岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

泥んこ田圃と格闘中

2020年10月09日 | 百姓

令和2年10月9日(曇り)

今日は晴れの予報だったけど、1日中、曇り空でした。曇りで良いのです。雨さえ降らなければ。

毎日、稲刈りしていますが先日【2~3日)の影響で田んぼには水が浮いていて、圃場が緩くてコンバインが入ると泳ぐように走ります。深みはコンバインが嵌って身動きできなくなります。

本田圃場ですが、コンバインの向こうは豪雨前の圃場でほとんど抜かっていませんが、手前は圃場の色が変わっているように格闘後で圃場が荒れているのです。

豪雨前はこのように圃場が緩くなく綺麗に稲が刈れています。此れが理想なんですよね。

ところが100㎜もの豪雨の後はコンバインが走れなくなるほど圃場が緩くなってしまいました。8月から排水して圃場を乾かしていたんですが一晩でこの有様です。もともと、深い圃場だったんで排水作業は穂が出て花が咲いたら水きりをして排水していたんですが、その努力も一瞬で元の木阿弥ですね。トロトロの場所はコンバインを入れないで手刈りをしたんで時間がかかるし進捗が進まない。昨年だったら稲刈りはもう終わっていますからね。

今日はコンバインが3回も深みに嵌って、引き上げるのに時間が大分かかってしまった。ただ、深みに嵌っても自分で引き上げるスキルは付いて嵌っても怖くなくなりましたけど、そんなスキルは要らない。今期は豪雨以降、今日まで6回、嵌ったけど、1回目は近所の人のコンバインで引き上げてもらいましたけど、それ以降は梯子と板を使って自分で引き上げています。経験は強し!

今日はその他に、コンバインの脱穀胴が回らくなって農機屋に連絡したのですが、忙しくて来てもらえないので点検箇所を聞いて、確認したらエンジンからの動力を伝えるVベルトが外れていました。そこでベルトを掛け直して修理完了です。ベルトをみたら劣化が進んでいて切れそうなので注文しましたが来るのが月曜日らしいです。普通、農繁期は農機屋さんは休み返上で対応してくれるのですが、今週末は完全休養らしいです。農家はお天気と戦っているんで対応してほしいけどどうにもなりません。この土日にベルトが切れたら、そこで稲刈りは中断になりますね。切れないでほしい!

あーー!憂鬱だ!未だ、70アール残っているし、明日は倒伏圃場で引き起こすのが大変だし、最後は水が浮いている30アール圃場が待っているんで辛い。でも、いずれは終われるでしょう!ねぎの出荷作業が出来ないね。

直売所なんですが、朝5時に起きてねぎを掘ってきて根切り葉切りして皮むきして直売所に並べるのが6時半ころなんだけど最近、8時にはなくなってしまう。ジャガイモやサツマイモも並べてあるけど、それも無くなっていて粗一日、空の状態なんです。稲刈りで忙しく無ければ補充するところなんですが、稲刈りが忙しいのでどうにもなりません。まとめ買いの人がいてごっそり持って行ってしまう。今日は隣村の婆さんが自転車で来て根こそぎ持って行ってしまう。ねぎは風呂敷きで包んで荷台に括り付けて、前籠にはジャガイモを積んでいく。農産物が売れるのは嬉しいけど、多くの人に買ってほしいし、直売所が賑やかなほうが嬉しいけど、今は寂しい。

明日も稲刈り三昧です。

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