山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

如月の空下で

2016-02-19 09:57:56 | 日記



きりっと伸びた枝の先に春を告げる小さな蕾を沢山付けいる
「とうろうばい」時には雪が舞ったり 又雨に代わってびっしょりと濡れてしまったりして
凍りついた時もあるでしょう
又其の上冷たい北風にさらされたして

けれども雪も雨もしっかりとうけとめて
花ひらくその時を庭の片隅で
静かにそっと待っていました
そしてようやく花開く時を迎えました
もう少しすれば春を告げる優しい風も吹くでしょう



雪解けを待って咲くの多く花は
可憐で優しい
殊にこの「スノードロップ」 は
二枚の葉がちいさい白い蕾を抱きかかえるようにして芽が出てきます
冬の厳しい季節を超えて
まだ冷たい北風に揺れる姿は楚々としてしなやかで愛おしい



春一番に庭先を華やかに咲く「福寿草」大きくて黄色い花は
見ごたえがあって「はるがきたな」と思えて嬉しい

けれどもこの花毒草なんだって!
この時期こんなに華やかに野原に咲いていたらきっと草食動物の目に留まって
根まで食べられてしまうでしょう
人間だって{これが一番怖ろしい}野菜も少ないし天ぷらなど
美味しそう・・・
図鑑で調べてみましたら
ききんぽうげ科の「アドニン・アドニキシン」と言われる毒とのこと
そう聞けば 夏の盛りに雑草に混じって咲いているあのピカピカした小さな黄色い花
きんぽうげあれは毒とは知ってjましたが確かにあのピカピカは 似ている・・・・
















 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♬ 春は名のみの~

2016-02-10 14:20:44 | 日記






いつもと変わらない朝と思っていましたら
昨日からの雪で辺り一面真っ白です
思わず気分もピリッとしました
立春を迎え春を待ち望む気持ちは日毎に強くないます
しかし季は一進一退 なかなか思うようになりません
激しく降る雪の中 ほほ笑むようにひっそりと 佇んでいるお観音様
頭の上に降りかかる雪を何度も払い落して鋭く立ち上る竹やぶや 樹木にも
容赦なく雪は降りました
蕾を付け始めたフクジュソウやスノウドロップも
「こんな日が何度なければきれいには咲けない 」と
雪の下でで季節の移り変わり感じていることでしょう



去年その名前が可愛くて買ってきました「 はなかんざし」
こんな日には殊に花の持つ優しさや温かさに慰められます
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春の日に

2016-02-05 09:55:47 | 日記


立春の朝新聞で小梅の開花の美しい写真が載っていました
早速我が家の梅畑に行ってみますと
まだ蕾は固く標高差を感じました
澄んだ朝の空気に包まれて真っ青な冬の空に
のびのびと両手を伸ばしたような小梅の姿には
美しくて心が動かされるものがあります
この小梅はやがてパリパリ漬けとなって
毎朝の食卓には欠かせません
又我が家では出掛ける時は必ず梅と御茶を飲んでから・・・・
と決められていました
若いころはばかげた事と思っていましたが
年を重ねるにしたがって
「なるほど・・・」と
感じるようになりました
この酸っぱさ気持ちをしゃんとさせてくれます
先人たちの考えは素晴らしい 
一日を無事に終えることは何より大切なこと
それは恙無く自分の役目をはたして
次の代へつないでゆくという 
とても大切な事を一粒の梅に託してに教えてくれています
今は亡き義母からの大切な教えで私は今もって実行しています



さまざまな環境の中でも
自然は確実に 春に向かっています
先日の大雪ですっぽりと埋まっていたお観音様も
お顔をだして辺りを見回し「変わりない事は平和の証」と おっしゃっておいでです
今の時代 何が起きるかわかりません
一見何もない変わり映えのしない退屈に思える日々は平和の証 何よりの事です



水かさをました小川には今朝の寒さでつららが下がっています
春の小川はらさら行くよと言うにはちょっと早すぎますが・・・





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする