しげに咲いていました。
そっと人目に触れることもなく、ひっそりと雨にぬれていました。


七月、梅雨の中休みの晴れ間
まぶしい太陽の光をいっぱいに浴びて群生している 「うつぼぐさ」
濃い紫色の小さな花が、筒状の花穂の下の方から
順々に咲いてきます。
これからの暑い夏にかけて咲く花は、
自然の持つ美しさと共に逞しさ、力強さを感じます。
この花が、「リュウマチ」の薬になるとか?
毎年こうして、刈り残しておけば、必ず花の終わりころ
刈りとって行かれる方があります。
今年も又来てくれるのでしょうか? 心待ちしています。

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初めての美しい花との出会いは、感動!

2012-07-04 20:33:38 | 日記

雨上がりの夕方、犬の散歩の途中でふと見つけた花、
長い花房に真っ白な可愛い鈴型の小花をたくさんつけて、
ほのかに甘い香りを漂わせて、咲いていました。
初めて見る美しいこの花との出会いは、驚きと喜びでいっぱいでした。
さっそく一枝とってきて、図鑑で調べてみました。
 シルバーベルツリー「1892年、アメリカから種子を輸入、未だ余り普及していないので
 苗木の入手は困難」の変種でオオバアサガラと言うものでした。
さっそく、挿し木をすることにしました。
又、降り出した雨の中で
土を用意したり、発根剤を買ってきたりの大仕事になってしまいました。
雨に濡れながら、 「さて、この花はいつ咲けるのかしら?………。
 その時、私は幾歳に?………。 まあ、あまり先の事は考えないで」 



キュウイフルーツの原種とも言われている 「さるなし」です。
オオバアサガラにからみついて咲いていました。
花もなかなか可愛らしくて、
又この実は、熟すと甘酸っぱく、猿でなくても大好きになリます。
果実酒にすれば、香りの高い 体に良いといわれる美味しいお酒になります。
はっぱを落とせば、この枝で編む、かご、敷物は、
なかなか、風情のある編み物が出来ます。
用途の多い植物です。
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