今日10月1日は国連が1991年に制定した「国際高齢者デー」です。

ドイツには日本の「敬老の日」のような高齢者に注目が集まる日は特にありません。
「国際高齢者デー」にも特に行事はなく、ドイツが高齢化社会に進んでいるというデータが発表される程度です。
今回発表されたデータによると現在ドイツには65歳以上の高齢者は590万人生活していて、
これは全人口の34%になります。
20年前、65歳以上の人は510万人だけでしたから、高齢化が進んでいます。
590万人のうち、4%だけが介護ホームやシニア向けケア付きアパートで暮らし、
それ以外の人はご自宅で生活されているそうです。
ご自宅で暮らされている方の3人にひとりは「ひとり暮らし」です。
ただ日本のように「孤独死」が話題にならないのは「家族に看取られることなく」ひとりで死を迎えることはそれ程悲惨なことではないとの考えがあるからなのかも知れません。
海外で「ひとり暮らし」になることへの不安が全くないと言うと嘘になりますが、
こればかりは自分ではどうすることもできないですからね。
「ひとり暮らし」になったら谷川俊太郎さんみたいに生きたいなと時折エッセーを読み返しています。
