大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

ほんの小さな領域で

2018年03月10日 | 研究者の卵
このところ少し時間があったので、
色々なことを考えていました。

モヤモヤしている時は、とことん考えたいという性分です。

「迷ったときは原点に戻る」

という言葉をどこかで見かけました。
残念ながら、どこで見たのか思い出せないのですが、

先日、実務家としての自分の方向性が見えた時、
まさにその言葉がピッタリだ・・・と感じたのでした。

それが仕事として成立するのかわかりません。
でも10年以上もずっとそれを思っていたのだから
やりたいことなのだと思います。

実務家としても研究者としても
ずっと、シックリくるものを探していました。

結局、おぼろげな目標をもちつつも
すぐに「無理だ」と思いながら、ここまで来ていました。

躓くたびに自分は何をしているんだろう・・・?

と思っていました。

何となくやろうとしていることがあるけれど、
研究はとても時間がかかって、
本当にそれを社会に還元することができるのだろうか。

そもそも、その前に新規性って何だろう?
そんなもの見つけることができるのだろうか??

私は好きで今の仕事も研究も続けていますが、
そんな人間でも、全てを無意味と感じることがあります。

だから、自分なりの目標が欲しいと思っていました。
誰に聞くこともできません。
自分で見つけるしかないんだな、と思いました。

研究者としては、
ここから私が広い学問領域の専門家になることは無理でしょう。

社会人を長年経験してきて
時間的にそれは無理だと思うのです。

ただ、本当に本当に小さな領域の専門家にはなれるかもしれません。
私が今している研究分野の中で。

これは恩師が、その恩師から教えられた、ということで
アドバイスとして聞いた考え方です。

私の恩師も社会人を長年経験し研究者になったので、
そこに光を見出したという話は、とても励まされました。

時間があった最近の過ごし方を、
どうせなら、博論の執筆にもっと費やせれば良かったと
思わなくもないですが、
こうやって、自分がどこに向かおうとしてるのか、
考えて考えて見えてきたことは良かったと思います。

(自己満足な長文になってしまいました。
失礼いたしました。)
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