山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

命をつなぐ

2018-09-19 16:44:47 | 日記
厳しい暑さもようやく落ち着いて秋の気配を感じます
咲き誇っていた百日紅も花を散らしました



季節の移ろいに合わせて「こすもす」が
涼風に揺れてリます



秋は実りの秋と言いますが 「ベニバナヤマシャクヤク」
その任務を終えて静かに種を次世代に託して深い眠りに就こうとしています
種は植物にとって全ての終わりと共にすべての始まりなのです
命のサイクルでもあリます

植物だけではありません



「つまぐろひょうもんちょう」も吸蜜に余念が有りません
寒くなる前におなかをいっぱいにして次世代に継がなくてはなqりません



お彼岸に合わせて咲きます 「ひがんばな」 です
秋彼岸は農作物の収穫の季節でもあります
自然の恵みや営みに感謝してご先祖様を意識しながら生活をする時でもあります



おなじみの猛毒「とりかぶと」です
いままでとは全く違った場所に自生しました
自分で生きる場所を選んで移動し 静かに川べりでて揺れて咲く植物が見せてくれる
命の気配でもあります



九月十四日の午後訪れました「あさぎまだら」です
わたしはすかさず「おかえりなさい」といいました
春先にこのフジバカマの周りにじっとおまっていたあの蝶と思えたからです


枯れた葉先に今年の猛暑を思わせて咲きます「しろばなほととぎす」です
こおろぎの声も澄んで心地よい季節です




待っていましたとばかりに咲いています「ゆうぜんきく」です
優雅に風に揺れて香りと共に昆虫を誘っています
その清楚で優しい佇まいに私も思わず見とれてしまいます
コメント (4)
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道草

2018-09-14 10:22:27 | 日記
「ちょっとみちくさしない?」と言う表札に思わず歩をゆるめて
中をのぞきますと



ゴウヤが綺麗に並んで干されていました 親しみを感じて中に入れて頂きました



入口付近にはヤマボウシの木に小鳥の巣がかけられて居て実が色付き始めていました



「しもばしら」と言うそうです
花も白くて霜柱の様ですが
枯れると冬になればそこに真っ白に霜柱が出来ますそうで
園主さんが写真を見せてくれました
不思議な光景です



さりげなく羊の置物が置かれていました
私は椅子に腰をおろしてのんびりとした気分を味わわせて頂きました



ひょうきんな顔をした小鳥の置物もて可愛くて楽しい気分になりました

珍しい植物も沢山です



秋カラマツの仲間「しきんからまつ」 です
ずっと以前に戸隠で見たことが有りましたがここでお目にかかれるとは、、、、とうれしくなりました



これも初めての花「ユウコギクビッグボーイ」と言うそうです
庭のなかほどにどんと咲いていました 立派な花でした




玄関には「ていかかずら」が伸びていてさながら緑のカーテンとなっていました

園主さんは終始ニコニコ顔で」応対してくれました
20代頃より田舎暮らしのあこがれていて思い切って都会を出て
自分の思うように庭造りを始めたそうです
「田舎暮らしのどこがよいの」聞く私に
空気がよい のんびりとしていてよいとのことでした
確かに空気は良いけれども
いつもいつもあくせくしてのんびり出来ない私は
せっかくこんな良いとかろ住んでいてと改めて反省してしまいました
私たちは「来年又春の花の頃にね」と約束をし別れてきました
来年の楽しみが増えました 兎に角それまでは元気でいて頑張らねばなりません








コメント (3)
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秋草風に揺れて

2018-09-04 08:58:04 | 日記
昨今の天災や社会状況の厳しさに
一人の人間として私の出来ます事は余りに小さく感じられます
だからこそ野に咲く花を皆さまに見て頂いて少しでも
心をいやして頂ければ幸いです









秋の七草をはじめから詠みあげていくような
「萩」 「桔梗」 「雄花」 「くずばな」です
どの花も秋風に優しくなびいています




木陰でじっと季を待っているように咲きます「ほととぎす二種です
ささやかで地味な花ですが
実はありふれた平凡な日常こそが幸せなんだときずかされます





朝夕の冷気の中短くなった陽ざしをいっぱいに浴びて
光と戯れています「はまなす」の「花と実」です
実りの秋を迎えて実を付けながらも花を咲かせて昆虫を集めています
植物の生き残りとも言えます逞しさに感動します
実はこの真っ赤な実がビタミンCの宝庫だそうで
美容に大変よいとのことでした
サンザシ、ブルーッベリー、やハマナスを食べていれば私年をとらないい?????? 
なんてことはぜったいにないよね、ね、ね



気になってサンザシ園の近くを通ってみました
未だ実は若くて園主さんが消毒をしていました
吹く風や木の葉の色付きに秋の深まりを感じます
もう少しすれば虫達の奏でる演奏会も聞かれるでしょう


秋の地味な花の多い中ひときわ華やかな「かくとらのお」です
空気が澄んで高く晴れ渡る秋空に下で
いつも変わらないで咲いてくれます 盛夏から秋にけての花
吹く風もいつしか秋になって優しく心に寄りそってきます

台風二十一号の影響で雨風共に強くなってきました
どうぞ我が地区の特産品リンゴ、市田柿に被害が有りませんように、、、、、、



コメント (2)
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