山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

錦秋 

2021-10-27 10:29:27 | 旅行

朝夕の寒さから紅葉が綺麗な時期になりました

山門前の満天星が一機に紅葉です

紅葉は木が最後に見せてくれる命の輝きでしょう

春にはわかめと白い可愛い花で楽しませてくれました

今月も後わずかです

凛とし佇まいに時の流れの速さを思います

 

キャンプ業に続く道の満天星も美しく紅葉です

赤一色であらわしきれないところが又この時期の楽しみでもあります

赤く色ずく葉に生命の盛衰を感じます

絶えず変化し続けるのは命あるもののすべての定めでしょう

秋は殊にそのようなことをシミジミと思わせられます

   赤々と萌える命に明日を知り 松尾芭蕉

 

 

 

いつものこの時期にこの道に咲きます

「ふゆざくらです」

まいとしこにときをたのしみにして行ってみれば

寒さに震えながらも

やはりぽつぽつとさいていて冬枯れのこの時だからこそ 美しいのです

 

 

廃家となるお家から頂いてきました「つめれんげ」 です

調べてみましたら絶滅危惧種とのことでした

花が咲くのは三年に一度とのことです

今年はその年の様です

細かい白い花がびっしりと咲いてきました

綺麗とは言えませんが

寒くて花の少ないこの時ですから

ご縁が有ってここに来た花だからと

大切に育てております

 

 

我が家ほとんどの花が終わってきましたが

一歩外に出ればまだまだ中秋です

この花が大好きでずっと憧れておりました

「くじゃくアスター」です

北アメリカが原産で友禅菊の交配種だそうです

クジャクが羽を広げた様な花姿です

優しげなはなすがたから様々な色が改良されtれ人気の花だそうです

他所の花でも美しくて思わず車から写させて頂きました

 

昨年は舞子菊をそだて手おりましたが今年は失敗して

ご近所の綺麗な菊を楽しませて頂きました

丸く刈り込んでここまでするには如何に手がかかったことでしょうと

おもわせられます

朝夕のにしっかりと霜が降りて間もなくやってくる

冬を予感させられる頃となりました

私達は春には花見、秋には紅葉狩と

自然を愛でる心と、その移ろいを楽しむ習慣を持ってきました

そろそろ日常の回帰が始まってもよいのでしょう

私達も女子会で食事会等とたのしみを作っていおります

 

でもまだ六波」があるのでは、、、、?と警戒心がまとわりつきます

せっかく沈静化したのに感染が再拡大した国もありますね

用心することにこしたことはありませんから。。。。。!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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南アルプ初冠雪

2021-10-20 17:44:22 | 旅行

穏やかな秋のぬくもりを楽しんででいましたが、、、、

 

 

 

南アルプスはすでには初冠雪です 昨年も十月二十二日で

投稿できましたのが十一月五日です

きっとくもり空で見えなかったのでしょう

今この雪景色は多分十九日頃のあの冷たい雨ときでしょう

手前の満天星がまだ綺麗に紅葉の盛りです

 

秋冷を迎えて朝夕に冷気が感じられるようになりました

本堂前の古木の梅についています「しのぶ」も黄葉です

目の前ではらはらと散る様は

今まさに命を終える姿と思って見つめております

通り道でふっとほのかにマスク越しでも甘い優しい香りです

思わず車を止めてみれば 「あったあった 」オレンジ色の小花がびっしりと咲いております

マスク生活と三蜜を避けて人との距離を取って二年近くです

美しい花の香りで四季の移ろいを感じてソット瞼を閉じて

マスク外して思い切り深呼吸をしました

 

きんもくせいにはとてもかないませんが

「ひいらぎ」も満開です

香りは少なめですが今のこの花の少ない時に花を楽しんでいます

この葉が鋭いとげのようになっていて昔は魔除けとして植えられたそうです

このとげとげした葉は若芽の時だけで

古い枝の葉は棘が無いのです

昔から「年取るとまるくなる」 は柊からきているそうです

誠にこのように生きなくては、、、、ですね

 

昨年は舞妓菊似夢中になっておりまたが

今年は失敗してしましまいました

家の前の昔からの小菊が情緒を漂わせて咲いていて 

「私はここにいますよ、気付いてくれるのをのをまっていました」と言っているように

一株でも充分に気品あり香り高く存在感一杯に咲いています

 

門前のお観音様の前に

「山つつじと」 「りゅうのうきく」がコラボで咲いて心がなごみむのです

当たり前の事が出来なかったこの年は

何気ない景色にも感慨ふかいものがあります

あれほど盛んに鳴いていたこおろぎの声もいつも間にか消えています

冬の始まりを告げるかのように草木が季の変化を教えてくれています

 

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野菊のきせつに、、、

2021-10-12 17:16:04 | 旅行

肌寒い神無月のそぼ降る雨の中で

草木はひとしお憂いの表情を見せてくれます

 

家の前の十三重の塔に絡んだツタが真っ赤に紅葉しました

根を地につけない草木はいち早く紅葉するのでしょう

時はすべてのものに等しく流れます

年月は移ろう 留まることなく変わり続ける

確実にすべての命の姿を変えてゆく

人も又同じサイクルの中に有るのでしょう

 

マツムシソウに一羽のツマグロ豹門蝶が止まって熱心に吸蜜です

昆虫達もあとわずかな日にちの中で

子孫を残さなくてはなりません

草木がそうであるように昆虫達にとっても

秋は大切な時期なのでしょう

 

野菊の美しい季節になりました

「のこんぎく」 です

野原に群れ咲き秋風に揺れる姿から

コロナ禍を乗り越えて必ず明るい未来が有ると

前向きに生きていく姿勢を感じます

花ことばは 忘れられないおもいで、長寿、幸福だそうです

菊の原種とも言われます「りゅうのうきく」 です

名前の由来は南アジアに自生する竜脳に香りが似ているからだそうです

この花は山門下のお観音様の前に群れ咲いておりました

先日上からのぞいてみますと

すでに階段を二段程上っていて

その逞しさに驚かされます

 

「のぎく」 です

秋のたそがれ時はひっそりとした佇まいの中にどことなく寂しさが漂います

このような野菊がそこかしこに咲いているところに住めることはありがたい事と

思っています

 

花弁の先がラッパのように咲きます「ツツザキヤマジノギク」です

絶滅危惧種と言われております

最近群生地を護っていた方から

水害に有って流されて、、、、と聞きました

なかなか難しいものです

草花の真剣な生きざまを見てかんどうです

清らかに澄み渡るひんやりとした空気の中に

可憐な花姿は人気です

四季折々に美しい変化を見せてくれる日本の野に咲く草花が

季の移ろいをいちはやく感じわたしたちに

自然の素晴らしを教えてくれています

今は盛んになく虫の声も

もうじきに聞こえなくなるでしょう

 

先日友達にお願いしておきました「ざくろ」 です

さっそく友達が届けて下さいました

ヨーロッパの方ではこの実の中に沢山の種が有りますことから

子孫繁栄の縁起物と言われて

結婚式には必ず登場するそうです

我が国ではもっぱら美肌効果、アンチエイジング等と言われておますが

あの甘酸っぱい実は秋の味覚の一つですね

さっそく パソコンで調べてきれいの洗って皮ごとに細かく刻んで瓶に入れて

上からひたひたに酢と、氷砂糖を少し加えて

ザクロ酢を作りました

これが 三月程経てば立派なザクロ酢が出来上がりです

酢のものや、ソフトドリンク等にして

さてその効果は、、、、、、、?と思っていますが

お楽しみに、、、、(私も)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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生きていればこそ

2021-10-07 08:12:40 | 旅行

味覚の秋です

先日住職が 珍らしい茸をとってきました

さっそくパソコンで調べましたら

「シャカシメジ」「千本しめじ」でした

大変珍らしいとのことです

昔は美味しいものは少人数 仕事は大人数と言ったけれども

いつもの主人と二人ではつまりませので

若い家族と一緒に頂きました

孫たちの喜ぶ顔に大変に癒されて良かったです

山の奥の細道に住んでいますとフットンチッドだけは無い良い事

たまにはあるのです

 

家のいり口に有ります古木のさくらが年々ボロボロになってきましたので

ついに先日このようなすがたになりました

この桜は花がなかなか良くて

若木の八重のしだれ桜よりこの方が好き!と

言われているのです

この桜は実生で細い一本の頃からずーっとこの家を守ってくれていました

思い出も沢山です

元気でそりすべりをしたり 木の下でやいた五平もちの美味しさはわすれません

どの思い出も私は健康ですべてを取り仕切って

木も人間と同じ老いてゆくのでしょう

半分に削られてもなお残った三本の枝のために

頑張って生きてゆくその姿から

杖なしでは生きていけない自分と重ね合わせて

頑張っているねと幹に呼び掛けています

 

 

園芸種の「黄花のほととぎす」 です

山ホトトギスに比べて随分華やかですが

枯れかかった葉から厳しかった夏をのりこえた安ど感のようなものを感じます

 

 

山中にひっそりとまるで霞のように咲きます「しらやまぎく」 です

若芽は山菜として頂いて

別名は「ムコナ」です

野菊のヨメナに比較して味良くないそうです(男性の方ごめんなさい)

殊に秋の草木は色が変わりゆく姿から日本ならではの

わび、さび、はかなさ、と言った余情を感じさせてくれる花です

 

お馴染の「とりかぶと」 です

その毒ゆえに同じ所には自生できません

私が知る限りでも四回自生地が変わったのです

若芽が山菜で美味しい二輪草とそっくりで

よく春先に間違って中毒を起こしてしまうのです

なぜ? それは二輪草が鹿の被害を逃れるために

わざわざトリカブトの近くに自生するのだそうです

草と言えども子孫を守る工夫

すごいですね

すっきりと細い茎の先には鮮やかな紫の花

毒とはいえども美しい

 

四季折々の草木の輝きや移ろいは人々のの心を癒し

命の大切さを教えてくれます

 

 

 

 

 

 

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