山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

寒さに震えながら

2012-01-28 12:50:58 | 日記

4月半ばともなれば、庭のあちこちにすっくと首をにばして春風に揺れながらさく「翁草」
でも,一寸した日溜まりにもう一輪咲きました。
よくよく見れば、首をすっ込めて、毛深くて、毛糸のコートを一枚余分に羽織っている感じ。
未だ寒いものね。慌てん坊ですね。でも今年-番に咲いた草花です。

「こんな花、昔は野原のあちこちに咲いていたに」と
お年寄りから聞かされますと、なんだか胸が痛みます。
こんな、丈夫な野草さえ住みにくくなってしまったのですね。
こんなに、自然が一っぱいの場所と、思っていましたのに。

「綺麗な花の写真が撮りたいな」と思っても
毎日毎日小雪がチラチラと。
でも私の気持ちを察してくれたように
軒先に二輪「はなにら」が咲きました。
暖かくなって咲けば、もっともっと綺麗なのに。
でも写真が撮れただけでも、感謝感謝です。
やっぱり寒いので、首をすっ込めています。
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雪の朝

2012-01-20 14:48:18 | 日記

この冬一番の大雪となりました。
積雪およそ50cm.
早朝より雪かきに追われました。
一段落して家に入ると、腰は痛いことの、腕はだるいことので大変です。
改めて豪雪地帯に住む方々のご苦労が、身にしみました。
ましてや、被災された地域の豪雪地帯はいかばかりでしょうか?
心からお察し、お見舞い申しあげたいとおもいます。
これくらいの雪で、大騒ぎをしていては申し訳がないと改めて思いました。

それにしても、真っ白な景色はなかなか綺麗、と思い投稿させていただきました。


確かこのあたりに「ふきのとう」があったはず、と雪をかきわけて見ますとやっぱり。
なんだか「雪の下のほうがあったかいよ」と言わんばかりの顔をしていました。
外は未だ未だ真冬のまっさかりですが、
土の中では着々と春に向かう準備が……。




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冬青(そよご)

2012-01-16 10:06:00 | 日記

木々の芽はまだ固く殺風景な林の中、ひときわ目立ってつややかな葉っぱの冬青(そよご)。
可愛らしい真っ赤な実をその先端に付けて一寸した風にもしなやかにそよそよと揺れている。
それでいて、木はすんなりと伸びて寒い北風をものともせず、凛としてたっている。
この木と葉と実が、素直さ、芯の強さ、美しさを兼ね備えていて
今この季節の実の物としては、一番好きです。
一寸、渋い和服の女性を思わせます。


その名のごとく、一寸した風にもそよいでいて、ピントが合わなくて苦労しました。
何故か私はこの花を知らない。
こんなに身近にありながら、こんなに愛くるしい実を付けているのに……。
この静けさの中、誰一人気付くことなくそっと咲いてそっと散っていく花、花、花
きっと、疎疎とした花なのだろうけど、そういった花を静かに見つめて
投稿していきたいと思います。
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パワースポット

2012-01-07 09:27:16 | 日記

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
樹齢四百余年のこの大杉は私の大切なパワースッポトです。
夏には枝は大きく手を広げ、限りない優しさと愛を降りそそぎ
涼しい木陰を沢山作ってくれます。
四百余年の風雪を物語って、
幹はざらざらとして沢山の苔を宿し、幾種ものヤドリギを育てています。
又ここに,ムササビの住みかを与えて、ごくまれに早朝朝帰りの彼と
パッタリ目があったりすると、今日一日何かいいことがありそうで……。
耳をくっ付ければ、天空高くゆく風と杉の葉の語らいが聞こえます。
つらいことがあった時等、この杉にもたれて空を仰げば、
「優しくあれ!、力強く生きよ!、つつましく!」と諭してくれます。
手足はすっかりと冷たくなっているに、心はポカポカと。
このブログをご訪問下さった皆様にも、どうぞ、この大杉のパワーが届きますように。
今年が、良い年でありますように。
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