いろいろな意見がある。
いろいろなとらえ方がある。
誰かと議論する気はない。
自分が「そうだ」と思っているからだ。
「えっ、何の話か分からない?」
ご説明しよう。
ゆきたんくはあるDVDを手に入れて興奮していたのである。
ただね、ご期待に応えられないお方もいらっしゃるだろう。
今日の投稿のカテゴリーは「スポーツ」である。
そう、伝説の異種格闘技戦「猪木vsアリ」だ。
37年の時を経て、復活した闘いの模様を観れた
試合の評価は、散々だった。
それまでの駆け引きの中で「ルール問題」があったからだと言われている。
ゆきたんくは、この勝負は試合前に着いていたのではないかと思っている。
調印式をディナーショーという形でやったのも、衆目の中で調印させ逃げられないようにするためだろう。
この日までアリは様々な挑発を行っている。
それは、試合に対する格下への自信というよりは猪木を脅かして試合を回避するためだったのではないだろうか。
それでなければ、ルールの変更を申し入れるはずがない。
ニューヨークの調印式で、猪木「使わないでくれというのであれば・・・アリが」という発言をしている。
使わないでほしい技があれば言ってくれということだ。
それに対して、アリは「全て使ってくれ」と何回も言っている。
そして、調印式のこの場面の後の猪木の言葉がかっこいい。
「どうだ、これだけの中でやる度胸があるのかと」と右手にサインペンを持って通訳を促している猪木
アリは「イエス、アグリー(やってやる、醜男)」と言いながら暴れたため、ブラッシー押さえられている。
その間に猪木は2枚の調印書にスラスラッとサインした。
猪木「ペンが震えてらっ この野郎。」
確かにこの時のアリは息遣いが乱れ、ペンが震えていてうまく書けていない。
ただ、猪木は目の前のペンを使わずにサインペンを使った。
アリはペンを使って調印書に書こうとしたが、ペン先が引っかかっていたのかインクか出なかったのかうまくサインができなかった。
その後の言葉が、上の「ペンが震えてらっ この野郎。」だった。
その後サインペンでサインし直した。
調印式立会人の衆議院副議長の秋田氏もサインペンで書いていた。
このあたりの駆け引きは仕組まれたものかどうかは分からない。
ただ、どう見ても猪木が堂々としていた。
この時点で勝負はついていたのだと思う。