山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

花の優しさよりたくましさを、、、

2024-02-24 16:30:02 | 日記

如月も半ばを過ぎて、、

 

 

 

我が家の今朝の雪景色です

余り温かいにも一寸ですが、、、

 

庭先で咲きます「スノードロップ」 です

早春の花はなぜこんなに可憐なのでしょう

今にもポトンと落ちてしまいそうです

春風のいたずらで四月頃の陽気になって芽をだしたら

季節は逆戻りで今日のの寒さ

身を震わせながら咲いています

神話では楽園を追放されたアダムとイブが嘆き悲しんでいるので

神様が気の毒に思って降る雪を花に変えたとのこと

そのために花ことばも「なぐさめ」 だそうです

慰められますねこの可愛いい花姿には、、、

 

以前に投稿しました「紅梅」 です

このところの温かい日々

観測史上初の気温などと言われまして新聞紙上で早やさくら開花です

我が家はやっと梅です

「梅一輪一輪ずつのあたたかさ」と言っておりましたら

なんと昨日のこの寒さと雪

でも大丈夫梅は凡そその木が咲き終わるまでは1月程かけてゆっくりと咲くそうです

ぱっと咲いてパッと散る桜とは違っていてなかなか用心深いのです

又花ことばも素敵で「忠実」纐纈」「忍耐」だそうです

重い程の雪を乗せて咲く姿に当に忍耐を思います

 

 

雪が解けたと思ったらもう「福寿草」の開花です

きんぽうげ科で温かい春の訪れを知らせてくれます

日本では福を招く花として縁起が良いのです

花ことばも「幸せをまねく」「永久の幸福」などです

別名は「元旦草」ともいわれます

但しこの花には強力な毒が含まれているそうです

そうでなければ春こんなに早く目だっていては動物の被害に遭うでしょう

パラボラアンテナの様な花姿はそのまま太陽の光を雄蕊雌蕊に届く仕組みだそうです

又昆虫も少ない時期から夜は閉じて昼は咲いてを繰り返し長い間咲く工夫です

心配で早速行ってみましたらすっぽりと雪の中です

きっとしっかりと閉じて種を守っていることでしょう

雪が解ければもう何もなかったようにキラキラと黄色い花を広げてくれるでしょう

   福寿草雪の下にて春を待つ

 

数年前に御店に有りました「あかめやなぎ」 です

池のはたで大きくなってしっかりと定着です

 

一枝切って暖かいところに置けばもうその名の通り赤くなってきました

寒い時期を乗り越えて過酷な状況でも咲く姿から

一輪が三センチ程の大きさになってなかなかの見ごたえです

花ことばも「忍耐強い」 だそうです

 

このところの日々の事件には碧碧です

大災害、その上戦争までもうニュースを見るのは恐ろしい、、、は私だけではないんでしょう

でも毎日能登半島で壮絶に被災された方が我慢しながら立ち上がろうとして

力強い方々の姿、言葉が放送されます

応援すべき私たちが逆に元気付けられてしまいます

早春に咲く花もまた厳しい冬を乗り越えて

又北風や雪に悩まされて懸命に子孫を残そうとしています

花の優しさよりも逞しさを、命のはかなさよりも生き伸びようとする力を、、、、信じます 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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節分草に会いに、、、(去年からの計画です)

2024-02-21 16:23:32 | 日記

去る十七日「節分草」を見に行きました

 

何度も御店に問い合わせてやっと出合えたのです

可憐で細ずやか花姿はまるでそこに可愛い妖精がふっと舞い降りて

優しい春風と戯れているようでした

店長さんのお話でカタクリが二米ほど上のよそに庭で咲くとか

山しゃくの花は可憐でも種は派手派手しい、、、?

などなど私がいつも感じていることそのものです

つい私は「実は山奥の1ケ寺にすんでいて、、、、」と話しました

彼女は大変に驚いて「私は毎年御寺にリュウノウキクをみにいっています」

とのことです  そして「花が終わったら一株もっていきます」だって

え~~!「こんな貴重なものはと遠慮する私に」すかさず

彼女は「私は独身で此の花をどこかに、、、?」とずっと探していました

「良いところが見つかった!」とのことです

私は「この身体では、、、、」と思ったのです

美味しくお食事を頂きながら大変な約束をしてしまったと

ふと目の前に飾られている花「あれはもしかしてわびすけ?]

そうなのです

ここで又大すきな花がさりげなく飾られていました

 

御勘定の折に又「わびすけ」が一輪ざしに飾られておりました

「しらねあおいの花をしってる?」と言って

「今度は四月頃にお花が咲いたら御案内しますね」と

色々のお礼を兼ねて約束しました

何もかも素敵で楽しく御店をでますと

小雨が降ったのでしょう

庭も土もしっとりと濡れて春の風情が増しておりました

道中友にお世話になってなんとか昨年からの楽しみを実現です

友は「御主人様をおくって十年になるなんとか家を守り抜いた!」とのこと

その時細身の友がどっしりと見えました

「そうだ!必ず頂く節分草は私まもる!」と心に深く刻んだのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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節分に、、、、(いつかは報われるから)

2024-02-04 09:37:09 | 旅行

昨日は節分でした

このところ割合に温かくて何をするにも楽です

 

 

庭の隅に有ります「こうばい」の花芽がふっくらとしてきて

春待顔です

この程度では香りも無いのですが

穏やかな日差しを浴びて春の訪れを感じさせてくれます

 

昨年末に取り込んだ「らん」も開花です

優しい花色がほっとした気分にさせてくれます

ずっと凍っていた蓮池にさざ波が立つようになりました

本格的な春には未だ遠くても

時折ふっと小さな輪が出来て生物の存在を感じます

フナもドジョウもじっとして待っているのでしょう

 

 

この季節の楽しみの「きりぼしだいこん」 です

大小さまざまですがこれで干し上がればもう立派な保存食です

これで大きな大根五本分です

あちこちにあげて大変に喜ばれております

確か昨年の今頃もこんなことをしていたような、、、、?

昨年と同じことができますことにまず感謝です

それに何より美味しいのです

 

このとげとげしい葉で鬼の侵入を防いでくれております?「ひいらぎなんてん」 です

以前参道で見つけて我が家に移植したものです

 

いつも節分に信者さんが届けてくださいます「惠方巻き」 です

これさえあれば夕ご飯は本当に楽でありがたい食べ物です

いつもの節分行事を一通り終えて

やれやれ家に帰って惠方巻きで簡単に、、、と思って

庫裡を出ますと「いってきます」と孫のこえ

「えッ!これから!」そうです孫はこれから塾なのだそうです

私は思わず

「いつかはきっといつかは報われる時があるから」と

励ましたのです

ふく風はもだ未だですが

我が家で今この時期の雪がぜんぜんないなんて、、、?と

一寸不安でもあります

 

 

 

 

 

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