昔、同じ先生のところでピアノを習っていた友人が故郷にオーケストラを作ろうと奔走しています。





現在はチェロやヴァイオリンなどの弦楽器を弾ける人を養成しています。
地元の小学校では「ヴァイオリン体験教室」を開いて音を出す喜びを体験してもらって、
ちびっ子団員を集めているようです。
練習会や体験教室の報告、演奏会の案内などに目を通すのを楽しみにしています。
昨日のチェロのレッスンは全国植樹祭に天皇皇后両陛下がご臨席されたことで交通規制がある中、無事終了したようです。
三陸リアス海岸に因んでリアスオーケストラと名付けられています。


4月の一時帰国で奇跡の一本松が立つ復興祈念公園を訪れた時、
一体何本位の松が植樹されたのだろうと思ったのですが、4万本だったのですね。



昔、この辺りは7万本の松が繁る美しい松原だったのだと感慨深く思い出しています。
今育っている松の幼木がかつての光景に戻るのは50年後だそうですが、
松原を守る会の理事長さんのお言葉のように
私も50年後に風になって空を吹き渡りながら復興した松原を見たいです。
リアスオーケストラもその頃には素晴らしい演奏を聞かせてくれることでしょう。