この間の月曜日はここラインラント地方のカーニバルが最高潮に達するローゼンモンターク(バラの月曜日)でした。

カーニバルの季節は11月11日に始まり「灰の水曜日」に終わります。
カーニバルというとヴェニスやブラジル・リオのカーニバルが有名ですが、ここケルンのカーニバルもおよそ100万人の観光客が訪れるといわれています。
ケルンのカーニバルの特徴はお祭りの衣装に軍服があることです。これはナポレオン軍にケルンが占領された時代があり、その頃の仏軍を揶揄ったものだといわれています。
大がかりな山車が60台以上も市内を練り歩き、チョコレートや花束がばらまかれ、それを集めるのはなかなか楽しいものですが、「お祭り」はやっぱり
日本のお祭りが好きです。以前見物した青森の「ねぷた」とか秋田の「竿灯」、京都の「葵祭り」ー もう一度訪れたいです。
今年はお天気に恵まれ晴天下のローゼンモンタークでしたがそれでも日中の気温は5度前後、寒さの中、震えながらの「お祭り見物」よりも、私は浴衣を着ての「七夕」や「盆踊り」が懐かしいです。
先日、ドイツのテレビで原発事故後、はじめて開かれた「相馬野馬追」の様子が映し出されていましたが、いまだに震災と原発事故からの復興があまり進んでない地域の人たちの伝統のお祭りの維持にかける熱気が伝わり感動しました。
いつかゆっくりと日本に一時帰国して色々なお祭りを見物するのが願いです。
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