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カーニバルと馬

2020-02-25 16:43:00 | 日記
新型コロナウィルスの感染が拡大しているイタリアではベニスのカーニバルの開催期間が短縮されたようですが、
ドイツではここ10日間ほど感染者数16人で変わりなく、そのほとんどが回復しているということもあり、
カーニバルが盛んなここラインラント地方では例年通り盛大に挙行されました。
ただ暴風が吹き荒れた日曜日はキャンセルを余儀なくされた所も多かったようです。
それに北イタリアから戻ったケルン市民が感染疑いで病院に隔離中とのニュースがあり不安もありましたが、
今日患者はコロナウィルスにもインフルエンザにも感染していないとの報道があり安堵しました。

カーニバルは先週の木曜日「女たちのカーニバル」で幕を開けました。
この日は市役所の鍵を取り上げたり、男性社員のネクタイを切ったり、そして男性にキス💋したりすると、女性の無礼講が容認されているのですが、コロナウィルスとインフルエンザ蔓延の折、「キスは控えるように」と保健局から警告が出ていました。




カーニバルは「バラの月曜日」と呼ばれる月曜日にクライマックスを迎えます。
ケルンではこの日68台もの山車が練り歩きました。
私はいつも「カーニバル新聞」片手にテレビで見物しています。



山車は日本のお祭りのように華やかなものではなく政情をあらわす政治家の張り子が多く登場します。
今年もアメリカ大統領は人気者です。



私はいつも可愛い子供たちを眺めています。
みんなとてもハッピーな様子で、紛争地域や難民の子供たちにもいつかこんな笑顔がもどってくることを願っています。




カーニバルには馬も参加します。
この間の月曜日には300頭が参加したそうです。
馬が暴れないように鎮静剤を打つことは禁じられているので、カーニバル開始直前に獣医が馬の様子をチェックして、
神経質になっている馬は参加させないようにしています。
カーニバルの喧騒に驚いて暴走したりすると困りますからね。
馬の蹄を保護するために道路にはおが屑が撒かれ、乗り手はマンホールで滑ったりしないよう馬上で気をつけるのだそうです。












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