先日ケルンのフィルハーモニーにコンサートを聴きに行きました。











昨年春にN響を聴いて以来です。
ケルンにも随分長いこと行っていなかったので、コンサート前に大聖堂やライン河まで足を伸ばしました。




開始前の会場です。
入場には接種証明書かコロナ陰性テストを提示し、演奏中はマスク着用です。


今回のオーケストラはドイツ連邦青少年管弦楽団と呼ばれています。
楽団員はドイツ全国から選び抜かれた14歳から19歳までの若手音楽家の精鋭です。
この管弦楽団は青少年音楽家の育成を目的として1969年に設立されました。
楽団員は全て学生なので演奏会は主に学校の夏休み期間に催されます。
今回演奏された三曲の中ではやはり最後のドヴォルザークの交響曲第9番《新世界から》が良かったです。

特に第2楽章【家路】であの馴染みのあるメロディーをイングリッシュホルンで演奏した女性奏者には
大きな拍手が寄せられていました。
今回は正面席ではなく舞台後方の席だったので女性奏者の背中の写真です。

ちなみに指揮者のElias Grandyさんのお母様は日本人です。
友人がお母様と知り合いだということで今回のコンサートへ誘われました。


友人はエリアス君が赤ちゃんの頃から知っているのだそうです。
演奏会中、彼の顔を見たいとわざわざ舞台後方の席を予約したということです。
音響はそれ程悪くなかったです。
ただ金管やティンパニーは席の真下だったので身を乗り出さないと見えませんでした。

ケルンの大聖堂もライン川も懐かしい。
我が家の夫もドボルザークの新世界は
大好きです。
私は、音に鈍感でちっとも覚えられません。
音楽に疎い日本人で終わりそうです。
コメントをありがとうございます。
そうそう、hibariさんのご一家はドイツを旅行された折、ケルンにも寄られたのでしたね。
コロナ禍や大洪水などで世の中が不穏な状況だと、大聖堂やライン河など長い間変わらないものを眺めると安心します。
第2楽章【家路】は小学生の頃いつも下校時に流れていた曲だったので当時のことが懐かしく思い出されました。