普段は温厚な私ですが(もしかすると夫は別の意見があるかもしれませんが)、昨日は結構怒っていました。



理由を以下に記します。
現在世界中の科学者がCovid-19に有効なワクチンや治療薬の開発に取り組んでいます。

南西ドイツの大学町テュービンゲンにある製薬会社CureVac社が開発中のワクチンにも大きな期待が寄せられています。
ところが先頃トランプ大統領はこのワクチンの独占権を10億ドル(約1000億円)で購入すると申し出たということです。
そして開発されたワクチンはアメリカ国民だけが使用できるようにする意図だったとか。

いくらアメリカ・ファーストといってもこれには呆れるを通り越して怒ってしまいました。
また来年のカーニバルでも今年のように「悪人のトランプ張り子」が出現することでしょう。

このCureVacという会社は以前、テュービンゲン大学で生化学を学んだ学生2人が設立した研究志向型製薬会社です。
設立者のひとりが長年CEOを務めていましたが、2年前にボストンにある子会社の社長をしていたアメリカ人にその座を譲りました。
この人はハーバード大学でMBAを取得しており、自然科学畑出身ではありません。
この間の3月3日、他の大手製薬会社の幹部と共に突然ホワイトハウスに招かれ、CureVac社のワクチンについてトランプ大統領に説明したということです。
現在この人物はCEOの座を追われ、4日前から創設者が再び会社の舵をとっていくことになりました。
彼は「我々が開発中のワクチンは一つの国だけではなく世界中に向けてのものだ」と語っています。
これこそ科学者の気骨と夫共々、エールを送っています。
実はテュービンゲン大学は夫の母校で、夫は一般企業に入社するまで薬学部(夫の専攻は化学だったのですが)の助手をしていたのです。
真剣に読ませていただきました。
↓の記事で書かれてあるドイツがコロナ対策で重きを置いている2点は、日本と同じだと思いました。
仰る通り、終息には少し時間がかかりますが、何より大切なのは「命」です。
医療崩壊だけは避けなければなりません。
医療従事者、消防警察官などの子供たちのための臨時の学童保育施設、是非日本に真似てほしいです。
デュッセルドルフのある、またyokoさんもお住いのノルトラインベストファーレン州に感染患者が一番多いのも心配ですね。
またトランプさんはなんていうことを仰るのでしょう。呆れてしまいます。
このようなニュースは日本には伝わっていませんので、興味深く読ませていただきました。
コメントありがとうございます。
このところのコロナウィルス関連記事は情報発信というより、正確な状況把握をして自分自身の不安を払拭するための覚書のようなものなので、読んでいただいた方に「役に立った」と言っていただけるのはとても嬉しいです。
モンスターペアレントを持つ子どもの心境です。
トランプ大統領は場当たり的な発言や行動が多いですよね。
アメリカにはCDCという優秀な職員が従事する機関があるのですから、もう少し専門家の意見を傾聴すべきだと思うのですが。
先程テレビで報じていたのですが、米国ではCovid-19のワクチンの臨床試験が始まったということですが、開発されたらやっぱりアメリカ国民用になるのでしょうかね。
トランプのエゴイストぶりには辟易します。
YOKOさんの言われるコロナウイルスワクチンの
独り占め工作には呆れてものも云えませんでした。
ピンクの太った🐷のやりそうなことだとは思いましたが。
いま世界の指導者は、自国の事ばかりではなくリーダーシップを発揮してこの問題を早期に解決することです。人種差別によるコロナヘイトも世界的に広まっているようです。そんななか、冷静に落ち着いて振舞うことは、国民性にも表れてくるのでしょうか。
コメントありがとうございます。
トランプ大統領の場当たり的な行動に周囲は振り回されてしまいますね。
今度、アメリカ国民1世帯につき1000ドルを総花的にばら撒く見たいですが、そのお金でオバマケアのような公的医療保険を導入して、社会的弱者の救済を計ればよいのにと思います。
昨夜メルケル首相がテレビで感染拡大防止を国民に呼びかけました。
福島原発事故後、すぐにドイツで脱原発に踏み切ると発表した時のように毅然として頼もしく感じました。