山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

今年も上手に出来ました。

2012-08-29 08:58:22 | 日記






朝夕の風がすっかり秋らしくなって、季節の移り変わりを感じるようになりました。

私たち日本人にとって、梅は古来より花木として愛され、花と言えば桜ではなく梅であったそうです。
又、梅酒、梅干し、カリカリ漬け、など食料として、アルカリ食品の代表ともいえ、
利用価値が多い有難い植物です。
春一番にその香りと共に早春の息吹を届けてくれる梅、
万葉集等にも数多く詠まれている梅、
そして梅にまつわる伝説、殊に菅原道真と飛び梅の有名なお話等、
私たちと梅は切っても切れない縁がある様に思います。

これは私達のこれから一年、健康を維持してくれる私の自慢の 「梅干し」 です。
今年の夏は殊に晴天続きであったため 上手に(?)美味しく出来上がりました。
「おひとつどうぞ……。」
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山のおくの、細道から

2012-08-22 20:31:33 | 日記



日中の暑さはまだまだ30度を超えて大変な猛暑が続いておりますが、
野山に咲いている花々は、秋のものとなりつつあります。
この花は 「やぶでまり」 と申します。
花期は五月下旬ですが、今はこのように真っ赤な実を付けています。

緑の葉の上に一列にお行儀よく真っ白な ガクアジサイ に似た花を付けます。
花の付き方が ヤマボウシ に似ています。
川沿いに咲いているこの花を見ると、どなたもその美しさに、しばし見とれてしまいます。
この花は、挿し木をすると、翌年には花が咲きます。
何人もの方に差し上げましたが、驚くことに
温かい地方では、年中葉が落ちず、実もならないとの事でした。
同じ植物なのに…… とびっくりしております。




このごろの紫陽花は、花の色が 青、赤、ピンク、しぼり等と色々な種類が出来てきました。
山中に自生するアジサイの中では一番慎ましく、おとなしい私の好きな花です。
その蕾の形から 「玉アジサイ」 と言います。
蕾を見ると、「どんな豪華な花が咲くのかしら」と思わせられますが、
いざ開花しますと、疎疎とした花に、小さな小さな飾り花、
その花姿に却って心を惹かれてしまう私です。
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花に感謝

2012-08-17 16:06:03 | 日記

夏草の生い茂る中で、ひときわ可憐に咲くオレンジ色の花 「ふしぐろせんのう」。
初めてこの花を林の中で見つけたときは、美しさと可憐さに感動しました。
一株掘って近くに持ってきて植えましたら、見事な大きな株になって沢山の花を咲かせてくれました。
年々、種をこぼしながら家の近くの林で、そのエリアをどんどんと広めています。
でも、やはり草むらにあって、一輪か、二輪咲いているのがやっぱり私は好きです。
    

この花はやはりせんのうの仲間 「マツモトせんのう」 です。
ふしぐろせんのうの種を分けてあげたお友達から頂きました。
種撒きからはじめて、こんなに立派な花を咲かせる事が出来ました。
ふしぐろせんのうより、やや大きめの花で、花弁の周りがフリルの様にヒラヒラしています。
「あちらの、庭でも咲いていることでしょうか?」と想像しながら、
自分で育てたという嬉しさと共に、
花を通じて出会えた新しいお友達が出来たという事が私の宝となっています。
まさに 「花に感謝」 です。
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残暑お見舞い申し上げます。

2012-08-10 14:54:29 | 日記






朝夕の風の涼しさに、季の移り様を感じます。

草丈1メートルにもなる、壮大な花 「うばゆり」
花はうす暗い林中に咲くにふさわしく、うす緑色で、芯の部分は黒くなっています。
今の時期に咲く花としては地味な花ですが、趣があって面白いと思っています。
蕾の時はまっすぐに上を向いていますが、
いざ開花となりますと、細長い大きな花は、さっと横向きになります。
またまた私流の考えですが、この時期によくある雷雨の対策をしているのでは……?と
勝手に思っています.
でも今年はその雷雨も無く、カラカラですが……。
葉は、百合とは言ってもま~るくて大きなもので、他の種類の百合とは全く異なります。
晩秋の頃になりますと、この花の種と茎が、ドライフラワーとして
冬の花の少ない時期に、生け花として床前を飾ってくれます。
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川沿いに、湿原に

2012-08-06 15:17:36 | 日記

川沿いに濃いピンク、もしくはうすいピンクの小さい花を沢山つけて、直ぐやかに、爽やかに
風に揺れている 「チタケサシ」
乳茸というきのこをとって持ち運ぶとき
この草にさして持ち帰ったところからこの名前が付いたとか……。
しっかりとした、丈夫な茎は茸の軸を刺すのにぴったりかも。
ゆらゆらと、優しく川べりを飾っています。

湿原の池のほとりに咲いている 「沢ききょう」
みずみずしい、濃い紫の花で、
花弁は一方に偏った独特の型です。
桔梗とは言っても 秋の七草の桔梗とは全く異なります。
落ち着いた、色合いで涼しさを感じます。
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