山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

夏至に寄せて

2023-06-27 17:54:28 | 旅行

春先に植えました夏野菜がこの雨と蒸し暑さでグングン伸びてきました

 

この野菜畑は昨年は荒地でした

年末ころからダンプで土を運んで

今年は立派なズッキーニが出来ております

ここを通るたびにその成長ぶりが楽しいのです

日本は食料は自給できないのに

食品ロスが多くて驚いております

若い人がこのように頑張ってくださることに感謝です

又荒廃した土地がだんだんに増えて行くのをみるのも

いやですね

ここは我が家の小さな家庭菜園です

トマト、きゅうりは少しずつ収穫できます

ここは四月のはじめに植えました馬鈴薯畑です

だんだんと大きくなっていく様子を見るのが楽しみです

花々も負けてはいません

 

 

夏に咲きます椿に似た花「なつつばき」 です

別名、さらの木です

一日花で朝に咲き夕にはその姿のままで落ちる

そのため花ことばも愛らしさ,はかなさ、等です

   白妙のさらの木の花曇り日の

  静かなる庭に散り敷きにけり    斎藤茂吉

 

 

 

参道の出口付近です

「やまあじさいしちだんか」 です

毎日大勢の方がカメラを持って歩いています

「うらやましいな~足さえが良ければな~~」と

その道中を思っております

入口付近はこの「やまあじさいくれない」 です

途中は甘茶やいろんな花が交配して

わけがわからないものがでてきました

 

梅雨中休みでしょうか時折射す陽ざしに

ほんの少し心が晴れます

草木も同じ気持ちなのでしょう

わずかな光を全身で浴びようと背伸びしているかのようです

春からその趣のあります葉で投稿しました「斑入りのはなしょうぶ」 です

ようやく花が咲きました

 

初夏の光を浴びて逞しく花茎を伸ばして咲きます

「はなしょうぶ」 です

夏至とはいってもまだまだ爽やかさが残り花も生き生きとしています

 

花弁に一本の黄色い筋「かきつばた」 です

昔、伊物語で在原の業平が三河の国、八橋で

  「から衣着つつなれにしましあらばはるばるきつる旅をしぞ思う」 と

カキツバタの五文字を入れて旅の寂しさを詠まれたそうです

その詩に因んで今ころになりますと

カキツバタ祭りがおこなわれるそうです

花菖蒲の中でも一番でしっとりとした美しさです

 

「けむりそう」 です新緑の中細かい花が

華やかな他に花に負けないようにと

精一杯に今を生きているようです

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この日のために、、、、

2023-06-15 14:59:26 | 旅行

昨日十五日にササユリの観察会を行いました

う~んこの美しさこの日のために皆さん頑張ってきたのです

 

お堂の前に咲く花はそのままご本尊様への供養の花の様です

庭のあちこちで静かに揺れて咲きました

かねてより計画していましたが

この日咲くかどうかとても心配でした

曇り空でも雨は降らずに

皆さま楽しく観察してまいりました

 

研修センター前の百合です

草の中でもしっかりと株が増えております

 

 

一周りしてから楽しくお昼を頂きました

私がだんだんと不自由になりましたので

お弁当を取って家の周りのふきを煮たり、きゅうりのかすもみなどで

簡単な昼食会です

久しぶりでしたので皆さま色々な花の育て方など

話は尽きません

 

人も来ぬ,奥山路のササユリの花,神や宿らん折らんと思えど、、万葉集

全くそのとうりです。採ってはだめです。

この花の美しさを思えば神様が授けてくれたのです

 

ササユリの,香を分かち合う,人のいる(そうです美しいだけではなくてその香りも又素敵ですらしいので) などなど

ササユリはその美しさゆえに俳句にも沢山よまれております

花ことばは上品、清浄、希少、純潔等等

春の計画、秋の種まき、草刈り、と

皆さま黙々と汗を流したきましたのは

ひとえに今日の日のためです

皆さまの努力が実った良い一日です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨に入りました

2023-06-11 14:29:48 | 旅行

梅雨は草木にとって雨の恵みの季節です

 

以前に伊吹山に植物の観察に行った折に

立派な「あざみ」と思って種を採って参りました

すっかり我が家に定着して立派な花を咲かせています

人間とは決定的に異なる

与えられた場所で精一杯に生き抜く逞しさ

又以前にも書きましたがここは昔 織田信長公の

薬草園だったそうです

う~ん山一つを我が薬草園にして長生するはずでしたのに、、、?

まっすぐに上を向いて咲く姿とその沢山の鋭い棘から

花ことばは独立、厳格、触れないで、だそうです

 

本格的な夏の訪れを待つ草木達です

裏庭のサツキに静かに降る雨も恵みの雨です

 

 

儚さと潔さを持った「なつつばき」 です

雨に打たれながらも間もなく来る夏を思って

静かに咲いております

幾輪も散っていて仁王様のあしもとを優しく飾っております

 

「バイカウツギ」も開花です

はるか向こうに見えます南アルプスの雪もすっかり溶けております

花の美しさは勿論ですがその香りが又良くて

花の名前の由来だそうです

花ことばは気品、回想とその香リで思い出が

呼び起こされるからだそうです

 

初夏の光を受けて逞しく花茎を伸ばして咲く

「すいかずら」 です

優しくて揺れていて初夏の爽やかな風を感じます

 

八重咲きの「どくだみ」 です

ドクダミは別名十薬とも言って色々な薬にもなるようです

この時期は一気に草木が成長する時でもあります

雨が続きますと鬱陶しくなりますが

この雨こそが草木を育て美し花を咲かせこる恵みの雨です

雨にぬれて咲く草木はつややかで輝いております

この地区はいつも程良い雨でありがたい事です

水は生命維持には欠かせませんが余り沢山も困ります

どうぞ今後も程良い雨でありますように、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眼に青葉

2023-06-03 17:31:41 | 旅行

つきひのたつのなんと早いのでしょう

 

荒さんの六月のカレンダーです

意味深いですね

殊に最近のあの事件を思えば

人にやさしくして初めて人から慕われるのでしょう

孤独ばかり言って自分ではどうだったのでしょうか?

この言葉を早く教えてあげたかった!と

しみじみと思うのです

京都では青もみじの観察会があったとのことです

 

 

 

 

 

私はこのニュースで我が家の青もみじをみにきて

もみじの下に敷物を敷いて草取りです

仰げばもみじの緑が美しくて

小鳥がひっきりなしにさえずって

なかなか楽しいのです

草取りもしっかりとはかどって、、

紅葉の紅葉とはまた違って

さまざまな草木が生き生きと生長する姿を見るようです

 

 

今年もまたりっぱにさ咲きました「あまりりす」 です

アマリリスの名前の由来は

古代ローマの牧歌に由来する美しい少女の名前だそうです

私はこの花の色が大変にお気に入りです

この大きさで真っ赤だったりするとちょっと、、、、ですね

因みにはなことばは

輝くばかりの美しさ、おしゃべりだそうです

 

再び「みやこわすれ」 です

この花には沢山歌に歌われております

やっぱりみんなが好きな花なのね

 

春に芽生えた恋心計画を練る夏の午後

終わらない秋を過ぎ手ぶらだった二人には

譲れない愛がある、、、、

、、、、、、   いつか消えゆく魔法でもいいよともに今を生きている

 

新聞で早やサクランボ狩りのニュースです

大きな木に一杯の実をならせてほったらかしのサクランボです

小鳥が集まってきて勝手についばんでいます

いいですね自然との共存支えたり支えられたりしながら

生きてゆけるのも又良いものです

 

 

 

昨日の雨は程良い雨で良かったです

「カルミア」二種です

昨日の雨で一機に咲きました

山野に静かに降る雨は

いつしか優しい霧雨になって辺り一面を濡らして行きます

そんな中でしっとりとした美しさで輝くように咲いております

北アメリカの原産で花ことばは

優美な女性、大きな希望だそうです

 

いままで周りに迷惑をかけないで生きたいと思っていたのですが

もみじの下で草取りをしながら

お互いに迷惑をかけたりかけられたりしながら

緩やかに支え支えられて生きていくのも大事かな?と

自分の体力の衰え?からしみじみと思うのです

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする