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山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

お盆を迎えて(ひまわりの生き方か、、、、))

2025-08-01 00:00:00 | 日記

ついこの間立秋と思っていましたら早やお盆です

 

 

 

もくもくとした入道雲を背景にしてすっくと太陽に向かって咲きます「ひまわり」です

この地は土壌改良をして来年にはリンゴを植えるそうです

いいですね若者が土地をしっかり守っていくのを見るのは、、、

最近は草ぼうぼうにして荒れ果てた農地をよく見かけます

ひまわりは深根性で草木は朽ちると保水性や排水性が抜群で

また菌根菌が出土壌改良するそうです

また花を見る人に元気と笑顔を与えてすばらしいな~~と思って

何もできなくなったな~と思って

ぼんやり眺めておりますと

「できないのでなくてやらないだけです」だって声がするような気がして

ふと我に返ればこの酷暑の太陽に向かってひまわりが笑いかけているようです

「確かに。確かに」と納得です

主治医の先生は「もう元の体ですよ」と言ってくださっているのですから、、、、、

 

この2~3日の雨ですっかり秋めいてまいりました

今日は十三日です

ご先祖様をお迎えするために

我が家は男性陣は朝早くからお檀家回りするためにでかけました

 

早朝のために「おおまつよいくさ」が「ごくろうさま」と見送ってくれます

私は留守を守って毎年ながら「きゅうりの馬、なすの牛を」作ります

ご先祖様や精霊は目には見えなくても、目に見えるもの生と死の境界線を越えて

一緒の過ごすためです

そして「きゅうりの馬でかけて早く来て、1茄子の牛でゆっくりをお帰りいただくため乗り物です」と

 

毎年ながら嫁や孫娘に話します

私だっていつ,見えない存在になるやも、、、?と思うからです

そして私がいなくなってもこのよう続けてほしいからです

きゅうりの曲がり具合や茄子の大きさや色具合などなど作っているうちにだんだんとそれらしくなって

おもしろいのです

ふと「できたじゃない」あのひまわりさんの声がします

日暮れが早くなってバケツ一杯の夏野菜もぐんと少なくなって

秋は予感から実感です

 

 

 

 

 

 

 

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ヤマユリの季(不思議な花)

2025-07-26 09:55:00 | 日記

初夏から盛夏にかけて咲くヤマユリ

野山の茂みの中でかすかな風に揺れて丈高くうつむきながら咲く花には健気さと品格があります

 

 

 

 

まだまだ画像は大きなままです

 

 

今年ヤマユリはなぜかどのも花が多くて見事です

これだけたくさん咲きますとそのの香りに圧倒されます

わが寺院のあちこちの咲いて

もうカメラマンがひっきりなしです

ユリといいますと二月末の「雪解ゆり」

毎日楽しみでのぞいていました小さな可憐な花です、、、、そして、、、、、、

六月半ばの「ささゆり」皆さんで保護をして楽しみましたそして、、、、今

この暑さの中でゆったりと咲きますヤマユリです

 

私はちょっと不安です

今までヤマユリを育ててきまして見事に咲きますと何故かしら急に絶えてしまうのです

何度も経験しました

あまりの見事さに来寺された方が「支柱をしてやって」というのです

私たちもそのつもりでおりましたのでゆったりと支柱しました

その年はきれいに支柱の中で咲きました

翌年は一本も出てきませんただ前年の支柱だけが寂しげに残っておりました

まだまだ突然に無くなる経験は何度もありました

山門の下の畑に少し移植しましたら何年か後には見事なユリ畑でのなりました

でもそれもいつしか一本もなくなりました

その代わりか山門のもとに見事なヤマユリが咲くのです

私が元気でお掃除しているところはなかったのです

病になって10年ですがその間に種が飛んできたのでしょう

来寺された方がみな「見事ですね」と言われます

まだまだ不意議があります

裏庭の一角にちょっと遅れて咲きます「ささゆり」がありました

とてもきれいで家族のみしか知らないのです

何度か写真を撮ってたのしんでおりました

ある年どこから見てもササユリではないのです

家族かわるがわる覘きましたみな「????」デス

そしてその場所に堂々とヤマユリが風に揺れて咲くのです

今年もその場所のヤマユリは見事に咲きましたが

私は納得できずに今もって????のままです

ヤマユリは世界中でもっとも古く化から人類に親しまれてきたようです

日本でも万葉集に

筑波峰のさユリの花の夜床にも愛しけ妹そ昼も愛けし   大舎人部千文

また ゆあみする泉の底にユリ白く開くと見たる二十歳の姿   与謝野晶子

花言葉は「荘厳」「威厳」「飾らない美」などです

この暑さの中で敢然と咲く姿は皆様に元気を与えています

鱗茎が食用になり別名「料理ユリ」ともいわれます

とにかく大きくなりますと1キログロムにもなるようです

播種しても3年ほどで花が咲きますのでササユリの7年よりはと早いです

その代わりに寿命が短いように思います

また病気にもなりやすいです

突然消えるのも寿命なのですね

我が家は今ギボウシの盛りです

また桔梗屋女郎花の花も咲き始めました

この猛暑のさなかでも来るべき季節を思ってほっとします

月末には寺院のお施餓鬼会があります

この体で何ができるのでしょう、、、、と思いますと

2百人近い方々のお昼(チラシ寿司、お平、漬物、酢の物)などなど

厨房の喧騒を思っています

するとまた「何で生きてしまったのか?]と

苦しくなるのです

ふと目の前のヤマユリが大きく」揺れて

私の考えにゆとりを与えてくれます

「そうだ!今こそ無財の7施だ」と思いました

今年はことに新盆が多くてまさに多死時代になったと実感です

これからある新盆や今まで故人を見送ったご苦労を思って

「ご苦労様でした。、お盆も近いし。暑いから。体に気を付けてね」とねぎらいの言葉を

このくらいのことなら私でもできるのです

そう思いますとほっとします

酷暑の太陽のもとで咲くヤマユリから

学んだのです

 

 

 

 

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久々の投稿です(生かされて生きる)

2025-07-17 13:27:22 | 日記

まだパソコンに慣れません私に出来ますことから

ゆっくりとはじめます

 

 

「ゆうすげ」の花です

 花の持つ繊細さと上品な姿で

夕暮れ時に美しく咲きます

一夜に短い命を捧げ

その一瞬に全力で咲く姿にみなさまに好かれるのでしょう

花言葉も「夕暮れの美しさ」「優雅」などです

現に演歌で「ゆうすげのはな」石原裕次郎さんが歌っています

ユリ科で別名「きすげ」 だそうです

 

たくさん撮りだめの中から私好きな花を選んでみました

画像も大きなままで見苦しいのですがんだんに勉強します

私事で大変に恐縮ですが

五月一九日の夜半「壬生さん手術は成功しました」との声で

目が覚めました時計をみますと11時45分です

声が出ませんので

感謝のまなざしで両手を合わせました

翌朝二人の執刀医さんが「よく頑張ったね!」との言葉に

(ただ寝ていだけなのにだけなのに)

頑張ったのは先生方です、、、と

内心思いました

それから2~3日主治医の先生のお鬚が伸びたままでした

「はー先生もお疲れだな」と実感です

集中治療櫃でさまざまに世話様になりました

「本が読みたい」といえば家族に連絡して届けてくださったり

私のわがままをよく聞いて下さいました

美人ぞろいの室は集中治療室は居心地よくて

まるで竜宮城にいるようでした

25日には一般病棟に移ることができました

ここでやっと家族やお見舞いの方々や励ましメールを

自由に見ることができはどんどんと回復して

 

6月6日には退院できました

退院してみますと今まで以上に体の動きが悪いのです

様々な行動制限がありました

まず免許証の返納、食べ物の制限

ビタミンkの摂制限

今まで体に良いとされてい夏野菜などなどです

また行動制限もあります外出も思い道理にはできません

熱いさなかで「頑張っている住職をみて

自分のふがいなさが情けなくて

「何で生きてしまったか」と

罰当たりのことをふと考えておりました

ある日お檀家のお年寄りが訪ねてきてくれて

私を見るなり「よかったよかった!」と言って手を握って呉れましを

「こんな私でも、、、」と

ふと住職がかねね言ったを言葉を思いました

「生きたというと」はお不動様や、お観音様がまだやり残したことがある」ということだ

そうだ!多くの方々にお世話様になって今ここに生きているのに、、、、と

罰当たりの考えを恥じています

 

我が家は今ヤマユリの真っ盛りです

十二輪も花をつけたものもありますし

あちこちであの大きな花がさわやかに風にゆれております

一昨夜のあの激しい雷雨の時は心配で早朝に見に行きました

ヤマユリは斜めに大きく傾きなながらも必死で花をささえています

その姿はなぜか「しっかりせよ!と

私に向ってのメッセージのようでた

突然の病で中断したとき、パソコンの不調で中断しても

いつも変わらぬアクセスで元気をいただきました

どれほど元気をいただいたことでしょう

また勉強をしていつものように投稿出来ますように頑張りたいです

厳しい暑さ続きます皆様お元気でお過ごしくださいませ

 

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静かに降る雨に、、、、

2025-06-24 17:33:08 | 日記

昨日の雨はこの2~3日前のあの酷暑を忘れさせてくれました

裏庭の五月の花も葉もしっとりと濡れて

潤いを取り戻しています

 

 

早春にあの附入りの葉が美しかった「はなしょうぶ」が

咲き始めました

花は小ぶりで色も濃くてかえって美しいのです

このような花が咲きますと以前の私はすぐに

床前に飾ったのですが

なぜかそんな気持ち成りません

 

この花は「八重咲きどくだみ」 です

どくだみと言えば雑草の類ですね

葉を揉んで傷の手当てなどの使われて

別名「十薬」ともいわれます

それほど沢山の薬効が有るのでしょう

香りも同じで多分普通のどくだみといっしょでしょう

花ことばは「白い追憶」「自己犠牲」とそのままですね

以前の私はこの花が名が咲きますとすぐに

一輪ざしに射して玄関に飾ったのですが

何故かその気になれないのです

 

しとしと降る雨に濡れながら

細かい葉にびっしり感が可愛い「銀杯そう」です

花の形が盃に似ていてこの名前だそうです

原産は意外とアルゼンチンだそうです

日向好みだ良く殖えます

花ことばは「平和」「心がなごむ」だそうです

 

お大師様の足元で香り高く咲きます「のばらピンク」です

控え目なうつくさと香りで魅了されます

花ことばも「上品な美しさ」「純朴な愛」と素敵ですね

草木にとっては恵みの雨でしょう

 

岩陰にそっと咲きます「なるこゆり」 です

雨にぬれた清楚な花姿に「はっ」とする様な気品を感じます

花ことばも「純粋」「元気を出して」「心の痛みが分かる人」と

今の私の心にぴったりです

 

雨の音は小さな魔法の様

静かに心をいやしてくれる

傷ついたこと嬉しかったこと

いろいろな出来事が

大地に降り注ぐたびに消えていく

傷ついた事も何のなかったように、、、、

 

あの手術が無事に終わっホッとして

なぜか心の中は空っぽになった様に

いろんな事ができません

花々を美しいとは感じてもそれを床前に飾ったり

玄関に飾ったり、、、、という気になれないのです 

昨日と今日の程良い雨は

誠に心をいやしてくれましたね

でも、、、

人間にとって鬱陶しい雨も草木にとっては天の恵みで

やがては来る酷暑に耐える力を蓄えているのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ささゆりの季

2025-06-17 16:04:55 | 日記

去る十五日ササユリ会を行いました

 

 

昨年と同じ十五日でしたが

今年は一寸花が遅れていて

それでも二輪程開いておりました

楽しくお茶や五平もちなどを頂いてお話をして

帰る頃には三輪開花して居りました

皆さまの熱意と花すきで年年増えております

「笹ユリがまだなら私が、、、」とばかりに

「アマリリス」が大きな花をパッと開いて出迎えてくれました

アマリリスとはギリシャ神話に出てきます羊飼い少女の名前だそうです

花ことばは『おしゃべり」『輝くばかりの美しさ」とぴったりです

 

今日は十七日あちこちで一斉に開花しました

梅雨の晴れ間の光の中で見せるユリの明るい表情です

 

先ず昨年六輪咲いて皆様を驚かしてくれたユリです

種は付きませんが今年は四輪です

この花の前で約束したのです

「必ず元気になって帰ってくるから待っていてね」、、、と

私は早速行って「ただいま」と触ってみました

ユリはまだ蕾でしたが優しく揺れて「おかえり、、、」と言った様に思いました

 

そして、、、

 

 

 

 

 

 

 

庭のあちこちで雑草にめげないで咲きます「「ささゆり」の

この美しさに魅せられて皆さん頑張るのです

手術をする前にはこの花には会えないかも、、、と

さんざん悩みましたが今この花花の前に立って

生きている慶びを実感しています

苦しみのの後の喜びはひとしおです

やはりここまでにして下さった多くのかたがたに今あらためて

感謝します

退院してもさまざまな制約が有ります

 

ビタミンKの摂取(これが厳しくて夏野菜のほとんどに含まれており)

悪玉コレステロールの摂取を控えて、、

又車の運転の禁止、外出も控えて、、、等など

それでも生きていく上には護らなくてはならないのです

誠に生きることは大変なことです

雑草に負けないで咲きます笹ユリを見習いながら

我慢!我慢!私の余生ではなくて与生と思って生きてゆきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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