山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

その謙虚さも日本一

2015-11-27 15:31:37 | 日記



これは菊の盆栽で日本一の
小菊 「黄虎」 です
なぜ我が家に飾ってあるかともうしますと
サツキさんはいつも大会の後は知事賞、市長賞などを必ず獲得して
その帰りには我が家に置いていってくれます
50代頃から菊ずくりを始めて数々の賞をいただいて
ことしはなんと内閣総理大臣賞で日本一なったのです

「すご~い」と言って思わず拍手をし私に
 元々可愛い顔のサツキさんは頬をピンクに染めながら
「ただ運が良かったっただけ」だって   
『う~んこの謙虚さも日本一だ!」と感心しました
サツキさんは日本一といっても菊ずくりのみの人ではなくて
サクランボや市田柿等も沢山つくっていて
その合間のやっていることなので
大変な努力の積み重ねだとおもいます
運とかの問題ではなくて人には話さなくても
日々どれほど努力をされたことでしょう
そういったことは一切言わないで
「ただ うんが・・・・」
この謙虚さが」又素晴らしい
これからは今まで以上に大変になっていくことでしょう
おめでとうサツキさん



これもサツキさん作の菊盆栽「名城のアカネ」です
名古屋の方が命名したそうです」
そう聞けばば茜色に染まる名古屋城をイメージのではないでしょうか
菊の盆栽は花の時期は勿論ですが
花が枯れても又枯山水のイメージで我が家では
一月半ばころまで
その枝ぶりで楽しませて頂いています
なんでも秀出でた物が有ることは素晴らしいです
「いいな~」って思っても炬燵の番をしていては
何の進展もありません











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皆様に感謝の旅」

2015-11-17 18:15:51 | 日記


山また山に住んでいます私は
広い海にのんびりと旅をしたいと思っていましたが
なかなかその機会がありませんでした
やっと仲間の都合等がうまくまとまって
富山湾に面した
氷見にやってきました
立山のふもとからのぼる朝日です
一寸雲がかかってしまって残念です


ここは 海の幸のみならず
この近くの高岡市には万葉代表歌人の
大伴家持が千年も前に5年間ほど国守として住んでいたとのことでして
この道などはきっと素晴らしい景色で何度も行き来したことでしょう・・・
などと思いをはせながら


高岡市万葉博物館に到着しました








これはその当時の貴族の衣装だそうです
なんと美しい優雅な衣装でしょう
ごく一部の方しか着られなかったかも知れませんが
現代でもこんなオシャレはとてもかないませんよね

 もののふの 八十をとめらが汲みまがふ
 寺井の上のかたかご{かたくり}の花  大伴家持
たまとほりきぬ 君を思ひて 行きめぐり 
 オミナエシの咲きらる野辺を



そして帆を張れば船の貴婦人とも言われる船も
まじかに見て参りました
船長室等は もうホテルなみとのことでした
気楽にゆっくりと させていただきましたが
私自身が 足が不自由な為仲間の皆様に
大変お世話になる事になってしまいました
誰言うともなく{介護をしているうちがはなだに・・}
って本当にその通りです
人間の一生とはこんなものかもしれませんよんね
とにかくここまで来られたことに先ずは感謝・感謝です




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初冬の雰囲気で?

2015-11-09 09:24:38 | 日記


『裏表見せて 散りゆく もみじかな』 良寛禅師様のお歌
大きく弧を描くよう散りゆくもみじ
またまっすぐに地上降り立つもみじと
いろいろですが
何を見て何を感じるか
そしてどう生きるかは
人それぞれだと思います
若くて元気な時は良いのですが・・
散ってゆく頃になりますと
良いところばかりではなくて
失敗も多くなってくるということでしょうか?
そうはなりたくないとおもってはいるのですが
確実に時は流れて変わらざるを得ない現実がここにあります



車がの往来が 激しい道路沿いに咲く
一本の「ふゆざくら」
こんな季節になりますと思わず車を止めて
見入ってしまいます
優しいピンクの花が
まばらに咲いていて
沢山の花の咲くのとは
違って心安らぐものがあります



冬枯れの参道の入り口付近に咲く「さざんか」
ところどころにお観音さま祀られていて
お参りされる方をほっとさせてくれます
山にも野にも
だんだん咲く花が寂しいこの時期に
サザンカの華やかさは
嬉しいです
一寸した風にはらはらと花弁をこぼすのは
もう晩秋というよりは
初冬の感があります
お観音様のお頭が
雪に覆われるのももうすぐですよ
とお観音さまが言われているようにも思われます







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野生菊の逞しさ

2015-11-03 16:42:48 | 日記



「珍しい野菊が有るからみにこない?」というお誘い頂いて
早速天竜川の対岸の山の奥まで行って見せていただきました
花弁の一つ一つがラッパのように広がっていて
初めて見る花です
ここまで群生させるにはそれなりのご苦労が
有りましたようでそんなお話を聞かせて頂きながら
年を重ねると失うものが多くて寂しいものですが
こんな遠くの方から思わぬ物を見せいただき
ただただ感謝してかえって参りました
とて心が温まるような日でした
「つつざきやまじにのぎく」 と教えていただきましたが
まさにその名のとうりの花でした


いつの間にか飛んできたのか満天星の足もとに
「のこんきく」が生えて満天星と背比べをしていました
お互いに支えあってついに花の季節を迎えました
満天星の紅葉と
のこんきくの紫が良く映えて両方が余計に美しく思われました




庭にも野にもだんだんと花が少なくなって寂しくなってきました
名残りの花に真っ白に降る霜
やがては枯れていく草花達
これからは益々寒くなってきて
冷え切ったこの大地にもうすぐしっかりと雪もつもるでしょう
来年に備えてこの大地でエネルギーを蓄えている
草木の逞しさ





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