山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

身近に咲く木々の花

2016-04-28 15:28:17 | 日記
地震で被災された方々に
心を寄せながら
身近に咲く木々の花を眺めて見たいと
思います
季節はや初夏の装い




「かまつか」です
木の材がとても硬くてカマの柄にするとよいそうです
花は真っ白で清楚な美しい花です
秋になりますと真っ赤な実がたくさんついて又違った風情です



「かいどう」です
その花の美しさから
玄宗皇帝が楊貴妃を評して
「かいどうの睡りいまだ醒めず」といったことから
目の下をぽっと赤くした美女の事を
かいどうの美しさにたとえるようになったとか・・



「木瓜」の花です
草ボケとはちょっと違って かりんくらいの実がなります
焼酎に漬けたりして薬としても使えます
芳醸な香りのお酒で安定剤などとして使われとるそうです


「あけび」 花です
風が吹く度に大きくゆれて逆らわず なびくでもなく
さりげなく応えています
こんな田舎のどこにでもある風景で
見落としてしまいそうな木も
秋になれば沢山の実をつけて
猿のお楽しみとなります



「りんご」の花です
花が咲き 花がこぼれ
全てが輝いているこの季節
秋になればこの地区の特産品の美味しい
りんごとして全国に届けられることでしょう
全て物に命のリズムを感じる季節です



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散り急ぐ桜の前で・・

2016-04-23 10:04:38 | 日記


熊本地方を襲っ突然の大地震
被災された皆様に 謹んでお悔やみ申し上げます
自然の猛威の前
四百年もの間熊本地方のシンボルであり 自慢であった
御城が あんなに簡単に崩れ去って
如何に人間の力の小さいかとを思い知らされました

どなたも他人事ではないとかんじていることでしょう
現に此の伊那谷も300年ほど前に
地形が変わるほどの大地震があったとかで・・・・



それでも季節が来れば花が咲いて心を癒してくれます
「みつばつつじ」の華やかなピンクが
辛いニュースばかりの中で
ほっとやすらぎを覚えます


「ジューンベリー」の花です
実と花と両方楽しめます



歌にも歌われる優しいブルーに咲く 「わすれなぐさ」です



憧れの山野草 「しらねあおい」です
どの花も優しくてほっとさせてくれます
熊本地方の方のご苦労を思えば花の投稿など・・・?と思います
このブログで少しでも花の力を借りて元気になって下さる方有れば

被災された皆さん 皆が応援しています
元気を出して下さい!
 


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見かけよらず丈夫な山野草

2016-04-12 11:58:08 | 日記

山野草の魅力と言えば
先ず花の可憐さ 楚々とした優しさ 
そして少しも仰仰しくなくて
気付けば庭の片隅にそっと咲いている
こんなにもそばにある
かすかな命の逞しさ
何物にもとらわれず
自然とマッチしています
だからと言って 弱弱しいのではなく
少し手を入れれば しっかりと増えていく
春の温かい陽射しの中ささやかなひと時に
小さな花同士がクラキラ輝いてさいています



可憐さを代表するような「かたくり」
うつむいて咲く花姿はやっぱり
優しくて私には春の妖精が舞い降りたように思えます
見かけよりはずっと丈夫で良く殖えます



「ひごすみれ」 です
いつも間にここに来たのでしょう
大きな石の隅で種の蒔かれた場所を住みかとして良く頑張っています

「いわ八つで」ですこれは花よりもむしろ八っつ二別れた葉の方が魅力があります
これからの季節はこういった新緑の葉が美しく思えます



本当に庭の片隅の半日陰でそっと咲く「いわうちわ」
です
どのはなも 皆それぞれに春を代表する山野草です


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春の花次々と

2016-04-04 13:18:02 | 日記

太陽の光が日毎に強くなって
それに応えるように
新芽はにょきにょき伸びて
花たちは待っていたかのように開き始めます
だからこそ 生きる 伸びる 萌える時を実感します
全てが止まることなく
私たちも日々動いていいます
それは生きている事を感じる時間でもあります
その一方で歳月は確実に流れ
変わらざるを得ない現実がここにあります



リハビリの途中で初鶯の声を二回聞きました
急いで家に帰って角先の紅梅の写真をカメラに納めました
毎年のことながら春の遅い我が家でも
ようやく春になったなと
嬉しく思える時でもあります




「ミツマタ」です
三っつ別れた枝の先に小花をつけます
満開の時は此の花が丸くなってとても可愛い花です
この木は上質の和紙の原料です
たとえば 御札とか・・・・・



私の大切な山野草「たった草」 です
赤い新芽と綺麗な紫で 
草とはいえども 侮る無かれです

友達は「よく芽がでてきてくれたね有難う」と
言って育てているって聞きました
成るほどその位かわいい花です



(花わさび」です
この季節のこのはなはとても美味しくて
三杯酢に漬け込んで頂きます
春先の体調不良の時などピリッとした辛みと酸っぱさで
食欲が出てきます
春の山菜の美味しいものにあげられると思います



美しい花とつやつやした常緑の葉と金平糖をつぶしたような不思議な形の実
そして何とも言えない香り
でも 実はこの実が曲者で
その名も「悪しき実」から
あを取って「しきみ」 です
この実が猛毒との事です
これが毒でなかったらって思うけれど 

 ~
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新しい門出の月

2016-04-01 10:43:33 | 日記


人生には様々な門出があります
この四月に新入生 新社会人などなど
新しい門出を迎える人も多いでしょう
何を見て何を感じるかは
人それぞれですが どんなときにも心の中に
希望をもって生きていってほしいです
柔らかな風と陽射しをいっぱいに受けて
草木もありったけの力を込めて太陽にむかっています
枝の先まで華やかな黄色い小花を付けて咲く
「さんしゅう」です 秋になるグミは
漢方として利用できるそうです
遥かかなたに霞んで見える南アルプスの峰々に残る雪景色が
借景のようでこの時期ならではの趣のある風情です



真っ白な真綿に包まれた様な「おきなぐさ」
 種になりますと
タンポポの綿毛のようにふわふわと所構わず舞って行って
芽が出て花がさきます
春の祭典のおもち投げの時などは
まことに気の毒で踏みにじられてしまいます
でもそんな事には負けていません
芝生の中でも石田畳の一寸した隙間でも逞しく生えています

 
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