山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

お花のご縁で・・・

2013-05-28 20:40:56 | 日記




素敵なお家、バラのアーチ、家の前にはこの真っ白な花。
どんな方がすんでいるのでしょう?
この家の前を通る時は、車のスピードを落として、花を楽しみながら通っていました。
ある日、家人が外にいるのに気づいて、思わず車を止めてしまいました。
「あの~、綺麗なお花ですね」って言ったら、その方も嬉しそうに
「又、種を分けてあげますね」って。
その一言ですっかり打ち解けて、昔からのお友達の様になれました。
清々しい初夏の風が吹き抜けて真っ白な花がまぶしく光って見えました。
来年は我が家でこの花を咲かせて投稿出来たら・・・と思っています。





この細かい小さい葉は、 「くりんそう」 の芽です。
去年こぼれた種がびっしりと生えてきました。
とてもこんなには育ちませんので、よく人に分けてあげます。
分家した花を綺麗に咲かせて頂くと、私も幸せな気持ちになります。
花を育てる事はほんのささやかな行いですが
多くの人の心を潤し爽やかな気持ちにさせてくれます。
真心を尽くして育てれば、花だって必ず答えてくれます。
それはやがて、自分を支える大きな力になってくれると思っています。



 「つきぬきにんとう」 です。
対生する葉がくっつき、茎がつきぬけたように出ているからこんな名前になったそうです。
真っ赤な筒状の花弁から黄色い雄しべ、雌しべが出ていて、
さやさやと風にゆれて咲く姿は、
まるでこれから訪れる暑い季節を予感しているかのよう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根の花

2013-05-20 19:27:37 | 日記




毎日の母の介護で少々疲れが出たのでしょうか?
鬱々とした日々が続く様になってしまいました。
思いあまってある人に相談しました。

「介護ってそういうものよ。
 いくら頑張っても決して良くなるわけでもないし、
 赤ちゃんならだんだんと大きくなるたのしみのあるけれど
 決してやりがいのある仕事では無いよ・・・・」って。
それにプラスして、 この姿は?十年後の自分の姿でもあるし・・・・。

その通リなのです。 
「しっかりして!」 とか「頑張って!」 とか言われるかと思っていたら・・・・。
「ほっ」としてなんとなく元気が出ました。

一寸した言葉が、人を傷つけたり元気にしたりするものなのですね。
私も気つけなくっちゃ。

入れ歯を外して口をゆすいであげれば、
なんて可愛い顔、
 はあ~。はあ~。

去年掘り残した大根が、可愛い花を咲かせていました。
「頑張らなくても、いいんだよ。」と言ってくれている様な優しい姿で・・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限りないエネルギーを頂いて

2013-05-13 12:44:22 | 日記










毎朝のように霜が降りて心配していましたが、
さすがに季節になれば、ちゃんと時期の花は開きます。

慌ただしい世の中であっても、こんな花の姿を見ると 「ほっ」 とします。
静かに見つめていますと、限りないエネルギーを頂く事が出来ます。
小さな花々から、心の癒しを頂いて今日一日の始まりです。
慌ただしく自分を見失わないようにと、生き方を見直す大切な一時でもあります。

前向きに生きようと思えば思うほど
行き詰ってしまう時ってありますよね。
こんな時、一歩下がって優しい草花を眺めていますと、
「心にゆとりを持って、静かな気持ちにもどってみたら・・・。」と
花がおしえてくれます。

   いわかがみ
   さくらそう
   八重咲きえんれいそう
   はないちご
   十二ひとえ    です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の祭典、「感謝」の一言に尽きます。

2013-05-06 09:58:51 | 日記




参道入口に咲く 「ボタン桜としだれ桜」です。
五月三日のお寺の祭典には必ずと言っていいくらい 満開に咲きます。
農家の方が ご自分の畑の周りにこの桜を植えて手入れされ、
お祭りに参拝される方々の目を楽しませ、心を癒し、お祭りに華を添えて下さいます。







晴天に恵まれ ご本尊様、戒壇不動明王様、そして
降誕会も合わせての春の祭典を行う事が出来ました。

近隣町村から弓道愛好家の方が大弓の奉納をしてくださったり、
お当番の方々の作って下さった、お供え餅や投げ餅をご本尊様にお供えし
世界平和、国家安穏、無病息災等を念願しての
大般若経の転読法要を行いました。

甘茶や、檀家の方が届けてくださった タケノコ、自家製のシイタケ、はなわさび、ゆかり等で
山菜ちらしずしや、三色おはぎ、山菜のてんぷら、お取り寄せのオードブル等で
お粗末ながら、精一杯のお昼をお出ししました。
昼食後は、お福分けとしてご本尊様にお供えしたお餅を
参加された皆さま(二〇〇人位)に山門から投げてお開きとなりました。

遠くからお祭りに華を添えて下さる 弓道愛好家の方々、
お忙しい中、快くお手伝い下さる檀家の方々、
惜しげなく山菜を届けて下さる方々、
皆さまのお陰でにぎやかにお祭りすることが出来ました。
まさに 「感謝、感謝」 の一日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする