山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

命のリズム

2017-08-30 13:46:42 | 日記
夏「つりがねにんじ」 です
淡いブルーの釣鐘の様な可愛い花を咲かせます
花よりもむしろ山菜として有名な植物でも有ります



「マツムシソウ」が風に揺れています
清楚な姿に引かれてジャノメチョウがやってきました
しばらくは花の上で羽を休めて居ました
毎年この時期やってくる蝶・と咲く花に不思議な命のリズムを感じます



入道雲からうろこ雲に又心なしか空が高く感じられます
家の栗の実も沢山に実を付けました
秋は実りの季節でも有ります我が家の栗の木にも
沢山実がなりました
楽しみにしているには私たち家族だけではありません
山に住むサル・猪・熊・りすなどなど
他にも見ず知らずのよその人等大勢の期待を背負って
笑むのを待たれています



晩夏~初秋にかけて山野に自生します「のりうつぎ」です
白い円錐状の花を咲かせます
樹皮が製紙用の糊として使われるそうです
先人たちの考えは素晴らしいですね
使い終わったときにはちゃんと土に還って何も残さない
今の私たちはその時だけ都合がよければあとのことは
殊に環境の汚染など・・・だから今こんなに暑い夏をすごしているのかも・・・・



お盆ころに黄色く咲くオミナエシの良く似た花「おとこえし」です
清浄な気を見せて咲いています
その咲く姿には深まりゆく秋の中に溶け込んでゆくかの様です
朝夕の肌寒い風に揺れて葉にも微妙な変化が見られつようになりました



すっきりと水べりで咲きます「かくとらのお」 です
夏休みに入って帰省して居た子供たちが又東京に帰る頃には
咲き始めて私一人が取り残されたように寂しさを感じる
当に夏が終わって秋が来たと思えます花です



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君の名は?

2017-08-21 09:20:23 | 日記
突然岩間から顔を出した奇妙な花



黄赤色の此の花の群生している姿は美しさを通りこして妖しげです
植物の先生に観ていただいたら「キツネノカミソリ」とのことでした
なるほど名前は聞いたことが有りますが
何ともその名にふさわしい花でです
図鑑で調べてみましたらアルカロイドと言われます毒性が有り彼岸花の一種だそうです
三日もしましたら影も形もなくなって
あれほどはなやかにさいていたのにドロンと消えて・・・・・?と
やっぱりキツネが付く花なのだ



こちらは同じく彼岸花の仲間ですがすらりと伸びた茎の上に前述とは対照的な
ピンクの優しい花を咲かせます「なつすいせん」 
優美な花姿が秋風に揺れるて厳しい暑さから解放され清浄の気を漂わせています



日中の残暑で水べりが恋しくなります
池のの傍に一方方向に向けて濃い紫の独特な花を咲かせます
「さわききょう」 です
涼やかに慎ましく池の中に息ずく秋草の姿とキラキラ光る池の水の
自然のおりなす不思議ともいえます美しさにこころをよせて・・・



杉木立見上げる木々の間から洩れる陽ざし
木漏れ日を浴びて群生しています
 「玉アジサイ」です
丸い花はいいですね 心が丸い とか丸い性格などなど
穏やかな気分にさせてくれます
深山の杉木立にいつの間にか群生している
玉アジサイを見ながら穏かな日々がつずいてくれますように・・・・と
願わずには居られません



もくもくと夏の入道雲を思わせるように他の木に絡みついて咲きます
「ボタンズル」です 綺麗な白い花と甘い香りに次々と蜂が訪れます
ところで絡まれている『君の名は?」 本漆です
去年までは綺麗な花を咲かせていましたが今年は蔓に占領されて
陽の目を観ることができません
蔓を切ってしまおうかとも思ったのですが
殊に今年は 物言わぬ 草木の生き延びる厳しさをしっかりと見てきましたので
できません

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現在・過去・未来・

2017-08-11 17:43:03 | 日記
御盆に花を合わせたたように咲きます「桔梗」「オミナエシ]





我が家ではこれらの花に家の周りに咲く花を集めて
仏様にお供えして御盆を迎えます
御盆 それは過去に生きた方々に思いをはせて
つながりを再確認する大切な時で今を生きる私たちの務めでも有ります
又孫たちにも同じようにして
家を守ってほしいと思う願いでもあります



初秋に咲きます一日花の「ひおおうぎ」です
花は一日ですが葉は扇型にしっかりと開いて(名前の由来)力ずよく
私は末広がりで縁起が良いとして今の季節には
必ず床前と玄関に私流に飾ることにしています
すると秋がグーンと身近に感じられます





細長い茎に可愛い丸い花を付けて咲きます
「柚香菊」と「れんげしょうま」です
小さく揺れたり大きく揺れていてそこには爽やかな優しい秋風が吹いているのでしょう
日中の蒸し暑さはまさに残暑厳しい毎日ですが
早くも野菊が咲き始めました夏の暑さが厳しかっただけ待ち遠しく感じました





林の中でひときわ大きくてユリとは言っても
花の色は黄緑で特異な花です
この花は花が咲きますとそれでその株は終わってしまいます
以前にインストラクターの方から
「見つけたら揺らして種をこぼしてあげてください」と
教えていただきました
毎年秋になりますと三~五本位刈り取って
しっかりと揺らしてきます
種はまるで羽の生えた虫のようにひらひらと舞ってゆきます
なるほど良く殖えるはず・・・
草はそのままドライフタワーとして飾ってあります
「私の使命ははたしました」と言っている様な
潔さと花とはいえども矍鑠とした既然さを感じて居ます






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蝉しぐれのなかで

2017-08-02 10:23:47 | 日記





酷暑の八月木々の緑が力ずよく
命の輝きが一層増す季節です
「岩がらみ」が二〇米程の赤松に絡みついて花を咲かせております
近ずけば花の美しさとともに 蝉の声も盛んです
夏の暑さを一層感じさせる蝉の声 
短い命に精一杯生きるたいせつさを改めてかんじさせられます



池のはたで命拾い?をしました?「やまゆり」です
七月二十三日に咲き始めて今も綺麗に咲いています
一本に十三輪の花を付けました
この子らがやがてはたくさんの山ユリの群生をつくってくれるでしょうか・・・・・・?
剛風豪雨にも負けず力ずよく生き
命の大切さを教えてくれています



山中でそこだけ華やかなオレンジ色の「ふすぐろせんのう」です
小さくてもしっかりとその存在感を感じます



八月になれば暦の上では立秋となりますが
本格的な暑さはこれからでしょう
「私はここにいますよ秋を待っています」と
言っているように控え目に咲いています
「なでしこ」です
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