気がつけばふるさと離れて34年

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ベーテルの古切手

2024-01-26 08:13:00 | 日記
我が家から車で2時間ほどの所にあるビーレフェルト市のベーテル地区は広さ3.5㎢の敷地内にほぼ2750人の障害者と健常者が共に住む「福祉の町」として知られています。
ここには入所する障害者の住居と病院などの建物が40、事務所や郵便局などに勤務する人の住居を合わせると建物は500以上になります。
ここの総合医療施設のモットーは「施しより仕事を」で障害がある者もない者も共に働き生活をしています。
仕事のひとつが「古切手収集の仕分けと発送」でベーテルの私書箱に世界中から使用済みの切手が送られてきます。



この施設ではロシアのウクライナ侵攻直後にキーウ近郊の2歳から17歳までの重度の障害者111人を引き受けました。



1993年には(当時の)天皇皇后両陛下がドイツをご訪問された際、美智子皇后陛下ご自身のご希望でこの施設を訪れられました。



各地区の教会には切手収集ボックスが置いてあるのですが、今回は寄る時間がなかったので少量ながら郵送しました。


綺麗な日本の切手は重宝されると言うことです。
集まった切手は125人の作業者により選別仕分けされた後、セロファン紙に入れられ販売されて、施設の収益金になります。



コメント (2)
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