四国の旅行記を綴ろうとしていたら、昨夜半の愛媛と高知での震度6弱の強い地震の情報に驚きました。
伊方原発は即刻停止するべきですね。
四国といえば八十八箇所の巡礼が知られており、今回は外国からの巡礼者にも多く出会いました。
今回は(もちろん車で)12のお寺に参詣しました。
第一番礼所の霊山寺を記す前に今回の旅行中一番圧倒された勝浦町の桜並木をご紹介します。
それでは第一番寺霊山寺の山門です。
第二番極楽寺から第五番地蔵寺までは近距離なので2時間以内に巡ることができました。
どのお寺さんか不確か(^_^;)ですが幾つかご紹介します。
見事な桜並木は第21番礼所太龍寺へ向かう途中、偶然通り過ぎた所です。
太龍寺へは現在ロープウェイが出来ていますが、以前の巡礼者は大変だったことでしょう。
最後は鳴門市にある坂東収容所跡のドイツ館です。
第一次世界大戦後中国の青島周辺にいたドイツ人兵士は捕虜として4500人ほどが日本各地の収容所に連れて来られました。
そのうち1000人が1917年4月から1920年3月まで3年間鳴門にある坂東収容所で生活していました。
この収容所の松浦所長は捕虜に対してとても寛大で収容所内ではかなり自由な生活ができ、新聞を発行したり食料も自分達で調達していました。
付近の住民との交流も盛んで住民に対してパンや洋菓子調理の講習会も行っていました。
ベートーヴェンの交響曲第9番の全曲演奏も日本で初めてこの坂東収容所で演奏されました。
演奏楽器も自分達で独自に製作したそうです。
坂東収容所については2006年『バルトの楽園(がくえん)』という映画が公開されています。
収容生活から解放された後も日本に居続けたドイツ人は60人ほどいたそうで、
そのうちのお一人がバウムクーヘンのユーハイムを始めました。
四国旅行記、次回は室戸岬から足摺岬までを綴ります。
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