頂きます

『あまご「あめのうお｝』です
ご周知のごとく　あまごは静流が絶えず流れている
綺麗な河にしか生息できません　下の小さい方が雌です
言い訳に思えるかもしれませんが
このあまごは三年魚です
三年目の今年産卵して痩せて死んでゆきます
我が家では毎年バケツ一杯の稚魚を放流して
それがだんだん大きくなって幼魚になるのを楽しみにしていますと

産卵を控えた三年魚がお腹を空かせて
食べ盛りになりますので
見る見るうちに減ってきます

この産卵を前にした一番おおきくて
美味しい時期に頂かないのはあまりにも勿体ない事ですよね
両手を合わせて敬虔な気持ちで

「頂きます」　とはまさにあなたの命を頂きますです
私たち生きているものは
いつも他の命を頂いて自分の命をつないでいる
いわゆる食物連鎖ですよね
匂いもなく癖もなく脂も乗っていてまさに川魚の王様です
そしてあなたのい命を美味しく「いただきましたｔ
感謝の気持ちを添えて
いきなり生臭いブログになってごめんなさい
でもこのほうがあまごもうかばれるかも・・・・と勝手な言い分で？




　

野の花の香りの中で

澄みきった秋空に　映えて　揺れるように咲く
『ツル人参』別名｛ばーそぶ｝一説には　朝鮮人参と同じくらいの薬効がありますとかで
今はやりの健康ブームのためやたらと乱獲されてしまいました
でもそーとしておいてやれば
こんなに可愛いい花が咲きます
花を見る前に根迄掘られてしまって
花を見ることは滅多になくなりました






今世界各地で起きている　震災
被害に遭われた方に謹んでお悔やみ申し上げます
又その方々が前向きに懸命に生きておられる姿から
逆に励まされる私です
　「やましろぎく」や「さらしなしょうま」の
香りの中のんびりと榥をひろっている私
毎年同じことを繰り返して出来る事
一見ささやかで変わり映えしない退屈な日々は
いかに有り難い事かと痛感します
また当たり前と思っていたことが
決して当たり前ではなく
或る朝起きたら目の前の風景がい一変するなどという
恐ろしい目に遭うこともなく
凡そ半世紀を過ごしてこられました
この半世紀の日々は決して無為に過ごしたものではさなく

未熟な私に後をたくさなくては・・・と思う
義母の気持ちが何となくわかる気がする秋彼岸です

優雅に舞うあさぎまだらをただぼ～と

真っ白にリスの尾のように咲く『サラシナショウマ』です
この花には早くから豹紋蝶が沢山寄ってきました
でも此の頃は羽が痛んでボロボロになって哀れを誘うものがあります





それは九月一六日の午後の事です
私達はず～っとあさぎまだらの飛来を待っていました
なかなか御天気が定まらないので
遠出する蝶にとっては
羽が命だからこんな御天気のはっきりしない時はこないのかも・・・・？

でも　「ふじばかま」　は今日が満開だし・・・と心配していましたら
突然三十羽程群れてきました
余りの事に友達と日と場所をメモしようなどと言っていましたが
蝶たちもお腹が空いているようで
花の蜜をすうのに夢中の様子で
何時でも手にとれり様な所に有りましたが。。。
これから長旅をするたいせつな羽と思えば
何も出来ません
こんなに身近にあさぎまだらを
じっくりと観察したのは初めてでした
私たちはただぼ～とするのみでした
そのうちに雨がぽつぽつと降り始めんました
私たちも家に入ってそれぞれのカメラを見せ合いましたが
動くものを写すのは大変です
とにかく午前中から来客の多い日でした

秋草風に揺れて

ふんわりと延びた曲線の先に地味な小花を付ける　『雄花・水引草」
秋を代表する花です



これに「りんどう」を添えて床前に飾れば
いつも間にか寄り添って
すっかり馴染んで
少しも仰仰しくなくて落ち着いた秋の野山の
雰囲気です
しかしどこか寂しい気持にさせられます

春に咲く花は命の躍動を感じて華やかですが
秋に咲く花は　厳しい寒さ暑さを乗り越えてようやく
花開く時をむかえたのですが・・・・・

お詫びと

前回のブログで大きな同じ写真が２枚もはいってしまいましてなかなかきえません
大変失礼を致しました

大きなレースフラワーのように咲く「ししうど」です
真白な花は美しくて　清潔な感じがして
野に有ってもよく目立ちます
セリ科の植物の様でその様な香りがします



地に這っても木によじ登っても逞しくて嫌われ草「ぼたんずる」

これもこんなに綺麗清楚な花が咲きます
以前　個人の薔薇園でこのアーチを見ました
今頃はどんな姿になっているのでしょうか・？と

香りを含めて想像しています
何も薔薇でなくっても香りがよくてきれいなら・・・と
そのアイデアに感心したものです