山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

いくつになっても

2018-10-26 16:35:54 | 日記



静まり返った境内地で「べにまんさく」が
小花を付けて最後まで残った葉を揺らしながら
眠りに就こうとしています 新しい始まりを思い描きながらだいちにかえってゆくかのように、、、、、





今年は殊に花が多くて木全体が白く見えます「ひいらぎ」です
私は毎朝この木の前を通って本堂にむかいます
みじかいお経をあげて身近に亡くなった方や両親の戒名をあげておまいりします
苦しい時は「しっかりせよ」又嬉しい時には「がんばたね」と言う両親のこえが
聞こえます そうすると心が洗われるな気がして一日が無事に過ごせるのです
いくつになっても親はありがたいですね






「にしきぎ」と「かしわばあじさい」の紅葉です
紅葉は朝夕の冷え込みで作られる自然の産物でもあります
いつまでも赤くいてほしいと願うのですが
赤く実った実も紅葉した葉もいまを次に託そうとしているのでしょう
冬の訪れを待つわずかな穏やかなひと時です





季節の移ろいと共に草花も変わってきます
我が家の庭はもう野菊が咲くのみです
お観音様の足元に咲きます「りゅうのうきく」です
この花が咲くときはかんおんさまのお顔がなごんでみえます
「のこんぎく」厳しい寒さに負けないでますます色を濃くして美しく咲きます
にぎやかだった春や夏に比べますと小さくて儚げにも思えますが
心にふっと安らぎを感じす


毎年頂きます「あげび」の実です
一年に一度お互いの無事を確かめ合うようにして訪れて下さいます
何せ年を重ねてきますと日々周りが寂しくなってついこの間までは元気だったあの人が?・・・・・
なんてことが多くて寂しい事ばかりですので







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無事に過ごしています

2018-10-07 10:42:32 | 日記
九月」十四日日にアサギマダラの飛来を観察して以来毎日のように蝶がきます







う~んこの羽の美しさはやはり独特で皆さまを魅了するのも無理が有りません
どのようにこの体で遠距離を飛行するのかととても不思議でした
ある日の夕方しっかりと蜜を吸った蝶が高く舞い上がって見る見るうちに遠くに行ってしまいました
それはまるで風を上手とらえているとしか思えません
あの小さな蝶が風の向きや強さを考えながら生きていくのだと本当に感動です
生まれながらのに持った習性なのでしょう

四季折々の草木の輝きや移ろいに心が癒されます



「ツツザキヤマジノギク」もしっかりと根をおろして殖えてきました
足元に聞こえますこおろぎの声に心が癒されます
ある日の夕方 住職の後をついて家の中に入るコオロギを見て
やっと納得しました 如何して家の中に入るのか? とずっとふしぎでしたから・・・・・・
その夜きゅうりはもうないしと思ってなすを半分に割って台所の隅におきました
夜になってこおろぎの声を待ちましたが
くすりのお世話になって寝ている私は待ち切れずに眠ってしまいました
2~3日後深い眠りなかで静かになくコロコロという声をきいたような?・・・・
生きていたんだよかったとは思っても夢だったのか何だか今もってわかりません




秋の定番ともいえます「りんどう」です
濃い紫が日中は開いて夕方は閉じています
秋のたそがれ時はひっそりといた佇まいの中にどことなく寂しさが漂います



「つるにんじん」です
殊に秋に咲く草木はが色変わり枯れていく姿が儚さを感じて命の大切さを教えてくれているかのようです



深まりゆく秋の風情をかんじさせてくれます 「やましろきく」 です
山中に咲く小さな白い花に可憐さと気品を感じます
木々も少しずつ色付いて世代の交代の準備が始まっているかのようです
今年は本当に台風や地震等自然災害の多い年でした
お陰さまでこの地区は何事も無く無事に過ごさせて頂いております
まずは 災害に似遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます





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