山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

舞い降りた、妖精のごとくに

2012-04-26 20:34:13 | 日記

うららかな陽射しに誘われて、ほっそりとした長い脚の可愛い妖精が
空から舞い降りて、日溜まりで遊んでいる………
そんな気のする 「かたくり」 の花です。
朝、夕のうつむいて咲いている姿は、上品で美しく、
日中になって、まりのように花弁をそらしている姿は可愛らしくて
春の人気ある山野草の代表ともいえます。

この種は蟻の卵によく似ていて 良く蟻に運ばれるから
とんでもない所から芽がでてびっくりします。
でも、私流の考えでは
この種は、何か蟻の好む、香りか甘みを出しているのでは………?
種を撒こうとしていると、いつの間にか蟻が寄ってきて
急がないと、さっさと運ばれてしまうことがあります。
播種して、開花まで七年はかかります。
「苦節七年花開く、まるで演歌の世界ね。」、といった人がありました。
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故郷はシベリア 「たったそう」

2012-04-20 19:28:47 | 日記

赤い新芽の群れたつ中に、明るい紫色の、可愛い花が
次々と、咲いてきます。
そのうちに、葉っぱは伸長し、緑色になり、
花は、葉っぱの陰に隠れるように、咲きます。
日露戦争の時、軍艦「竜田丸」の乗組員の手によって
日本に持ち込まれたとか………。


戦争によって、日本に持ち込まれた、この愛らしい花に
軍艦の名前が付いている。
幾星霜の後、この花の子孫が、縁あって今、
我が家の庭に二株咲いています。
色々な方々に手を加えられ、品種も改良されたことでしょうが………。
花の歴史を思えば、不思議な御縁です。
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春の使者「岩うちわ」

2012-04-13 19:32:53 | 日記


雪解けを待って咲く花は、どれも可憐で、美しい。
殊に、この「岩うちわ」は、桜色をした、可愛い少女が
こちらを見て、ほほ笑んでいるような気のする花です。
まさにこの少女は、「春の使者」なのかも……。
この花が庭のあちこちに咲き始めると、
静まり返っていた庭が急にパ~っと明るく華やいできます。
小鳥も多くなって きれいな声でさえずる様になり、
もみじの枝も、桜の枝も、うっすら色ずいてきます。
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花わさびのレシピ

2012-04-07 17:31:05 | 日記


時ならぬ雪に見舞われて 凍えている「山わさび」
この季節には 我が家では「ふきのとう」に次ぐ
美味しい山菜です。
細かく刻んで、三杯酢で頂きます。
でも、私流のおすすめレシピは
やはり、細かく刻んで さっと熱湯を通し
少量のお砂糖を混ぜた後、軽く絞って
味醤油に漬け込みます。
しっかりと蓋をして、一昼夜ほどしたら
ざるそばの上にたっぷりと載せて頂きます。
辛みと、香りがおそばの味を一層美味しくしてくれます。
涙が出るほど、辛いけれど是非一度お試しください。
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野に咲く花に 心惹かれて

2012-04-05 19:34:07 | 日記

崩れかけた土手に 春風に揺れながら 色鮮やかに
群れて咲いている「むらさきはなな」
この時期、この場所で、この花に心ひかれ
用事の行き帰りに、遠回りをしてでも
見て、楽しんでいます。
沢山の雑草の中にありながら
毎年そのエリアを広めているたくましさ、
次世代に子孫を残そうとしている力強さを見て感動します。
決して人の手を加えていない 自然の美しさや
のどかな田舎の、心休まる風景が ここにあります。

別名「ショカツサイ」とか「コウメイソウ」とか………?
そうすると、中国のかの有名な軍師
「諸葛孔明」から来ているのでは………?とある人に話をしました。
彼女曰く「諸葛孔明の アイシャドウの色だって。」
「えっ!ほんとう? 孔明さんて、こんな素敵なアイシャドウをしていたんだ。」って
びっくりしたけれど
この話、あまりあてには なりませんよね。ね。
コメント (1)
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