山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

花はだれのもの?

2017-06-28 18:07:50 | 日記

ササユリはどのはなも美しいのですが<・・




ササユリとしましては珍しく五輪も花を付けました
う~ん豪華できれいではありますが
やはり一~二輪位の方がこの花に似あっているように思ますそして・・



これは又一寸変わった赤みを帯びた変種とでもいうのでしょうか?
特に芯の部分が濃い色をして長い年月を経てこのようなかわったはなが産まれて
この地に住み着いたのでしょう・・・そしてある朝





このような穴がぼこぼことあちこちに見られました
もうこうなりますとササユリが却ってストレスとなりました
繊細なこの花が今エネルギーを
一番必要としてさいているさなかに
他所に移されてはたしてだいじょうぶ?と心配です
広い境内地を守ることは兎に角皆様の倫理観にたよるしかありません
花ははたしてだれのもの?
私を支えてくれている家族や環境素晴らしい自然等
あらゆる生命に感謝して守っていこうとする気持ちが皆さんが持てばこんなことはないはず・・・
誠に残念!

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一日が静かに終わったことに感謝して

2017-06-24 13:40:28 | 日記
日中は真夏日の様な暑さですが


「オオマツヨイクサ」です
儚い一日花ですが
大きいめの花に長い雄蕊や雌蕊が
美しい人のまつ毛にも似ているようにおもいます
翌日の午前中位までは綺麗で見られます
この花が開くころになりますと
一日が静かに終わっていくことに感謝します



モリアオガエルの卵です
家の前の池のほとりの枝に産卵しました
梅雨が始まる頃にこの白い泡から
子供が生まれて池の中に落ちてゆくようです
カエルの声も夕方には涼しく聞こえて良いものです
元来せっかちな性格の私はこの声を聞きますと
怪我もなく何とか今日無事にすごせたのかな?とホッとします
夜になりますとその日の心のざわめきも
何もなかったかのように全てを飲み込んでいくのだから・・・と





「やまおだまき」と「あざみ」 です
道端で良く見かける背の高い素朴な花です
種のおかれた場所を定めと決めて
可憐に咲いていますずっと以前から有って
誰からも愛されるおなじみの野草です





「なるこゆり」と「いわべんけいそう」です
どちらも庭の片隅で自分の花を精一杯に咲かせています
まだ七月というのに日中のこの暑さ
季節が目まぐるしく動いていくようにおもえます
しっかりして付いていかなくては・・・・・と
本格的な真夏を前にして気を引き締めています

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心ずかいに励まされて

2017-06-16 14:49:36 | 日記
六月に入るとすぐから 「ササユリの開花はいつ?」と
問い合わせが有ります
ササユリにつきましては今までの経験と温暖化から
十日頃からと自信を以て応えてきました
ところがここにきましていがいに寒くて
なかなか咲きません



十五日の午後やっと開花しました
う~んこの美しさと品と香り誰もが好きになるはずです
十三日にササユリ会を開催ましたが花が一輪も咲きません
恐縮していますと「みんなの元気な顔が見られて良かった」とか
[はがきの値上げ前にと思って早く出しぎた」からなどと
皆さんが慰めて下さいました
まさに花の持つ優しさからでしょう
代わりにと言っては失礼ですが


「信濃ナデシコ」が満開ですそして
 


この時期ならではの「山しゃく」も咲き始めています



あじさいでは一番早い「こあじさい」も
木陰で淡い水色の花を咲かせていました



儚いたとえにも使われます「なつつばき」 です
一日花ですがはかなさゆえになお美しい気がします
ササユリには早すぎけれど
他の花の写真が沢山撮れたと写真好きのSさんもにこにこしていました
大失敗の日でしたが皆様の優しさで何とか無事に
過ごす事が出来ました

とにかく私の粗相を皆さんがかばって下さってなんとか楽しい日となりました
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さりげないひとこと

2017-06-10 10:19:01 | 日記
梅雨入りの蒸し暑い日に



『バラの花が綺麗に咲いたから」と友が
花束にして届けてくれました
彼女ががどれほど苦労をしているか知っている私は
「せっかくここまでさかせたのに」と
言いますと「私はこの花束を作っている時 幸せをかんじるの」とニコニコ顔です
その言葉を聞いた私は思わず友の顔を見つめました
今まで見たことのない美しいと感じました
花屋さんで作るような物ではありませんが
何処のよりも美しいバラです





若葉も日を追うごとに力強く
緑が濃くなって自然の中で息ずく樹木の素晴らしさを
あらためて感じられる季節になりました
「カルメン」と「ももいろやまぼうし」 です




穏やかな日々が続く事を願いつつ
若草のおりなす美しさに心を寄せて
「にっこうきすげ」と「みやこわすれ」です
ニッコウキスゲは
華やかな黄色で生命力にあふれています
みやこわすれは木立の中で静寂な木漏れ日を浴びて楚々と咲いています



三国志で有名な楚の国の項羽の愛妻で世界三大美人ともいわれす虞姫が
戦になった時夫の足手まといにならないようにと
自害したそうです その時そばに咲いていたといわれます
「虞美人草」この赤はその時の血の色とも言われるそうです
さすがに美しい花ですが儚さもかんじます
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花と残雪と・・・・

2017-06-03 16:43:44 | 日記
真夏日の様な気温がつづきます



真っ赤な花弁に黄色いおしべとめしべでみるからに
暑苦しくなるような花「つきぬきにんとう」です
遥かかなたに見えます南アルプスにはまだらに残雪見えます
寒かった真冬日を思い出して感慨深いものが有ります



山中深く群生している「二人靜」です
二人靜とは言っても2~5本くらい咲きます
良いですね何も手を加えないで咲いている山野そう
このような自然を残す事こそ
わたしたちのこれからの務めではないでしょうか



ある高僧のご廟に咲いていました「のばら」です
あまりに美しいので一枝頂いてきまして挿し木をしました
昨年ころから綺麗に花が咲くようなりました
場所が場所だけにいくつかのお寺さんにも分けてあげました
どこでもきっと美しく咲いていることでしょう
すごいですね千年の後にも人の心を癒してくれる花が御墓に咲くなんてさすがに・・・





もうおなじみの「クレマチス」と「かざぐるま」です
それぞれにそれぞれに美しさh有ります
かざぐるまは自生種で地味ながら良く頑張って咲いてくれています





毎日忙しくてなかなか花の名前が覚えられない私に
先生が「この花は解らんかのシラン」と覚えればいいんだにと教え下さいました
何時も一人で雑草追われて鬱々としているとき
「育てている花を見ればその人柄がわかる」と
と言って下さいました
私にはその言葉が励みとなって頑張ってきました
でももうこの身体では頑張れません
今では花を育てるどころか花に癒され育ててむらっています
花ばかりではなくて人生の師でありました
感謝しています
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