山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

深まりゆく秋の、暮色

2012-10-28 10:02:31 | 日記




夕暮れ時、月明かり、時を告げる鐘の音、
色とりどりに、紅葉したはっぱ、
黄色く色づいた 「かりん」
そのすべてが、次への命のバトンをしているかのような・・・・
歳月はどんどん流れ、すべてが、ほんの一瞬の様に思われる、秋の夕暮れです。
思わず、 ♪更けゆく秋の夜、 旅の空の~・・・
      恋しや~故郷 なつかし 父、母・・・・♪
と、口ずさみたくなる、秋の暮色です。
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変わりゆく四季、受け継がれる命

2012-10-23 10:49:43 | 日記






梅雨の頃、淡いブルーの色鮮やかに咲いていた、「アジサイ」。
今はこんなに美しく、紅葉しています。
一説には、アジサイは花弁を裏返して、赤くなって更に虫達を集めて交配し
子孫を残す努力をしているとか?・・・・
ほんとう? すごい! 植物って本当にすご~い!
そういえば、アジサイは、良く殖えます。
いつの間にか、とんでもないところに生えて 気がつけば大きくなっています。
でも、それぞれに微妙に色が違っていて面白いです。
あの透きとうるようなブルーの花、
この変化の素晴らしさ!
梅雨の頃の、思い出と重ね合わせて、
感慨にふけっています。
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秋を代表する花

2012-10-17 05:30:57 | 日記


いつのころからか、庭の片隅に芽を出して咲きだした 「りんどう」
年々茎も太くなり、数もふえてきました。
この深~い青の一輪は、花屋さんで見る百輪のリンドウよりも美しいと自負しています。
現在はいくらでも珍しい色のりんどうがあります。
でも、自生する花の美しさには到底かなうものではありません。
たぶん、この花の色は、この地が標高900Mの高冷地だからでしょう。
秋を代表する、花です。



以前、徳川家光公の墓所を参詣しましたた折、
その立派な石垣にびっしりとこの 「大文字草」 が生え綺麗に花を咲かせていました。
驚いて見上げていた私に
「あなたは、花を見にきたのですか?」とご住職さんに言われ、
慌てて堂内の「鎮将夜叉」のお像を拝ませて頂きました。
あの家光公が、崇拝して止まなかったと言われる「鎮将夜叉像」の小さな仏さま、
そしてびっしりと生えた大文字草、
今も、この花を見るたびに、日光のあの地をおもいだします。

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実りの秋を迎えました。

2012-10-10 12:14:08 | 日記




山間の木立に絡みつき、豊かに実った 「あけび(開美)」。
さわさわと、風に揺れながら、みのりの秋を迎えました。
やがては、猿の群れが来て残らず食べて行くことでしょう。
でもひと時、心を和ませる、微笑ましい姿です。



木漏れ日の中で、つややかに実った可愛らしい 「さんざし」です。
花が咲き実がなる、草木の命,人の命、みんな同じだと思います。
変わりゆく季節、移りゆく命に、ひと時向き合ってみると、
当たり前のこととは思っていても、自然の偉大さに感動します。


今年は夏の暑さのせいか、実ものが豊作です。
「豊か」って本当にいい言葉ですね。
家の前の石垣の「くさぼけ」も沢山に実を付けました。
程よい頃を見計らって、ボケ酒を造ります。
酸っぱいけれど、香りのよいお酒が出来ます。
山に住む楽しみの一つです。
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野生菊の清々しい美しさ

2012-10-05 19:04:34 | 日記




ブログを始めてから今日で丁度一年になります。
一万人以上の方々のご訪問を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
自宅が人里離れた山の中に有りまして、四季折々に色々な山野草が見られ
まさに植物の宝庫といったところです。
この美しい花々を皆様に見ていただきたくて、ブログを始めました。
でも、いつの間にか、初心を忘れて華やかさばかりに気を取られていたような・・・・・・
もう一度原点に戻って、自然の中に咲く花の可愛らしさ、清々しさを投稿して参りたいとおもいます。


リュウノウギクとノコンギクです。
野菊には色々な種類があります。色も、白、薄紫、濃い紫、黄色など。
秋の山野に咲く野生菊の清楚な草姿を自然の中で見つめるのは、本当に楽しみです。
気品に満ちた、かわいらしい姿、色、
草むらの中にあっても、他を生かし自分も生かされる、
お互いが想いあっている様な、清々しい気持にさせてくれます。
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